まず最初に訪れたのは,日本三大天神社の一社と称される 「荏柄天神社 (えがらてんじんしゃ)」 後から知ったのですが,ここの本殿は重要文化財指定です.とにかく,とっても古いのだそうです.実は,鎌倉の寺社のほとんどは,それほど古いものではなく,江戸時代後期以降のものだそうです.地震や火災,天災や人災から数百年,逃れることがどんなに難しいか.鎌倉の寺社の沿革から理解することができます.
次は,室町時代の皇室である 「護良親王 (もりながしんのう)」 を祀る 「鎌倉宮(かまくらぐう」 を参拝しました.正直,私は護良親王のご由緒を,よく存じ上げませんでした.今回の参拝を機会に,色々と学ばせていただきました.どんなに不利な立場であっても,親や仲間を思う気持ち.当時であれば手伝わせていただきたいぐらいです.
鎌倉具参拝の後,西に戻るうような形で,ある真言宗泉涌寺派の寺院である 「覚園寺(かくおんじ)」 を参拝しました.このお寺の本殿の参拝は,一時間に一度,500円の参拝料.しかし,絶対に500円払って,50分の参拝ツアーに参加するべきです.御本尊の薬師如来を安置してある薬師堂を見ると,その堂々とした姿に,思わず溜息が出ます.説明してくれる方の解説も懇切丁寧,1分10円,迷うことはありません.
覚園寺参拝後,鎌倉宮に戻ってから東に進み,「瑞泉寺(ずいせんじ)」 を参拝しました.そして,ここでも 「鎌倉三十三観世音」 の御朱印が欲しいことを伝えるのを忘れ,御本尊の御朱印をいただいてしまいました.とっても奥まった所にあるお寺なので,参拝はほとんどハイキングみたいになってしまうのですが,また来ないといけません(笑)
境内に向かう左が男坂,右が女坂.明らかに違う雰囲気に怯んで,誰もが右の女坂に進んでしまうようですが,実は,男坂も大したことはありません. |
石の庭園.鎌倉の寺の庭園は,質実剛健的なものが多いような気がします. |
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