2018年11月3日土曜日

JSME RC279 第4回研究分科会

 今日は 「第29回 日本工作機械見本市(JIMTOF2018)」 の3日目,昨日に続いて朝から東京ビックサイトの東地区を見学しました.来場者数速報によると,会期初日と2日目の来場者数は,それぞれ26,629人と39,309人だったそうです.今日は登録者数から4万名を超えると予想されていました.実際,記憶にないほどの大入りで,大変な熱気に包まれておりました.

 今日の午前中は,始めにソフトウェア関連の知り合いを訪ねた後,昨日あまり詳しく見ることができなかった工作機械メーカーのブースに立ち寄って,色々と説明を聞くことができました.大変勉強になりましたが,講義に反映するのは難しそうですねえ.

 13時からは会議棟7階の701会議室で開催された 「JSME RC279 第4回研究分科会」 に参加しました.今回はすべて海外の方から3件の話題提供がありました.
 最初に,「台湾における工作機械技術の動向とレーザR-testの5軸マシニングセンタの精度測定への応用」 という題目で台湾の国立虎尾科技大学の学長先生が講演されました.ソフトウェアを含んだシステムを,きちんと実用しているところが素晴らしいと思いました.
 続いて,「Composites in High Speed Machine Tool Application」 という題目で,COMPOTECHの社長が講演されました.カーボンファイバーを工作機械の部品に使用することによって,軽量化→動特性の改善を図るという内容でした.これは工作機械の講義に反映することができそうです.
 最後に,「Metal Cutting Monitoring Solutions」 という題目で,Marpossの方が講演されました.小さなセンサを一つ取り付けるだけで,色々な現象をモニタリングできることに驚きました.ビックデータ&IoTの潮流に乗ったシステムだと思います.
 最後の2件については,明日,実際にブースを見学して復習したいと思っています.

 分科会終了後は,1階で開催された日本工作機械工業会主催産学連携特別企画 「工作機械トップセミナー」 の懇親会に参加しました.電通大から参加してくれた学生がいてよかったです.何人かの方とお話ししましたが,元気が出る話はなかったなあ.まあ,自分も明るい話題を提供していないので大きなことは言えませんが.

 明日の日曜日も,ビックサイトで過ごす予定です.

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