2012年10月26日金曜日

第9回 生産加工・工作機械部門講演会 開幕前夜

 今日から,明日から秋田県立大学 本庄キャンパスで開催される日本機械学会の 「第9回 生産加工・工作機械部門講演会」 に参加するために,発表することになっている修士1年のKK君と一緒に秋田に来ています.昨年の震災以来,東北地方を訪れるのは初めてです.東北に行く機会が,自他ともに減っていることは間違いありません.

 秋田空港に着陸する10分ほど前に,綺麗な雪山が見えました.北側にカルデラのような部分が見えましたが,これはなんという山なのでしょうか? 読者で分かる方がいましたら,教えていただけると幸いです.

 秋田空港からリムジンバスで秋田市内に移動し,JR秋田駅から徒歩10分ぐらいの所にある 「久保田城」 を観光しました.今年初めての紅葉を見ることができました.このとき初めて,東北地方に来たのだということを実感しました.

 日が暮れてから,秋田駅から在来線で羽後本庄駅に移動し,駅近くにあるお好み焼きの店(?)で,きりたんぽ鍋をはじめとした秋田の食べ物を堪能しました.
「おきぎす」 個人的には,今日の料理で一番でした.
北陸の定番(?),「はたはた」
たくあんの燻製(?),「いぶりがっこ」

 明日からは,会場の秋田県立大学に缶詰となる予定です.充実した学会になるように気合を入れて臨みたいと思います.

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2012年10月25日木曜日

海外で働くということ

 昨日の夜のNHKのニュースで 「セカシュー」 なるものについて特集していました.最近,日本の就職状況が芳しくありません.本学の学生も,大分苦労しています.でも,日本で就職できなくても,世界に目を向ければ,働く機会や場所は,世界に目を向ければいくらでもある! 日本がダメでも,世界があるじゃないか! 最初から,世界で働くことを考えてみようよ! みたいな内容でした.なんて無責任な報道なのかと思いました.

 私は,担当している生産システム工学の講義などで,「そのうち,日本で働く機会や場所がなくなったら,戦前のブラジル移民のように,新興国に移民して,現地の人達と同じ条件で働かなければならない時代が来るかもしれない.」 と話してきました.でも,まだそのような時期ではないと思います.まだ今なら,日本の会社に就職し,その会社の看板を背負って,海外に出て活躍する機会があるハズです.

 確かに,たとえ駐在員よりも給料が安くても,責任のない立場で,日々の暮らしを楽しむという生き方もアリかも知れません.しかしその場合は,人生を現地の労働者として終えるだけの覚悟が必要だと思います.そのような覚悟のない人が行っても,現地に居場所を確立できず,日本にも帰る場所もなくなり,さらに不幸な結果になってしまうのではないでしょうか.日本の企業は,海外で働く気概のある若者を求めています.実際,海外に展開しようとしている大企業は,海外への駐在員が足りないということです.

 日本の若い人達,まず,海外で活躍する覚悟を持ってください.そして,気持ちが整理できたら,その気持ちを就職を希望する日本の企業にぶつけてください.必ず,海外で活躍する機会を与えてくれる会社と出会えるハズです.そして,世界を股にかけて活躍する,立派な 「日本人」 になって欲しいと思います.

2012年10月24日水曜日

プリンタには泣かされております(2回目らしい)

 自宅で使っているB社のインクジェット複合機が故障しました.黒がかすれて,ほとんど印字できません.インクカートリッジを新品のものに交換し,メーカーのWebコンテンツで指示されているとおり,ヘッドクリーニングとテストプリントを繰り返してみましたが,何度やってもダメでした.おそらく,印字ヘッドの問題だろうと思いますが,素人がいじっても不確実だろうと判断し,Webコンテンツから修理を依頼しました.費用は,修理金額と送料で 15,225円… うーん… でも,新しく買うより安く済むことは間違いないですし,印字以外の機能は問題ないので,修理した方が環境には優しいですよね.なんだか,今週の生産システム工学で講義した「ライフサイクル」について考えさせられてしまいました.それにしても,大学の居室で使っているレーザー複合機も今年になってから修理に出したし,最近,B社のプリンタには泣かされているなぁ…

2012年10月23日火曜日

ユーモアは心の接着剤

が,今日23日の 『日々のことば 本田宗一郎「夢」』 のことばでした.『ユーモアは、はじめて会った人間同士でさえ、百年の知己のようにしてしまう。ほのぼのとした幸福感とともに、万国共通のパスポートとして、言葉や習慣のちがう人間同士の心の窓までも開いてくれる。ユーモアをもっと大切にしたい。』 という解説が添えられていました.本田宗一郎氏が冗談を言っても,冗談と取ってもらえないことがあったのではないでしょうか(笑)

#【岩波書店 広辞苑第五版】によると,『ち‐き【知己】[史記刺客伝、予譲「士為知己者死」]自分の心をよく知っている人。親友。また単に、知人。「百年の―」「―の言」』 だそうです.

