今日は,精密工学会2013年度春季大会の二日目.「金型加工・生産技術」 のセッションの座長をするために,朝から慣れない南武線⇒東急目黒線の満員電車に揺られ,8時20分に講演室に到着,講演の別刷りを見ながら予習をしていました.9時から始まったセッションは,質疑応答が活発だったので,座長としては,ずいぶん楽をさせていただきました.自分自身にも新しい気付きがあるなど,とても良いセッションでした.部屋に居るだけで勉強になる.やっぱり,学会はいいものです.
14時30分からは,代議員として定時社員総会に出席しました.詳しいことは書けませんが,相変わらず学会の運営は厳しいようです.会員数の減少.論文投稿数は激減.カンフル剤として,中小企業をターゲットにしたキャンペーンを張るらしいですが,中小企業の方が投資効果に対してはシビアですからね.それよりも,学会らしく論文を中心にしたコミュニティの再構築を考えた方がよいと思います.そう言えば,最近,精密に論文を投稿していないなぁ…
贈賞式の後,16時35分からは,東京工業大学地球惑星科学専攻 教授 井田茂氏の特別講演 「銀河系に充満する地球型惑星,そして系外生命の可能性」 を聴講しました.銀河系だけでも,地球型惑星が何千個とあるそうです.地球外生命体は,確実に存在するように感じました.地球を奇跡の星と考えること自体が,地球人の思いあがりなのかもしれませんね.
18時からの懇親会では,学会でしか会えない地方の先生方と歓談しました.4月から,在外研究員としてスイスに行く先生.4月から,メーカーを退職して我々の仲間になる人.人生の選択は色々ですね.現状がよく分からない時は,とにかく動いてみることだと思いました.今年度の学会は,これで終わり.いよいよ,新年度に突入です.
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