2012年1月21日土曜日

さらば,C棟

 今週,電気通信大学の東地区にあるC棟の解体工事が本格的になりました.解体工事と言っても,東西にある大講義室だけ壊して,その場所に講義棟を新築するということなので,中央にある4階までの教室は残るのですが,この棟の特徴だった階段教室が無くなれば,昔のC棟の面影は消えてしまうでしょう.この階段教室で,哲学などの人文科目を受講していた学部生時代のことが,懐かしく思い出されます.
 昨年,このC棟に関連する話題を投稿したことがありました ⇒ m-shige's log: 電通大と学生運動.このとき,現在の東地区で,私が入学した平成元年の時のまま残っている建物は,本館とC棟,東地区の一番奥にあって現在は東34号館と呼ばれている旧生協食堂周辺の建物ぐらいだと書きました.しかし,既に本館の耐震工事が着工していて,おそらく,かなり様子が変わるだろうと予想されるので,いまだに現役である保健管理センター以外で残っている建物は,旧生協食堂,旧生協購買部(2階に喫茶リサがありました),旧学生会館ぐらいとなりました.ちょっと,寂しいですね.

2012年1月20日金曜日

蕎麦屋原田でコースを楽しもう!

今日の夜は,Facebook友達と一緒に,私が贔屓にしている調布の手打ち蕎麦の店で新年会を楽しみました.Facebookでイベントを立てて集まった参加者は14名にもなりました.これだけの人数になると,店も他のお客の相手ができなくなるので,必然的に貸し切りとなります.蕎麦屋を借り切ることは,私の感性に反するのですが,今回は仕方ありませんね.以下,3名以上からのコース料理のおしながきです.
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・三品お通し
(鰊の棒煮・いたわさ・そば味噌)
・そばいなり
・田楽
(こんにゃく・そば団子)
・手作り豆腐
・鴨の燻製
・そばの実のきのこ雑炊
・天ぷら
(車えび・南瓜・そらまめ・茗荷・舞茸・アスパラ・オクラ・スナックエンドウ)
・手打ち蕎麦
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 ずっと定番のそば味噌と,昨年末に初体験した鴨の燻製は,酒の肴として必修科目です.絶対に,外せません! そばいなりと,そばの実のきのこ雑炊は,初めて食べるものでしたが,どちらもなかなかの味でした.そばいなりは,出来れば定番メニューとして提供してくれると嬉しいです.
 皆さん,製造業に関係している人ばかりなので,ものづくりに関する話題が多かったようです.私自身は,業界の裏事情のようなものを聞かされて,少しがっかりしてしまいましたが,皆さんが料理を楽しみながら,笑って会話している様子を見て,主催者として安心いたしました.今度は,新蕎麦が出るころに企画したいと思います.


関連ランキング:そば(蕎麦) | 調布駅布田駅

仕事の責任とは?

今日の夕方,九段下にある精密工学会の寄り合いに行くために,15時ごろ調布駅に向かったのですが,人身事故の影響で京王線が遅延していたため,定刻ぎりぎりの到着となってしまいました.
 寄り合いの後は新年会ということで,居酒屋とカラオケをはしごして11時半ごろ京王線新宿駅に到着したところ,明確な説明はありませんでしたが,京王線はまだ遅延していました.想定外だった超々満員の電車にノロノロと揺られて調布に着いたときには,完全に次の日になっていました.我が家では,午前様になるとならないとでは,大違いなのです.どうして遅れているのかまったく説明がなかったので,きちんと説明してもらおうと改札横にある事務室に向かったところ,同じようなことを考えた人がいたらしく,係員に執拗に食い下がっていました.順番待ちということで,しばらくやり取りを拝聴していましたが,遅れた理由と責任の所在を明確にして欲しいということだと理解しました.長引きそうな様子だったため,別の係員の人が私に要件を聞いてきたので,「遅延証明書をいただけますか?」と言ったところ,ハイハイという感じで明らかに情報量が不足している遅延証明書を,あっと言う間に発行してくれました.
 今週は外出が多く,その度に京王線を利用させていただきましたが,遅れなかったことは一度もありませんでした.いつものことだと諦めようとしましたが,ちょっと頭にきてしまったので.ささやかな抵抗ではありますが,今後は遅延のアナウンスがあった時には,かならず遅延証明書を発行してもらい,それをコレクションしようと思っております.

