2017年2月24日金曜日

誰にでも与えるものがある

が,24日の 『【日めくり】2017年版 日々のことば 「松下幸之助 衆知」』 のことばでした.『人は誰でも、かけがえのない特質をもっている。知恵ある人は知恵で、力ある人は力で、やさしい心の人はそのやさしさで、みずからの特質を生かし、他のために尽くしたい。自分には与えるものが何もない、ということは決してない。』 という解説が沿えられていました.英訳は,"Everyone has something to give." でした.

 今の研究室で,他のメンバために何もしていないという人は一人もいないと思います.基本的に,みんなやさしいですからね.やさしい心の人は,困っている人が居て,自分が助けられることであれば,自然に助けてあげられるものです.知恵や力を持っていても,やさしい心がなければ,他人のためにそれらの特質を使おうとしないかもしれません.そういう意味では,一番大切な特質はやさしい心なのかもしれませんね.

2017年2月23日木曜日

我が家のお疲れ様会

この店の瓶ビールはアサヒのみ.減点30.
 卒業論文の指導に伴い,自宅で赤ペン先生,デフォルト不機嫌な私,妻にも大変な苦労をかけてしまいました.そんな妻を慰労しようという名目で自分も酒を楽しもうと企み,今日の夜は調布駅南口から徒歩1分,魚介は全国各地から毎日直送,漁師直結で鮮度が違う居酒屋で我が家のお疲れ様会を開催しました.
今日の直送な魚たち
今日のお通しはわかめでした.
サラダ春菊の塩昆布和え
どんこは煮付けでなく酒煮で正解!
水タコ唐揚げポン酢.グッときました.
たくあん涙巻き.乗っているのは山わさび.涙あふれた.
漁師のひとくちまかないめし

 じとっこの塚田農場と比べると値段は少し高めですが,お通しや日替わりメニューが毎回違うのでワクワクするような気がします.3ヶ月に度くらいは来るかもです.次回の日替わりメニューも楽しみです.
ここでも,マルタニ醤油アイス最中

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2017年2月22日水曜日

通り過ぎた後に(2回目らしい)

 年度最大の山場である卒業研究発表会も昨日で終わり,気分的に余裕が出てきたところで自分の身辺を見渡してみると,ペンディングした案件が山のようになっていました.処理してみたところ,どの案件も小さくて,やればすぐに終わるものばかりでした.気持ちに余裕がないと,こんな些細なことでも負担に感じるのかと愕然とした次第.もっと強くならなくてはいけませぬ.

 昼食後,銀行巡りのために学外に出た帰りに布多天神社に立ち寄り,昨日の発表が無事に終わったことに対する御礼参りをしてきました.境内は様々な色形の梅の花でいっぱいでした.昨日はまったく気が付きませんでした.気持ちに余裕がないと,こんなに綺麗なものも目に入らなくなるのかと愕然とした次第.本当に,もっと強くならなくてはいけませぬ.

 お昼にかかってきた電話から急遽対応することになったアポイント,これまでに記憶がないほどベストフィットな共同研究の申し入れでした.こんなに都合のよいことが,自分から何にもしないで,向こうからやってくるか? と,多角的なアプローチで悪いことを想像してみましたが,断る理由が一つも見つかりませんでした.まあ,進めているうちに不都合が出てくるかもしれませんが,真摯に対応したいと思います.

 ずっと今のような心持ちでいれば,ずっと良い仕事ができるような気がします.やっぱり,もっと強くならなくてはいけませぬ.

2017年2月21日火曜日

2016年度卒業研究発表会

 今日は,電気通信大学 情報理工学部 知能機械工学科の卒業研究発表会が行われました.通勤途中に布多天神社に立ち寄り,研究室の学生の発表が実りあるものとなるよう祈念しました.

 午前からの発表,発表自体は練習の成果もあり,まったく問題ありませんでした.やはり,違いが出るのは質疑応答です.指導教員の指示どおりやっているだけでは,自分の考えなど持てるハズはありません.卒業研究の1年だけでは,研究のやり方を意識するだけで精一杯だったと思います.各自,今日の経験を生かして欲しいと思います.

 最後の組として,私の研究室の学生5名が颯爽登場.練習の時とは演台が逆勝手になってしまってパフォーマンスが落ちたようですが,無難に乗り切れたということにしましょう.

