2012年4月14日土曜日

三匹のおっさん

という文庫本を読了しました.あまりこういう本は買わないのですが,知り合いの「1961年生れの山羊座・O型。金型屋の社長」さんが,ブログで絶賛しているのを見ていたところ,木曜日の大阪出張の時に,品川駅の新幹線乗り場の書店にあるのを見つけて衝動買いしてしまいました.往復の車内で五話読んで,今日,最後の六話を読みました.読むのが遅くて,飽きっぽいと自覚している私が,こんなに短時間で読み切るということは,面白かったということです.
 還暦前後の三人のおっさんが,町内の悪事を解決するという,現代版時代劇のような内容なのですが,非常にテンポのよい文章です.キャラの作りがよくて,三匹のおっさんと二人の高校生に,感情移入していることを自覚しました.年配の人が好きそうだと思っていたら,あとがきにもそのようなことが書いてありましたね.「昔の町内は,こんな感じだったなぁ」などど,とっても懐かしい気持ちになる内容で,自分が歳を取ったことを実感させられました(笑)
 そして,自分の親に会いたくなりました.だから,明日のゴルフにかこつけて,これから実家に帰るんです.相変わらず,影響されやすい性格ですね(笑) こんな気持にさせてくれる本を紹介してくれた松井さんに感謝です.
 続編の「三匹のおっさん ふたたび」も刊行されているようなので,これも買って読んでみることにします.

2012年4月13日金曜日

CAD演習,開講

 今年の3月,突然,旧学科4年7学期に開講されている「CAD演習」を担当することになり,本日,第一回の講義を行いました.内容は,世界的なハイエンド3次元CADとして「CATIA」と双璧をなす「UGS NX」を使って,3次元CADによる設計の基本について学ぼうというものです.
 今日は,設計に3次元CADを使うことの目的と効果について説明しました.自分の担当で,3年6学期に開講している選択科目「生産システム工学」で講義した3次元CADの内容を抜粋して話してみたのですが,終わってから考えてみると,「生産システム工学」を受講したことを前提にしたような話しぶりになっていたような気がします.受講した学生にとっては,よい復習になったと思いますが,他の学生にとっては,少し細かすぎたかも知れません.受講した学生に,「あの時説明したのは,ここのことだよ!」と伝えたいところは,受講していない学生には,何のことだか分からないでしょう.ジレンマを感じますが,ここは受講していない学生に合わせるべきなのでしょうね.
 本格的な演習は来週からとなりますが,3次元CADを楽しく体験しながら,これからの設計のあり方について考えてくれればと思います (ちょっと,レベル高いか…)

精密工学会IMS専門委員会 2012年度総会

に出席するために,今日は大阪に行ってきました.委員会は午後からだったのですが,ついでということで別の訪問を午前中に入れたため,早出しなくてはなりませんでした.自宅を出る時間は肌寒かったので,インナーを外した薄手のコートを着ていったのですが,お昼には暑くなってパージすることになってしまい,作戦は完全に失敗に終わりました.もう,コートの類は仕舞った方がよさそうです.
 14時半から始まった総会の議事は粛々と進みました.委員会活動活性化の方針の一貫として,一つの小委員会の設置が承認されました.よい取り組みだと思いました.協力できそうな少委員会が設置されたら,それに参画するのもよいですし,あるいは自分から小委員会を提案するのもアリではないかと思いました (こんなことを書くと,「それならば,作れ」と言われそうですが…)
 最後にMHIの方が,自社の「ものづくり確信活動」について講演されました.量産,繰り返し型ものづくり,グローバル生産⇒グローバルサプライチェーン⇒グローバル人材育成などなど,重工系の企業には不向きと思われるものづくりに取り組まなくてはならないという現状.厳しいですね.この企業について思う所は色々とあるのですが,個人的なコメントは控えさせていただきたいと思います.
 やはり,大阪は情報量が多い街ですね.19時50分発の「のぞみ256」で帰京し,自宅に着いたのは23時30分頃でしょうか.早朝から深夜まで,インプットの多い,充実した一日となりました.