2012年1月18日水曜日

ブログ,Twitter,そしてFacebook

2008年8月から,ブログを始めました.どう見ても内向的な性格の私が,どうしてブログを始めることになったのか,自分でもよく分かりませんが,なんとなく感じていた閉塞感がトリガーだったような気がします.内容は,研究室,学科,大学のイベント,学協会での活動,家庭での出来事など,日記のようなものが中心ですが,他愛のないことを飾らずに書いたものの方が好評のようです.これまで,特に投稿できない理由がなければ,毎日投稿するようにしています.公開するとなると,きちんとした内容にしたいと考えます.そのため,記録することを重視するなど,以前よりも日々の出来事に真剣に向き合うようになりました.また,ブログに書けないようなことをするのは止めようとも思うようになりました.ブログは,自分の日常を記録するだけでのものではなく,道標にもなっているのです.今では,ブログのない日常は考えられません.

 2010年2月から,Twitter を始めました.ブログをするようになってから,自分をオープンにすることに抵抗を感じなくなっていたので,気楽に始めることができました.登録直後,ブログのコメントなどで交流していた,鉄工場を経営する女の子を描いた漫画「ナッちゃん」の作者である「たなかじゅん」先生がフォローしてくれました.これをきっかけに,たなか先生と交流していた中小企業の皆さんが,私をフォローしてくれるようになりました.過去に一緒に仕事をした方との交流を再開することもでき,そういった人達を通じて新たな交流も生まれました.ものづくりに関わる人達を中心としたすばらしいコミュニティを構築することができ,私のかけがえのない財産となっています.

 2011年5月から,Facebook を本格的に使い始めました.まだまだ十分に使いこなせてはいませんが,それなりに楽しく,有効に活用しています.Twitter とは異なり,各自がプロフィールをきちんと公開し,相手の素性を理解したうえで友達になって交流する Facebook は,やはり安心です.嬉しいことが色々ありましたが,まず,出会った人との交流を継続できるようになりました.正直に申し上げて,私は人の名前と顔を覚えることがとても苦手です.名刺を交換しても,すぐに相手の顔を忘れてしまい,次にお会いしたときに大変な失礼をしてしまうことがあります.しかし,相手が Facebook をやっていれば,お互いに友達になって,さらに交流を深めることができます.

 Twitter や Facebook などの SNS を利用してきて感じたことは,自ら情報を発信することがいかに有益であるかということです.ホームページによる情報発信は必須ですが,それだけでは受身だと思います.自分の考えていることを,相手に直接伝えることができる SNS は強力なツールです.Twitter から始まった私の SNS 活用も,現在の主力は Facebook に移行しつつあります.しかし,不特定多数の人に広く周知するという目的には,Twitter の方が向いていると思います.これからも,うまく使い分けていきたいと考えています.

 最後に,ブログの投稿に「+1」,Twitter ではフォロー,Facebook では「いいね!」を,よろしくお願いいたします(笑).

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 上の文章は,私が 型技術 2012年2月 第27巻 第2号 16頁のリレーエッセイ[パンタグラフ]に寄稿したもののオリジナルです.雑誌に掲載されたものは「である」調で書かれていますが,「です,ます」調が私本来の文章です.自分のことばで語りたかったので,掲載させていただきました.