ビール券は瓶ビールに置換が常識.
 18時過ぎからは,新歓を兼ねた修論&卒論の打ち合げを行いました.4名の新人は研究室コンパ初参加となりましたが,4人ともお酒が強そうでよかったです.酒の力を借りて学生の本音を聞こうと思っていましたが,私自身が学科に巣食う問題に対する毒を吐いてしまいました.溜まっていたことを吐き出せるって,いいですよね?
今日のお題はピザトースト,みたいな?
日本酒を見据えた寄せ鍋
味噌鍋
HGS君プレゼンツの福岡の吟醸酒
埼玉のねっとりとした原酒
HND君プレゼンツの豚肉燻製.ベーコンが美味だった.
WTNB君プレゼンツのスイーツ
HND君プレゼンツのりんごなリキュール.
 よく覚えていませんが,よい飲み会でした.来月の追いコンも楽しみです.

2017年2月20日月曜日

2016年度卒業研究発表会 前夜

 明日の10時から,電気通信大学 情報理工学部 知能機械工学科の卒業研究発表会が行われます.私の研究室からは,5名の学生が今年度取り組んできた研究内容を発表することになっています.

 年明けからの彼らの頑張りは素晴らしかった.結果的に,言われたことをやらなかったという学生は一人も居ませんでした.みんな,やればできるんです.ただ,やるべきことを認識させるのが遅すぎたと反省しています.そして,やるべきことを高い精度で議論するには,文章でアウトプットさせるしかないと確信するに至りました.

 今日の朝,今年度の卒研生の特攻隊長であるHGS君と率直に意見を交換したところ,12月末までにA4で2ページの概要を提出させた方がよいということで意見の一致を見ました.今年度の研究室内〆切より1ヶ月も早くなりますが,こうしないとやるべきことが出てきた時に対応する時間がないのです.最低でも,これは必ず実行します.

 本当は,11月中に中間発表ができればと思っています.11月末に原稿〆切⇒3月発表というスケジュールの大会があると一番よいのですが,残念ながら所属している学会にそのような大会はありません.ならば,自分でそのような機会を作るしかない.ただ,内輪だけでやっても緊張感がないと思うので,やるのであれば他の研究室と合同で開催したいです.学外の研究室でもよいと思います.3月の春季大会で他大学の先生に打診してみます.

 忘備録のように反省点ばかり書いてしまいましたが,研究室の卒研生は私の方針に従って真面目に取り組んでくれました.きっとよい経験になったと思います.明日は,各自の10分間に集中して,悔いのないようにしてくれれば,それでよいと思います.明日の夕方に予定されている打ち上げでは,酒の力を借りて彼らの率直な意見を聞いてみたいです(怖い気もしますが...)

2017年2月19日日曜日

世界を動かす巨人たち <政治家編>

という,超人気ジャーナリスト池上彰氏による待望のシリーズ第1弾を読了しました.この本は,集英社のPR誌 「青春と読書」 の2015年7月号から2016年4月号に掲載された文章に,一部加筆・修正をしてまとめたものです.最近入手した 「青春と読書」 に掲載されていた <経済人編> が面白いと思っていたところ ⇒「m-shige's log: 読書情報誌にハマりそう?」,その前に掲載されていた内容をまとめた <政治家編> が発行されていることを知り,早速取り寄せて読んでみることにしました.

 取り上げられている政治家は,ロシアのプーチン,ドイツのメルケル,アメリカのヒラリー,中国の習近平,トルコのエルドアン,イランのハメネイの6人でした.ヒラリー以外は現時点で各国のトップですね.この本が発行された2016年4月の段階では,米国大統領選における各党の候補者は確定しておらず,トランプの名前も出てきません.できれば,池上氏によるトランプの解説も読んでみたいと思いました.

 大変ためになる内容でした.それぞれの人物の経歴だけでなく,各国の政治システムについても分かりやすく解説されています.入手当初は,各人物に対する理解が深まり,親近感みたいなものが湧くのではないかと思っていたのですが,読んでみたら一筋縄ではいかない人物ばかりで,反対に警戒心の方が高まってしまいました.知ると知らないとでは大違い.今後のニュースの見方が変わると思います.