平成24年10月27日土曜日は,日本機械学会 「第9回 生産加工・工作機械部門講演会」 に参加するために,秋田県立大学 本庄キャンパスに行って来ました.滞在先のホテルからパスで移動するときに見えた鳥海山が綺麗でした.場所が変わると,見える山も変わります.出張したときの楽しみの一つです.
午後一の特別講演は,「グローバル化と人材育成 ―国際教養大学の挑戦―」 という題目で,国際教養大学の学長先生が講演されました.『グローバル化と国際化』,『「知の鎖国」と日本の大学』,『「国際教養」教育のすすめ』,『国際教養大学の在り方と挑戦』,『大学経営の特色』.一般教養が人格形成の基盤になっているということ.やっぱり,教育は甘やかしていいけないのだなと強く感じました.でも,一般教養を身につけるのは,個人的な問題だと思います.一般教養は行動を拡げ,専門知識は行動を深める.自分が進みたい方針に合わせて,取捨選択するべきものだと思います.ただ,最近の教育は専門性が強調されすぎているような気がします.色々と考えさせられる内容でした.
午後のセッションで,研究室の修士1年のKK君が,「産業用ロボットを用いた研磨作業の自動化(切削用NCデータを利用したロボットプログラムの作製)」 という題目で論文発表を行いました.正式な学会での発表は初めてでしたが,出だしから早口で,明らかに緊張している様子でした.色々と教育的な質問をいただきましたが,まともな回答をしていませんでした.帰京したら,今後のことをについて確認しなければなりません.でも,彼は経験したことは生かせるタイプなので,今回の発表はよい経験になったのではないかと思います.
夕方からの懇親会では,秋田の地酒が大量に振舞われました.明らかに足りない料理に見切りをつけ,ほとんどの時間,日本酒コーナーに張り付いて日本酒を堪能していました.秋田の地酒,なかなかのものです.良い一日でした.明日も期待大です.
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