2017年9月30日土曜日

ヤクルトスワローズ VS 中日ドラゴンズ 第24回戦

を観戦するために,平成29年9月30日(土)の夜は 「明治神宮野球場」 に行ってきました.ベイスターズファンの私ですが,神宮球場でのベイスターズ戦のチケットを確保するために,スワローズのファンクラブ 「Swallows CREW」 にも入会しています.入会特典としていただいた 「外野自由席入場券」 が未使用のまま残っていて,ちょっともったいないと思ったので,観戦してみることにしたというわけです.

 スワローズの最下位とドラゴンズの5位は確定していて,今後の試合結果は順位には何も影響しないので,球場はガラガラだろうと思っていたのですが,外野席は両チームのファンでほぼ満員,内野もそれなりに埋まっていました.日本のプロ野球ファンは,本当に素晴らしいですね.選手の皆さん,ファンを大事にしてください.
 ヤクルトは,2016年のドラフト1位・寺島投手がついに一軍デビュー! 未来のエース候補の初マウンドを目に焼き付けておこう! というファンがいたのかな? 対する中日の先発は左のエース 大野でした.平田もビシエドもゲレーロもいない中日のスタメンはちょっと寂しかったですが,1番のルーキー 京田,3番 藤井,4番 福田などは油断できない選手だと思っています.今日の試合でも,この3人は存在感ありました.

 寺島は,初回に4番 福田の2ラン,2回は1番 京田のタイムリーで4点を献上,とっても不安な立ち上がりでした.それでもヤクルトは3回,3番 山田哲人のタイムリーと4番 バレンティンの3ランで同点に追いつく! 外野席のヤクルトファン,大いに盛り上がりました!!! しかし寺島は,直後の4回に無死一,三塁からピッチャーの大野に簡単にスクイズを決められてしまう.点の取られ方が悪すぎるなあ,と思ったらやっぱりここで交代となりました.しかしヤクルトもその裏,1番 坂口の犠牲フライですぐに同点に追いつきました.これは非常に大きかった.その後はヤクルト中継ぎ陣と大野の投げ合いで膠着状態に.7回を5失点で降板した大野の後を継いだ祖父江が,8回裏に坂口に2点タイムリーを浴び,9回をルーキが締めてゲームセットとなりました.

 ベイスターズ戦の時のような弾けるような感情はなく,特典の場面でも淡々としてしまいました.相手が2位の阪神や4位の巨人だったら,もっと燃えたかもしれません.でも,試合の内容はとっても面白かったので,大いに気分転換できました.来年の特典チケットも,有効に利用したいと思います.

2017年9月29日金曜日

第66回IJAT編集委員会

 今日は,第66回IJAT編集会議に出席するために,都営新宿線小川町駅から徒歩4分のところに移転した 「富士技術出版株式会社」 の会議室に行ってきました.各号の特集企画に関する議題は淡々と進んだのですが,問題は本ジャーナルの悲願とも言える Science Citation Index(SCI)の審査状況と対策の案件でした.
 非常に難しい問題です.やはり,投稿数を増やして,ジャーナルを通じて定期的に議論するコミュニティを構築することが大事だと思います.そういう意味では,自分が担当している型技術のミニ特集は,毎年1月に掲載されることが定例となっていて,今後は半年に1度のペースで掲載することになっているのですが,1回あたりの掲載数が4,5編という規模では,とてもコミュニティとは言えません.でも,なんとか定着している企画のひとつなので,しっかり育てていきたいと思います.

 会議後にIJAT論文賞2017授賞式が行われた後,近くのベルギー料理&ベルギービールの店で食事会となりました.「ヴェデット・エクストラ ホワイト」「ステラ・アルトワ」 と,本場ベルギーの味わいを直輸入樽生ビールで体感しました.
リエージュ風 温製サラダ
ムール貝の白ワイン蒸し
牛頬肉のベルギービール煮込み
シコンのハム巻きクリームグラタン
ブリュッセル風ワッフル&バニラアイスクリーム
 日本ではムール貝には白ワインという人が多いかもしれませんが,私はベルギーでムール貝ときたらビールだと思っております.白ワインで蒸したものに白ワインではおかしいと思う私がおかしいのでしょうか? まあ,要するに美味かったということです.ありがとうございました.

