修論審査の提出物はクリアされましたが,卒論発表については今週が修羅場となっています.今日が卒論本体の〆切でしたが,これまでの過ちを繰り返すような状況です.
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殺伐とした机上の風景 |
論文を書くなんてことは,彼らにとって初めてのことだと思うので,仕方がないとは思うのですが,ぶっつけ本番に付き合うのはちと辛い.どこかの研究室みたいに,卒論の前に学会の秋季大会などで発表させれば,卒論なんて余裕のよっちゃんイカでクリアできるとは思いますが,いきなり専門家の大海に投げ込むのも可哀想だしなあ…
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インスタントコーヒーの消費量急増 |
機会を与えるということは,相手にとって良い場合もあれば,悪い場合もあると思います.負荷を与えて伸びる人もいれば,潰れる人もいる.反対に,伸びる準備が出来ている人に負荷を与えなければ,その人は伸びる機会を失うことになる.
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床屋でもらった黒い稲妻 |
しかし,大学は学ぶ人を伸ばすところだと思うので,伸ばさないという選択は不自然だと思います.というわけで,私は学生に負荷を与えるという方向で研究室を運営することにしました.ただし,突然言われた学生が混乱することがないように,きちんと段階を踏んで進めることが大事だと考えています.
とりあえず,卒研生は全員,精密工学会に入会させて,3月の春季大会の時に開催される「学生会員卒業研究発表講演会」で発表させることは確定だな.これは,明日の新人顔合わせの時に申し渡しておくことにしよう.
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