2012年4月11日水曜日

どんな仕事も真剣に

が今日11日の 『日々のことば 本田宗一郎「挑戦」』 のことばでした.『危機的な状況に立たされた人間の行動は、真剣さを伴っている。そこから危機を克服する不思議な力が生まれるのである。私は何ごとにも真剣さを求めてきた。』 という解説が添えられていました.ことばそのものはありきたりだと思いますが,解説のような要求をされたら,ちょっと怯んでしまいますね(笑)
 本田宗一郎氏までとはいきませんが,私も研究室の学生には,学生としてやるべきことに対して真剣に取り組んで欲しいと要求しています.働くことによって賃金を得ている社会人が,会社の仕事に真剣に取り組むのは当たり前のことです.では,反対に学費を払っている学生は,適当にやってもよいのでしょうか? 私は,全く反対だと考えています.お金を払っているのならば,払ったお金に見合うだけの力をつけるために,より真剣に取り組むべきではないでしょうか.学費を親に出してもらっているのなら,なおさらだと思います.
 大学生の皆さん,将来,社会で活躍するあなたを見た親が,「大学に行かせてよかった」 と言ってくれるように,真剣な日々を過ごしてください.

2012年4月10日火曜日

36回目の献血

 今日から二日間,東京都西赤十字血液センターによる献血が学内で実施されています.明日は天気が悪くて面倒になりそうなので,今日のうちに済ませておこうと,昼食後に36回目の献血に臨みました.私は,献血回数が自分の歳を超えること⇒年間3回以上の献血を目標にしています.前回の献血は昨年の10月だったので,本当は今年の1月から献血が可能だったのですが,いつか行こうとしているうちに,新年度になってしまいました.
 半年ぶりの献血で落ち着きのないところに,最初の検査で採血されるときに,これまでに経験のない位置に針を刺されてビビリましたが,逆に新鮮な気持ちになれてよかったです.本番の時も快調で,通常は10分ぐらいかかるところを,6分程度で400ccの採血を終了してしまいました.やはり,寒い冬よりも血が出やすいようです.こんなことでも,春の訪れを実感してしまいました.
 実は先週,安全な献血者を安定的に確保する事を目的として運営している「複数回献血クラブ」への入会案内の封書が自宅に送られてきました.「年間複数回,400mL献血・成分献血にご協力頂ける方を募集しています.」 私を誰だと思っているんだ? ということで,「携帯メールクラブ」会員として登録済みでした.会員特典として,通常の献血カードから,会員専用の献血カードに切り替えることができるというので,せっかくの機会を生かして「けんけつちゃんバージョン」のカードに切り替えてもらいました.賛否両論あるかと思いますが,これまでのカードよりは特徴があって,よいと思います.

 次回の献血は7月ですか.なんだか,待ち遠しいですね.

2012年4月9日月曜日

スタンド照明をリプレース

 大学の居室で使ってきたスタンド照明が,今年になってから調子が悪くなり,先週,とうとうダメになってしまいました.使っているうちに蛍光灯が異常加熱して,勝手に消灯してしまいます.どうやら,インバータの部分が壊れてしまったようです.前任の先生が転出するときに譲り受けたものなので,既に10年以上使っていると思います.十分に減価償却したと判断し,新しいものを購入させていただくことにしました.
 スタンド照明といえば,保守的と言われるかもしれませんが,山田照明の「Z-LIGHT(ゼットライト)」で決まりですね.これまで使ってきたのは,蛍光灯モデル Z208(消費電力:19.5W)だったのですが,値段が変わらないのに省電力ということで,LED光源モデル Z-10(消費電力:12.7W,白熱灯150W相当)を導入することにしました.節電効果は,自宅のミニシャンデリアほどではないようですが ⇒ m-shige's log: LED電球に交換してみた,やはり,まったく熱くありません.これなら,夏場も問題なく使えそうです.
 想像以上の効果だったのは「省スペース」でした.写真からも分かると思いますが,LEDライトと一体になったシェードの厚さは,わずか10mm.蛍光灯の直径の1/3です.今まで,机の左上にあった大きな存在感は,まったく消えてしまいました.LED照明の場合,光の広がりに難点があると指摘されますが,スタンド照明の場合,そのような欠点はまったく問題になりません.
 カメラ付き携帯電話やiPadなど,「もっと早く買えばよかった」という製品が,これまでに私の前に幾つも現れましたが,今回のLEDスタンド照明も,そのような製品の一つになりそうです.

2012年4月8日日曜日

2012年の春が来ました

 自宅からゴルフスクールのあるスポーツクラブに行く途中に小学校があります.塀沿いにたくさんの桜の木があって,春になると見事な花を咲かせます.今年もようやく咲き始めました.まだ,つぼみが目立ちますが,今週中に満開になるでしょう.電通大の敷地内にも,たくさんの桜の木があって,特に西地区の桜は見事なものです.明日から昼休みに散策して,自慢のデジタルカメラ FUJIFILM X10 で撮影した写真を披露していきたいと思います.