教員慰労会2017秋

 平成29年9月28日(木)の夜は,京王線布田駅から南に歩いて5分,フレンチをベースに独創的な料理からフランスの家庭の味まで楽しめるビストロな店で,専攻の同僚と一緒に料理とワインを楽しみました.今回から新たに1名が加わり,話題も増えて,大いに盛り上がりました.
鮮魚のカルパッチョ(ヒラメ)
椎茸のブルニギョンバター焼き
鮮魚のポワレ(真鯛)
スペアリブのオーブン焼き
小松菜とあおさのりをクスクスで和えました。
山形豚のグリエ(約300g)
 予算や出張の話を聞いて,みんなスゴイなあ,と思いました.18時半から始まったのに,気が付いたら23時を過ぎていました.久しぶりに時が経つのを忘れるという経験をしました.次は年末に忘年会かな? 話題も更新されそうで,今から楽しみです.

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2017年9月28日木曜日

工作機械関連研究者と日工会役員との懇談会2017秋

 工作機械関連研究者と日工会役員(会長・副会長・委員長)との懇談会に出席するために,平成29年9月27日(水)の夜は,「東京 芝 とうふ屋 うかい」 に行ってきました.これまでは田町の料亭で開催されていたのですが,その料亭が廃業となり,今回からこのとうふ屋が会場になったとのことです.
 今回は,大変な悲しみにまみれてしまい,日本酒を飲みすぎて完全な酩酊状態に.帰宅までの記憶があいまいです.料理やお酒がかわいそうです.

2017年9月26日火曜日

私の仕事スタイルについて

 私は,メイルで依頼された仕事で,すぐに済みそうなものであれば,すぐに処理して返信することにしています.メイルも頻繁にチェックしているので,私に仕事を依頼した人で,私の返信が一番だったという人は少なくないと思います.

 私の仕事スタイルは,午前中はこれ,午後からはこれ,夕方はこれ,自宅ではこれ,という具合に,いくつかの案件を回しながら同時に進めていくというものです.その美しいドライビングモールの中に汚く粗末なボールを巻き込むのは大嫌いなのです.なので,つまらない仕事は瞬時に弾き返すことにしているというわけです.

 一方,じっくり取り組むことになったボールは,なかなかモールから出てきません.それこそ,期限いっぱいまでぐるぐると練り込まれながら進んでいきます.そして締切直前にゴールラインを越えてダウンボール,無事にトライとなるわけです(最近は相手が手強いのか,自分の鍛錬が足りないのか,サイドラインぎりぎりになることが多いですが...)

 なので,私に仕事を依頼された方は,締切が近づいてもなかなか出てこないという場合でも,ゴールに向かってボールがジリジリと進んでいる状況を想像しながら,静かにお待ちいただければ幸いです.ご理解のほど,どうぞよろしくお願い致します.

 結局,仕事が遅いと思われているであろう自分に対する自己弁護です(笑) とにかく,今持っているボールにしっかり向き合っていきたいと思います.

2017年9月25日月曜日

網戸よ、こんにちは。

 私の居室や研究室のある棟の窓には,網戸が付いていません.夜に風を入れようと窓を開けると虫が入ってくるので,エアコンを使わざるを得ませんでした.本学の教員や職員には節電が要求されているのですが,その要求に応えることが難しい状況でした.

 居室に網戸を付けて欲しいと,これまでに何度もつぶやいてきたのですが,反応があるハズもありませんでした.すっかり諦めていたところ,同じように網戸の必要性を感じていたらしいKGS先生から共同発注の提案があり,結果的に4研究室相乗りで工事できることになりました.
 教員の私だけが網戸の恩恵に預かるということでは,研究室の士気にも影響すると思い,学生の居室の4つの窓にも網戸を取り付けることにしました.合計5枚の網戸を導入することになりましたが,かなり工事費用を節約できたと思います.

