2013年3月16日土曜日

妻の誕生日2013

 今日3月16日は妻の誕生日だったので,2人で都内のホテルのレストランでディナーを楽しみました.結婚披露宴をしたホテルのレストランで,これまで結婚記念日のある12月には利用していましたが,それ以外の記念日のために利用するのは初めてでした.すなわち,冬以外の季節に初めて利用したわけですが,メニューも春らしさいっぱいで,とても新鮮な気持ちで楽しむことができました.

誕生日記念でシェフのサービスという一品
旬のホタルイカのマリネと菜の花のオードブル
帝国ホテル伝統のダブルビーフコンソメ 紅白のロワイヤルを浮かべて
真鯛の塩釜焼き 桜の香り
香草の効いたブールブランソース
牛フィレ肉のポワレ
サワークリームの入ったジャガ芋のガレットと一緒に
苺の温かいデザート ジュビリー風

 個人的には,真鯛の塩釜焼きが一番だったかな? 今日は,お互いの今後について,本気で語り合えたような気がします.もちろん,お互い確固とした個人なので,すべてを受け入れるというわけにはいきませんが,許せるところは許し合って,充実した人生を過ごしていきたいものです.5月の私の誕生日も,ここで祝うことになるかもしれません(笑)

2013年3月15日金曜日

その日暮らしの業者


 最近,学科計算機室のリプレイスに絡んで,色々な機器やソフトウェアを導入したのですが,どの業者も納品後のサポートがあまりにもお粗末であることに,怒りを通り越して,絶望すら感じています.

 これまで景気が低迷していたため,リストラなどで人員が少なくなり,残った社員が大変だということは理解できますが,だからといって,そのしわ寄せを顧客に押し付けるなんて,言語道断だと思います.

 最近の業者は,売ることだけに注力して,売った後のことは眼中に無いのでしょう.メーカーから買ったものを流すだけならば,子供にだって出来ますよ.

 最近,プロ意識をもった業者が減ったように感じています.おそらく今後,同じ業者と仕事することはないでしょうね.こうして顧客を失っていくということに気が付かない業者に待っているのは,破滅ですな.

2013年3月14日木曜日

精密工学会2013年度春季大会 二日目

 今日は,精密工学会2013年度春季大会の二日目.「金型加工・生産技術」 のセッションの座長をするために,朝から慣れない南武線⇒東急目黒線の満員電車に揺られ,8時20分に講演室に到着,講演の別刷りを見ながら予習をしていました.9時から始まったセッションは,質疑応答が活発だったので,座長としては,ずいぶん楽をさせていただきました.自分自身にも新しい気付きがあるなど,とても良いセッションでした.部屋に居るだけで勉強になる.やっぱり,学会はいいものです.
 14時30分からは,代議員として定時社員総会に出席しました.詳しいことは書けませんが,相変わらず学会の運営は厳しいようです.会員数の減少.論文投稿数は激減.カンフル剤として,中小企業をターゲットにしたキャンペーンを張るらしいですが,中小企業の方が投資効果に対してはシビアですからね.それよりも,学会らしく論文を中心にしたコミュニティの再構築を考えた方がよいと思います.そう言えば,最近,精密に論文を投稿していないなぁ…
 贈賞式の後,16時35分からは,東京工業大学地球惑星科学専攻 教授 井田茂氏の特別講演 「銀河系に充満する地球型惑星,そして系外生命の可能性」 を聴講しました.銀河系だけでも,地球型惑星が何千個とあるそうです.地球外生命体は,確実に存在するように感じました.地球を奇跡の星と考えること自体が,地球人の思いあがりなのかもしれませんね.
 18時からの懇親会では,学会でしか会えない地方の先生方と歓談しました.4月から,在外研究員としてスイスに行く先生.4月から,メーカーを退職して我々の仲間になる人.人生の選択は色々ですね.現状がよく分からない時は,とにかく動いてみることだと思いました.今年度の学会は,これで終わり.いよいよ,新年度に突入です.

2013年3月13日水曜日

精密工学会2013年度春季大会初日

 今日から3日間,東京工業大学 大岡山キャンパスで,精密工学会春季大会が開催されます.午前中,大学に行ってちょっとした仕事を済ませてから会場に向かい,お昼のランチョンセミナーから大会に突入しました.CAEのトレンドは,マルチフィジックスであるということを再認識しました.教育用3次元CADは,充実したサポート満載であるSolidWorksで決まりみたいですね? ご飯大盛りのお弁当をご馳走になり,お腹いっぱいになりました(笑)

 午後からは,「第20回 学生会員卒業研究発表講演会」 で,私の研究室の卒研生2名が発表することになっている講演室で,他大学の卒研生の発表を聴いていました.どの学生も,初めての学会発表ということで,多少なりとも緊張している様子でしたが,さすがに学会で発表する覚悟をしているだけあって,どの発表も学科の卒研発表会の水準を遥かに超えたものでした.私の研究室の学生2名も,やることはやっているので,発表はもっと堂々とやればよかったと思うのですが,これまでに見たことがないくらい緊張している様子でした.質疑応答の時も,事前に私と議論してたような内容に,頭が回らなかったみたいです.このような学会の講演会で発表するなんて,大学に入学したときから想定していなかったと思うので,仕方のないことだと思います.本番の秋季大会に向けて,今回の経験を生かしてくれれば十分だと思います.今日発表した2名が修士課程として在籍する2年間,研究室は安泰だと思っています.これからも頑張ってください.

