今日は,日本機械学会 2012年度年次大会の最終日,11時15分から「先進工作機械技術」のセッションの座長をすることになっていたため,講演論文の予習をするために,早めにホテルをチェックアウトして,9時には会場に到着しました.しかし,談話室では予習もそこそこに,もっぱら金沢工業大学や金沢大学の先生と談笑していました.学会の談話室に居る時間は,本当に短く感じるから不思議です.何気ない会話の中に,色々な情報が埋め込まれているようで,本当に勉強になります.もしかしたら,談話室での議論が,一番学者らしいかも知れません.
11時15分から始まったセッションの発表4件は,OpenCAMカーネル,非回転工具による加工結果に基づいた5軸制御マシニングセンタの運動精度測定,パイプフレーム構造ベッド工作機械の熱変形制御,電気防錆加工のための水浄化手法など,正直申し上げて「ごった煮」の状態でしたが,考えてみれば,私はこのセッションのオーガナイザーでした!セッションの内容を制御できなかったオーガナイザーの自分に,絶望です… しかし,どの論文の内容も独創的で,座長の私自身も大いに勉強させていただきました.質疑応答も活発で,良いセッションだったと思います.
セッション終了後,会場を後にし,市内にある神社を三つほど参拝しました.最初に参拝したのは,会場に向かうバスの中から,広坂の停留所の近くに見えて気になっていた 「石浦神社(いしうらじんじゃ)」 です.金沢市最古の神社ということですが,拝殿の様子からもそのことが伝わってきました.拝殿は,今日の参拝でナンバーワンでした.
次に参拝したのは,「金沢の地名発祥の地」という 「金沢神社(かなざわじんじゃ)」 です.拝殿が工事中で騒がしかったのが残念ですが,御朱印は,今日の参拝でナンバーワンでした.静かになった頃に,再訪したいと思います.
最後に参拝したのは,市内で一番有名な 「尾山神社(おやまじんじゃ)」 です.独特の三門ならぬ「神門」は,金沢市のシンボルにもなっています.境内も見所いっぱいで,存分に楽しませていただきました.しかし,石川県指定名勝となっている「神苑」を見学するのを忘れた! また来なくてはいけません… 皆さん,寺社でパンフレットを頂いたら,その場で熟読しましょう!
2時間ほどの市内散策を楽しんだ後,17時5分小松空港発の飛行機で帰京しました.非常に充実した3泊4日の出張でした.今のマインドを長い期間維持できるように,前向きに進みたいと思います.
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