 まったく冗談を言えないような人とは,短期的な仕事をご一緒することはできますが,長期的は仕事は無理ですね.仕事とはいえ,ON と OFF が必要だと思います.まあ,私みたいに冗談ばっかり言っているような人間は,もっと真面目に仕事したほうがいいかもしれませんけどね(笑)

2012年10月22日月曜日

輝かしい鍋の季節(2012年度)

 昨日,両親からもらった野菜の中に,長ねぎと春菊が入っていたので,今日の夕食は鍋となりました.今年度,初めての鍋です.我が家は,夫婦で鍋が大好物なのです.これから来年の3月頃まで,おそらく,週に1, 2回は鍋を食べることになると思います.
 今日の具のメインは,消費期限ギリギリで半値になっていたという鱈の切り身でしたが,大変に美味かったです.長ねぎは溶けるように柔らかく,春菊も香り豊かでした.最後は残ったスープで,西友ブランドのcheapな「きしめん」を頂くのが,お決まりのコースなのですが,これがまたいいんです!
 今日は,長ねぎと春菊の半分だけを消費したので,明日の夜も鍋となりそうです.美味しい長ねぎと春菊があると,なんだか,週末限定としているすき焼きが食べたくなってしまって,困ります(笑)

2012年10月21日日曜日

両親の誕生日を天婦羅で祝う

 私の両親は,二人とも誕生日が10月なのです.今日は,二人の誕生日をまとめてお祝いしようということで,両親と私達夫婦の4人で,横浜駅前の 「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」 の8階にある日本料理の店で会食しました.このホテルは,妹夫妻が結婚披露宴を行うなど,我が家にとっては思い出の場所です.
 今年の5月に,生まれて初めて天婦羅をカウンターで食べたときの感動が忘れられません ⇒「m-shige's log: 天婦羅コースをカウンターで楽しむ」 料理人の人の仕事を見て,緊張感のある雰囲気を感じながら,揚げたての天婦羅を堪能する.何とも言えない充実を感じます.
 父は,天婦羅をカウンターで食べたことがないということでしたし,色々と好き嫌いの多い母も,天婦羅ならば何でも食べられるだろうということで,今日はカウンターで天婦羅のコースを楽しむことにしました.
 天婦羅は,各自,車海老+きす+穴子+2種類=5種類の魚貝と,3種類の野菜を選ぶことができました.個人的には,きすと穴子は必修,舞茸とアスパラは選択必修というところでしょうか.あと,野菜の天婦羅は塩で食べるのが一番だと思います.
 両親と天婦羅を食べながら,自宅で山のように揚げられた天婦羅を,ご飯と一緒にガツガツ食べていた学生の頃を懐かしく思い出しました.腹いっぱい食べるために,具材は,いか,玉ねぎ,ピーマンなど,安いものが多かったですが,また,あの頃の天婦羅を食べてみたいですね.でも,昔のように量を食べることはできそうもありませんが(笑)
 最後に,かき揚げの天丼を食べて,さすがにお腹いっぱいになりましたが,両親とも満足してくれたようで,よかったと思っています.次に両親に会えるのは,おそらく,正月になると思います.なんだか,正月の実家では,母が作った天婦羅を食べたくなってしまいました(笑)

能登国一之宮 氣多大社を参拝

 平成24年10月20日土曜日の午前中,能登国(のとのくに)の一之宮である 「氣多大社(けたたいしゃ)」 を参拝しました.金沢からJR七尾線に1時間弱乗って,羽咋駅で下車,バスが1時間以上なかったので,そこからタクシーを利用して15分弱で到着しました.タクシーは,高いですね.今回の出張では,ずいぶんタクシーのお世話になりましたが,もう,使いたくありません…

 三門(?)のところに巫女さんが立っていて,参拝の順序とお守りについて説明してくれました.この一之宮,Webを見れば分かると思いますが,実は結構さばけていて,最近は「縁結びの神」として人気のようです.授与しているお守りの解説が描いてあるリーフレットを,巫女さんから渡されるのですが,「きれい結び守」とか,「福縁的中守」とか,「良縁的中守」とか,「心むすび守」など,そのためのお守りが紹介されていました.

 境内にある建物は,どれも何とも言えない雰囲気を醸し出しています.やはり,一之宮は違いますね.

 奥に,「入らずの森(いらずのもり)」 という立入禁止の森があります.入口から覗いただけでも,神秘的なものを感じました.森の中にあるという「奥宮(おくのみや)」,いつか参拝してみたいです(多分,無理だと思いますが…)

 復路のバスが心配になるくらい不便なところに在りますが,交通の便などという俗なこととは無縁なのが一之宮であるということを実感しました.離島にある一之宮が結構あるのですが,いつか行けることを信じたいと思います.