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2013年3月12日火曜日

平成25年度個別学力試験(後期日程)

 本日,電気通信大学では「個別学力試験(後期日程)」が行われました.私は,2月末に行われた前期日程に続いて,今回も試験監督を務めました.2月と大きく違うのは,花粉症の受験者が目立ったという点です.私はまだ発症していないので実感はないのですが,花粉症で受験するのは大変でしょうね.私が担当した試験室でも,鼻をかんだティッシュを山のようにしている受験生が何人もいました.周りの人への影響を考えると,ゴミ箱の持ち込みも認めた方がよいような気がします.でも,鼻をかむという行為を大々的に認めると,今度は騒音が問題になりそうです.ただ,花粉症で鼻をかむのは仕方ないので,この時期の試験のためは,集中力を養うことが不可欠となりそうです.何にしても,今日で今年度の大学入試も,山を越えたことになります.受験生の皆さん,本当にお疲れ様でした.

2013年3月11日月曜日

苦境にあっても天を恨まず

 東京都神社庁が毎月発行している格言集「生命の言葉」.平成二十五年三月の言葉は,東日本大震災直後の3月22日に卒業式を行った,宮城県気仙沼市階上(はしかみ)中学校卒業生代表の言葉でした.

 苦境にあっても天を恨まず

 リーフレットの裏に抜粋が書いてありました.「橋上中学校といえば『防災教育』といわれ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私たちでした。しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、私達から大切なものを容赦なく奪っていきました。天が与えた試練というにはむごすぎるものでした。つらくて、悔しくて、たまりません。…生かされた者として頭を上げ、常に思いやりの心を持ち、強く、正しく、たくましく生きていかなければなりません。命の重さを知るには、大きすぎる代償でした。しかし、苦境にあっても天を恨まず、運命に耐え助け合って生きていくことが、これからの私達の使命です。…後輩の皆さん、橋上中学校で過ごす『あたりまえ』に思える日々や友達が、いかに貴重なものであるかを考え、いとおしんで過ごしてください。…最後に、本当に、本当に、ありがとうございました。」

 この答辞,当時,ニュースで見ました.すばらしい答辞でした.こんなにすばらしい答辞,これまで聞いたことがありません.涙が止まりませんでした.一緒に見ていた妻が叫んだ「がんばれー!」 Webで「気仙沼 橋上中学校」 で検索すれば,ほんの一部ではありますが,この答辞の様子を見ることができます.

 あれから2年.正直,当時の計画停電などによって強いられた苦痛の記憶は,薄らいでいるように思います.今の暮らしが「あたりまえ」のものだと思うようになっていないか.一見,ありふれて色の無いように見える今が,実は眩しいばかりに輝いているものなのだと痛感した当時の気持ちを,今月の「生命の言葉」 は思い出させてくれました.

2013年3月10日日曜日

谷保天満宮を参拝

今日は,JR南武線谷保駅の近くにある東日本最古の天満宮,「谷保天満宮(やほてんまんぐう)」 を参拝しました.春どころか初夏のような陽気で,長袖一枚でも暑いぐらいでした.京王線の車内では,冷房が入っていました.
茶色のにわとりがたくさんいます.
とても立派な拝殿です.市指定重要文化財.
天神様なので,牛がいます(笑)

 梅園が有名なのです.見頃は先週ぐらいだったみたいですが,十分綺麗ですね! こんな見事な梅が,無料で見られるなんて,すばらしい! 来年は,もっと早い時期に参拝します!

 交通安全祈願発祥の地でもあります.「明治41年8月1日、有栖川宮様の御先導によりわが国初の遠乗会が国立の鎮守 谷保天満宮を目的地として催されました。」 この遠乗会から,今年でちょうど100年になるそうです.自動車実用化への貴重な先駆.

 今日の目的の一つは,ガイドブックで紹介されていた綺麗な御朱印帳を手に入れることでした.昨年の6月に購入した御朱印帳は ⇒「m-shige's log: 御朱印を集める」,都内の寺社専用として使ってきましたが,そろそろ終わってしまいそうなので,ちょうどよい機会でした.御朱印帳は,一緒に旅する友達のようなものです.良い御朱印帳と出会いました.

 あじさい園もあるみたいなので,今度は梅雨時に参拝したいと思います.

農工大 TTM先生の最終講義

 平成25年3月9日土曜日の午後,学会活動などで大変お世話になっている TTM先生の最終講義を聴講するために,東京農工大学 小金井キャンパスに行って来ました.途中,農工大の近くにある 「八重垣稲荷神社 (やえがきいなりじんじゃ)」 を参拝して,盛会を祈念しました.とても雰囲気の良い神社でした.農工大に来るときは,毎回,参拝したいと思います.

 TTM先生は,永年にわたり教育・研究に多大な功績を残されるとともに,工作機械の計測・制御の分野で国際的にも著名な成果を挙げられ,工作機械関連の国際規格の制定にもご尽力されました.15時から始まった最終講義では,研究室のOBよりも,他大学の教員や企業の方など,外部の人が非常に多く,一週間前に開催された MRT先生の最終講義とは⇒「m-shige's log: MRT先生の最終講義&謝恩会」,まったく違った雰囲気でした.最終講義といいうイベントは,当人の教育・研究活動が色濃く反映されるということを実感しました.
 私が定年退職する時,最終講義させてもらえるのか? させてもらえたなら,どんな人が来てくれるだろうか? そんなことを考えながら,結局は,日々の教育・研究活動に最善を尽くすことが一番大切で,その結果が最終講義の日に反映されるのだと思いました.思いがけず,2週続けて最終講義に参加する機会をいただきましたが,本当に良い経験になりました.

 TTM先生,長い間の教育・研究活動,大変にお疲れ様でした.本日の講義,大変ためになる内容で,まったく眠くなりませんでした.今後の私の教育・研究活動に,反映させたいと思います.4月からは,理事・副学長として活躍されるということで,今後も学会等でお会いできそうですね.引き続き,ご指導ご鞭撻のほど,宜しくお願い申し上げます.