「バーチャル加工で遊んでみよう！」の動画

　JIMTOF2010で実演する２つの力覚呈示装置を利用した工作機械操作インタフェイス，満を持して動画を公開いたします．

　今後は，実際に工作機械と連動させることが一番の課題です．色々と難しい問題が山積みですが，やりがいのあるテーマだと感じています．
　どちらのデバイスも，米国SensAble社製のPHANToM Omniですが，右のデバイスは「マグナム」と呼びたい．古いネタですいません．

バーチャル加工で遊んでみよう！

　先日このブログで，日本国際工作機械見本市 JIMTOF2010において，私の研究室が「簡単コンピュータ加工体験」と題して，卓上工作機械によるオリジナルキーホルダー加工の実演をすることを紹介させていただきましたが，今日は同じブースでの出展を予定している「バーチャル加工で遊んでみよう！」について紹介させていただきます．
「力覚呈示デバイスを使ったバーチャル加工システムです．両手に持ったペン・デバイスで，画面上の工具とリンゴを操作します．実際に加工しているような力覚も表現しています．上手にリンゴを加工しましょう！」
東展示棟１Ｆガレリア 東２ホール前 日工会ブースにて

　工作機械操作インタフェイスの研究対象として付加していた機能のうち，工具が切削できない箇所と未切削部分が接触したときのアラーム機能など，操作を制限する機能を外すなどして，娯楽性を追求したセッティングにしてあります．加工対象も，本来は機械部品なのですが，担当の学生達が工夫して，面白いものを考えてくれました．
　是非，JIMTOF会場で実際に操作してみてください．実行中の様子の動画も，近々YouTubeに投稿する予定です．