「Fukushima 50」を観た翌日となる先週の日曜日,原作とされる門田隆将氏の「死の淵を見た男」を購入して読み始め,昨日,読了しました.大変読みやすい文章で,後半は一気に読み切りました.基本的に,取材した人の体験談をもとに,事実を書こうとしていると思いました.筆者の言いたいことは,最後の「おわりに」に,もっと言いたいことは「文庫版あとがき」に書いてあるような気がします.非常に配慮して構成されていると思いました.
映画の感想にも書きましたが,この小説を読んでも色々な人が,色々な考えを持つと思います.映画や小説のレビューを見てみましたが,自分では思いも寄らない考え方あることを知って驚きました.でも,これでよいのだと思います.私自身も今回のことで,福島のことをよく考えるようになりました.そういうきっかけになれば十分だと思います.
毎年3月11日に,宮城や岩手の被災地に「ふるさと納税」をばらまいているのですが,今年から福島の町も加えることになりました.そして昨日,その町から「純米酒・林檎酒飲みくらべセット」が送られてきました.ちょうど自宅の日本酒が切れたところだったので,次回から投入することになりそうです.
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