 業者の現地調査や詳細寸法測定を経て,今日の午後13時30分より工事が行われ,1時間半ほどで全ての網戸の設置が完了しました.

 快適であります.網戸で弱まっているハズなのに,入ってくる風がスガスガしく感じられるのはなぜなんでしょう? 夕方に窓から見えた景色も,これまでになく美しく感じました.おそらく,長年にわたる悲願を達成した充実感から,自然に湧いてきた感情だと思います.

 窓の外側を掃除できなくなったことは遺憾ですが,それ以上のメリットを日常的に感じるだろうと思います.これから居室で過ごすのが楽しみです.

2017年9月24日日曜日

仕事をした気になるということ。

 昨日の土曜日は大学に行って仕事してました.金曜日まで学会で不在にしている間に,ちょっとやっかいな案件のメイルが幾つか来ていたので,まず,それらを片付けた後,来月の5日が締切となっている依頼原稿に取り掛かりました.途中で昼食を買いに行くついでに野川まで散歩しました.すっかり涼しくなって,秋の気配を感じました.

 途中の割り込みなどは一切無く,仕事に集中することができました.やっぱり,土曜日の大学は最高だと思いました.同時に,土日や深夜に居室で漫然と過ごしただけで,自分は仕事をしたと勘違いする怖さも感じていました.

 確かに仕事は進みました.自分のペースで気持ちよく作業ができただけであって,爽快感みたいなものもありました.でも,大事なのは滞在時間に見合った成果が出ることです.成果がなければ,自分が気楽に過ごせる場所で滞在を楽しんだだけになってしまいます.

 というわけで,私は土日に仕事する時は,平日以上に目的意識を持って作業するようにしています.こういう考え方が,若い時は出来ていませんでした.正しく若気の至りでしたが,このようなムダな刻を経て,今の考えに至ることが出来たのだと思うことに致します.

サイパン旅行(四日目: さよなら,サイパン)

 平成29年9月11日(月)はサイパン旅行の四日目,15時過ぎのデルタ航空の便で帰国することになっていました.ホテル発の送迎バスは13時10分ということだったので,午前中はどこかに行くこともできたのですが,せっかくのリゾートホテルなのだからホテルでの滞在を楽しみながらゆっくりしようということになりました.

 素晴らしい砂浜でした.一生,忘れません.


 この日までの三日間,基本的に曇天で,時々晴れ間が覗き,時々スコールという感じで,南の島を思わせる天気ではありませんでしたが,この日は朝から眩いばかりの晴天となりました.天気に恵まれなかったと思われるかもしれませんが,二人とも天気に恵まれたと思っています.もし全日晴天だったら,どんなに日焼け止めを塗っても火傷で大変なことになっていたと思います.明らかに認識&準備不足だったのですが,本当に幸運でした.

 最後は,帰国の準備をしながら,部屋の窓から見える海を見ていました.まったく飽きませんでした.

 3泊4日のサイパン旅行,最高でした! ダウンタウンのガラパンは予想していたより閑散としていましたが,人混みが苦手な私にとっては 「◎(ニジュウマル)」 でした.次にサイパンに来る機会があったら,同じホテルに泊まって,プライベートビーチでスノーケリングを思う存分楽しみたいです.

サイパン旅行(三日目:太平洋戦争について考えた)

 平成29年9月10日(日)はサイパン旅行の三日目,「サイパン島内観光&ショッピングツアー 歴史・戦跡コース」 に参加しました.朝から雨が降っていましたが,ツアーの内容には問題ありませんでした.

1)バンザイクリフ(プンタン・サバネタ)
 サイパン島北端のサバネタ岬とラグア・カタン岬の間の断崖.太平洋戦争末期,追い詰められた日本人が 「バンザイ」 と叫びながら身を投げたことから 「バンザイ岬(クリフ)」 と呼ばれるようになりました.
 この岬が1000を超える死体でいっぱいになったということですが,現在の綺麗な岬の様子からは想像することができませんでした.戦争と平和の大きなギャップを痛感しました.

