平成28年10月23日(日)は,日本機械学会の 「第11回 生産加工・工作機械部門講演会」 の二日目でした.会場の 「名古屋大学 東山キャンパス」 に行く途中,真言宗智山派の別格本山 「大須観音(おおすかんのん)」 と 「八事山 興正寺(こうしょうじ)」 を参拝して,腰痛の快癒を祈念しました.
11時半からは,OKUMAの技術本部 本部長の方の特別講演を拝聴しました.「これからのものづくりを支えるスマートファクトリーとスマートマシン」 来月のJIMTOFの前に最新の話題提供は難しいというお立場でしたが,オークマのスマート化の取り組みを丁寧に解説されていました.
3次元CADで設計したモノは,本当に作りたかったモノになっているのだろうか? 大学の演習でやらせているような簡単な機械部品ならまだしも,曲面で構成されるような複雑な形状を,設計者のイメージどおりに定義できているとは思えません.CADでなんとなく出来たものを,「こんなもんだろう」 と流しているだけではないだろうか.きちんとしたものづくりについて振り返る時期なのかもしれません.
お昼は,「広島市国際会議場」 を会場として,来年の11月13日~17日に開催される国際会議「The 9th International Conference on Leading Edge Manufacturing in 21st Century (LEM21)」 の 「第1回 実行委員会」 に出席しました.YMD実行委員長,とても気合が入っていると思いました.来年のM2と参加するのが楽しみです.
夕方に私用があったため,早めに帰京させていただきました.今回の学会は土日の開催となりましたが,良い点と悪い点がありました.良い点としては,仕事のメールなどの割り込みがないので,学会に集中できたことです.悪い点としては,このくたびれた状態で明日の月曜日を迎えなければならないことです.かつての自分は,外出や外泊を楽しむことができましたが,今の自分にとって,外出や外泊はカラダのメンテナンスを阻み,体調を悪化させる苦行になってしまいました.遺憾です.
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