2012年1月17日火曜日

日本金型工業会東部支部 新年懇親会

に参加するため,今日の夕方は上野公園にある上野精養軒に行って来ました.昨年末,この集会への招待状が送られてきたときは,あまりの唐突さに困惑しました.おそらく,Facebook で交流している中小企業の皆さんが推薦してくれたのだと思います.本当に,ありがたいことです.
 懇親会の前に,特別講演会が16時から開催され,政策研究大学院大学の橋本久義先生が,「円高・増税・放射能に負けるな。日本の中小企業の底力」 というテーマで講演されました.大きな声と見ぶりで,大変歯切れのよい講演でした.①野田佳彦総理に対する大きな期待,②世界中の製造業が中国に吸収されて消えていったが,中国では賄えない複雑・高級・精密・面倒な需要は,製造業が消えた欧米諸国では対応できないため,日本に殺到するだろうという予想,③電気自動車よりもハイブリッド車の方が有望,などの話題が印象に残りました.
 17時30分から始まった新年懇親会には,私がFacebookで交流している社長さんは,ほとんど参加されていませんでした.何人かの知り合いの方と賀詞交換させていただきましたが,金型ユーザー,工作機械メーカー,CAD/CAMベンダー,出版の方がほとんどで,金型メーカーの方は少ないように感じました.少し,寂しかったです.
 帰りに上野駅まで歩く途中で,色々なライトアップが綺麗だったので,寄り道しながら帰りました.よく考えてみると,上野を歩くのは15年ぶりではないでしょうか.今度,昼間に遊びに来てみるのもいいかもしれませんね.

2012年1月16日月曜日

型技術協会Facebookの日

今日の午後は,横浜馬車道にある型技術協会事務局に行って来ました.昨年末の理事会で承認されたFacebookを利用した協会の広報活動を立ち上げることが目的でした⇒ m-shige's log: 型技術協会 第3回理事会
 まず,事務局職員の方のアカウントを登録した後,そのアカウントから「型技術協会」のFacebookページを作製しました.続いて,私のアカウントから協会のFacebookページに「いいね!」をして,私を管理人として追加した後,私の友達を協会のFacebookページにガンガン招待しました.すると,1時間も経たないうちに「いいね!」の数が25を超えて,あっさりユーザーネーム(ユニークURL)を取得してしまいました.

 型技術協会Facebookページ: http://www.facebook.com/jsdmt

 早速,事務局の二人に「型技術者会議講演論文募集」や「型技術協会技術賞募集」のアナウンスを投稿してもらいましたが,操作の様子も問題なさそうで,立ち上がりは好感触です.まだ,協会のメールマガジンと同じ内容を投稿しながら運営方法を模索している段階ですが,受信型のWebサービスとは異なり,発信型であるFacebookの強みを生かしたサービスを提供できればと考えています.まだ,何も加飾していないシンプルな状態ですが,これから勉強して見栄えのするページにしてきます.皆様のご支援のほど,よろしくお願い致します.

2012年1月15日日曜日

責任なき戦場

 昨日,平成24年1月14日土曜日から始まっていた大学入試センター試験が終わりました.本学でも全学をあげて対応に追われました.今回から新しい試験方法が導入されましたが,全国各地の試験会場で,問題冊子の配布ミスや解答用紙の回収遅れなどのトラブルが続出したようです.本学では大きなトラブルはなかったということで,本当によかったと思っています.それにしても今回の試験方法,色々と考えがあっての変更だったとは思いますが,ちょっと,ね… せっかく作った問題が可哀想だと思いました.
 まったく関係のない話ですが,あるメーカー企業が,多様化するニーズへの対応やコスト削減のために,適切な機械や工具を導入し,人員もきちんと確保して,生産を開始してみたところ,作業指示が現場と乖離した内容だったために,現場が混乱してしまい,顧客の満足度が向上するどころか,結局,組織の予算と人員を消耗させただけだった,というような話があったとか,なかったとか.
 話はもとに戻りますが,今回の大学入試センター試験の総括に注目したいと思います.久しぶりに,ノモンハン事件やインパール作戦の戦史ものでも読んでみようかなぁ.