2)ラスト・コマンドポスト(バナデロ)
 マッピ山の崖下にある戦跡.太平洋戦争時の日本軍の砲台や戦車が残されており,「日本軍最後の司令部」 と言われているトーチカがあります.トーチカの内部を見学しましたが,両側面には直撃弾が貫通した穴があり,穴の向こうの光が印象的でした.
 敷地内には,日本政府によって建てられた 「中部太平洋戦没者の碑」 があります.他にも,沖縄や韓国の犠牲者のための慰霊碑があり,軍人以外の人が犠牲になったことを伝えていました.

3)スーサイドクリフ(ラデラン・バナデロ)
 標高249メートルのマッピ山は,南側のなだらかな斜面とは対象的に,北側は切り立った断崖となっています.太平洋戦争末期,南から攻めてきた米軍に追い詰められた多くの日本兵がこの断崖から飛び降りて命を断ちました.バンザイクリフ同様,戦争の悲惨な歴史が残る場所です.

 以上で戦跡が集中しているサイパン北部を後にして,バスはガラパンに移動しました.

4)シュガーキングパーク(砂糖王公園)
 サイパン島日本統治時代,さとうきび栽培を基にした 「製糖業」 で成功した 「松江春次(砂糖王)」 の銅像がある公園.園内には,昭和60年に再建された 「彩帆香取神社」 がありました.
 神社に掲示してある当時の街の地図を見ると,沖縄から移住してきた人達を中心にして,賑やかな日本人街が運営されていたことがよく分かります.そんな街も戦争で壊滅してしまい,今では当時の様子を知ることはできません.

 シュガーキングパーク見学後,T-ギャラリアにて解散となりました.ランチにしようと,目標としていたチャモロ料理の店に行ってみたところ,日曜日は夜だけといことで閉まっていました.とほほ.モリシゲ,三日間の不覚...orz
 しかたなく,アカデミー賞受賞映画 『フォレスト・ガンプ』 をテーマにしたアメリカン・シーフードレストランでシュリンプを大量にいただきました.

 食後,腹ごなしを兼ねて東の 「American Memorial Park(アメリカ記念公園)」 の方に歩いていきました.園内では大量のアメリカ国旗を設置する作業が行われていました.この時は,何かお祭りでもあるのだろうかと思いましたが,翌日,これは9.11のためのものであったことに気が付きました.16年前の当時,ハワイで残留邦人になった身としては ⇒「m-shige's log: ハワイ残留邦人の思い出」,9.11のことをすっかり忘れてサイパンに居た自分に絶望するばかりです.

 妻の提案で,バスでホテルまで移動する途中に海側に見えていた人工的な小山に行ってみることになりました.今日のガイドの人の話では,前のゴミ集積場で,いっぱいになったので公園に整備され,今は街の人の憩いの散歩コースになっているとのことでした.アメリカ記念公園から30分ほど歩いて 「PEACE PARK」 の山頂?に到着,360度の眺望で,沖には前日に遊びまくったマニャガハ島が見えました.

「PEACE PARK」 を下山?して記念公園に戻り,ビジターセンターを見学しました.入場してすぐに,記録映画を観せてもらえました.見たことのない映像もあり,大変勉強になりました.展示も,写真や資料の他に音声による説明もあり,とても工夫されていました.戦争当時の現地の人の日本人に対する気持ちが様々で,色々と考えさせられました.


 ガラパンの街で土産物を買い込んでホテルに戻り,夜は 「アロマテラピー」 を希望した妻に付き合って,「ARCヘルススパ」「リフレックス(つぼ)マッサージ」 を受診しました.「Rock(岩)」 とか 「Solid(つまってる)」 とか言われてしまいました.どうやら,私の身体が硬いという評価は万国共通のようです.

 長文で物語るように,大変充実した一日でした.