が,今日18日の 『日々のことば 本田宗一郎「夢」』 のことばでした.『天才とか聖人とかいわれる人を除けば、人間はみな似たり寄ったりの能力と感情の持ち主である。特権意識を持つに値するほどの人はまずいない。我も人なら、彼も人。この人間平等の意識が お互いの道徳心を高め、住みよい社会をつくる。』 という解説が添えられていました.このことばの言わんとすることは,「力や地位を極めたと勘違いして他人を見下げたりしてはいけない」 ということの他に,「人のやることに,上限や下限はない」 ということだと思います.
ひとつひとつのことは,時間をかければ,誰でもできることなのかも知れませんが,人間のリソースと時間は限られていますから,誰もが自分のやることを選択して専門家となり,生業としているのではないでしょうか.人が自分よりも劣っていると感じても,それは選択したものが違うだけなのではないでしょうか.今は自分の時代かも知れませんが,未来はどうなるか分かりません.思い上がってはいけない.
反対に,実際に出来る人がいるのですから,出来ないことを正当化してはいけません.むしろ,自分にも出来るハズだと思いたい.誰にでも出来るというレベルの高い平等の意識が,さらに住みよい社会をつくるのではないでしょうか.しかし,全てを出来る人間になんかなれるハズはありませんから,結局,今日のことばに帰着してしまいますが(笑)
2012年9月18日火曜日
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