以前,「m-shige's log: 教育は多面差し」 という投稿をしましたが,今年の多面差しは,佳境に入るのが早くなりそうです.
これまでは,ある程度の結果が出てから,論文作製作業に移ることを許していたのですが,論文をチェックする段階になって,色々な問題が判明するということが多々ありました.発表の直前に致命的な問題に気づいてしまったら,とっても不本意な内容で審査をクリアしなければなりません.
口頭による報告は,聞き逃すことがありますが,文章による報告は,何度も読み返すことができます.読みながら,変だな? 足りないな? などと感じたところを本人に確認することによって,論文だけでなく,研究そのものの完成度も向上します.
というわけで,今年から,どこまでやるか見えてきたら,概要のフォーマットで,字数にこだわらず,書けるところまで書かせることにしました.〆切までに書くのであって,〆切まで書くということになってはいけませんからね.
今年度は,学部と修士の卒業生8名全員を,春の学会で発表させることにしました.昔は当然のことだったのですが,いつの日からか,指名した学生だけ発表するようになっていました.やっぱり,諦めてはいけないんですね.
「研究という冒険は続く。」
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