2012年10月20日土曜日

平成24年度第2回(第52回)最新加工技術に関する研究会

の講師としてお招きいただき,平成24年10月19日金曜日は,金沢工業大学 先端材料創製技術研究所に行って来ました.金沢は,先月開催された日本機械学会年次大会で訪問したばかりです.実は,12月に金沢で開催されることになっている講習会でも,講演することになっています.今年は,金沢とずいぶん縁があるみたいです.

 今回の講演の題目は「高付加価値5軸制御加工のための工具経路生成に関する研究」とさせていただきました.久しぶりに,自分が一番自負している研究テーマで話せることを楽しみにしていました.出だしの研究の背景や目的まではよかったと思いますが,肝心の自分の研究内容については,少し前のめりすぎたようです.話しているうちに,説明が足りないような気がして,理解してもらえているのか不安になってしまいました.こんな気分になるときの講演は,間違いなく失敗だと思います.事前に観客層を把握していないなど,明らかにシミュレーション⇒練習不足でした.再来週も,同じテーマで講演することになっているので,しっかり修正しておきたいと思います.

 自分が専門とする研究内容を,専門外の大勢の人に,短時間で理解してもらえるように説明するのは,専門家ばかりの学会で発表するのとは違う難しさがあります.初心に帰る,よい機会をいただきました.お世話になった金沢工業大学の先生方に感謝いたします.

関連ランキング:割烹・小料理 | 野町駅

2012年10月18日木曜日

38回目の献血

 今日と明日,東京都西赤十字血液センターによる献血が学内で実施されることになっています.お昼頃,研究室の学生2人と一緒に,私個人としては38回目となる献血に臨みました.12時半の私の時点で,11人目ということでした.やっぱり,協力してくれる人が少ないみたいですね.

 前回の献血は,ちょうど3ヶ月前,7月18日の夏の日でした ⇒「m-shige's log: 37回目の献血」.このとき,「夏の献血は怯む」 みたいなことを書きましたが,逆に寒くなっても怯んでいる自分に気が付きました.寒くなって血の巡りが悪くなり,採血に時間がかかるのでは? 乾いた肌に針を差すのは,ちょっと… 「ホント,軟弱者かもね…」

 献血後にいただいた小冊子によると,冬が近づくにつれて,体調を崩して服薬してしまう人,寒さで血管が細くなって献血ができない人… 理由は様々ですが、献血をお願いできる人が減ってくるそうです.かくいう私も,血管が細くて沈んでいるので,献血の時に看護師の人が苦労している様子を見ると,申し訳ない気持ちになってしまいます.今日も,血管の位置がよく分からなかったようで,しばらくカイロで手のひらや採血部分を温めてもらいました.

 何にしても,今回も無事に献血することができて,ホッとしています.次回の献血は,は来年の1月中旬となるハズだったのですが,どうやら1年間に献血できる採血量か回数の上限に達してしまったようで,次に400ml採血できるのは,来年の4月10日以降となってしまいました.こうなったら,上限の対象となっていない成分献血に,久しぶりに挑戦してみようかな?(笑)

宇宙戦艦ヤマト2199 第三章 果てしなき航海

を観るために,平成24年10月17日水曜日の夜は,「新宿ピカデリー」 に行って来ました.先週の土曜日が封切りだったのですが,先週末は親戚の結婚披露宴で鹿児島だったので,行けませんでした.実は,今週末も既に予定が入っているので,行けません.この映画は,上映期間がたったの2週間となっているので,もう,平日に観に行くしかありませんでした.どうせ行くのなら,予定が入っていない直近に行ってしまおうということで,今日の電撃鑑賞となったわけです.それにしても,平日の夜に女性とデートなんて,結婚する前を思い出しますね.もちろん,今晩の相手も妻ですが(笑)
 内容の方は,ネタバレになると申し訳ないので,細かいことは書けませんが,私のブログで言うところの「小ネタで勝負」という感じでしょうか? これまでの章と比較して,山場らしきものがないように感じました.景気よく2回ほどブッ放していた波動砲を含め,一度も敵艦を攻撃していないのではないでしょうか.戦闘シーンについては,ちょっと不完全燃焼です.また,「こんな回,First にあったかなぁ?」と思うほど,記憶にない話題が多くて,ちょっと違和感を覚えました.でも,ガミロイドとアナライザーと真田さんのからみは,少し考えさせられるものがありました.
  結局,ネタバレに近いものになってしまったうえに,ネガティブな評価に感じる内容になってしまいましたが,もしかすると今回の第三章は,意外と奥が深いのかも知れません.そのうち届くことになっている Blu-ray を見ながら,しっかり復習しておきたいと思います.

関連ランキング:居酒屋 | 新宿三丁目駅新宿駅東新宿駅

2012年10月16日火曜日

泣きたければ泣き 怒りたければ怒る

が,今日16日の 『日々のことば 本田宗一郎「夢」』 のことばでした.『社会の中で暮らす以上、好き勝手をして人に迷惑をかけたり、法律を犯すようなことは 慎まなければならない。しかし、常識、法律の範囲内であれば、気兼ねせずに泣きたいときは泣き、嬉しいときは喜び、怒りたいときは怒ってよい。それでこそ人生が豊かになる。』 という解説が添えられていました.宗一郎さん,今日のことば,私は既に実践していると思います(笑)

 私は,嘘がつけないというか,すぐに顔に出るというか,自分の感情を隠すことが,とっても苦手です.このような性根(?)が原因で,色々と失敗しました.その度に直そうとも思うのですが,やっぱり,直せません.まだまだ,子供なんですね(笑)

 でも最近は,このまま直さなくてもよいのではないかと思うようになりました.今,私と一緒に活動してくれている人達は,素のままの私を見たうえで付き合ってくれています.無理して変わろうとして,逆に変な人間になるような危険を犯さず,このまま,皆さんの気持ちに甘えたままの方が,お互いとってよいのではないかと思うのです.

 どちらにしても,怒っている私を見かけたら,「またやっているなぁ」ぐらいに思っていただけると幸いです.ただ,私が怒っているのは,私自身のわがままからのものではないということだけは理解していただければと思います.

2012年10月15日月曜日

敬天愛人

 東京都神社庁が毎月発行している格言集「生命の言葉」.平成二十四年九月の言葉は,鹿児島の英雄,西郷隆盛の言葉でした.

 敬天愛人

「天を敬い、天が人々を愛するように人を愛する。」「いかなる艱難にも耐え、激動の世を生き抜いた西郷の信念ともいうべき言葉。」 という説明が,リーフレットの裏に書いてありました.

# 【岩波書店 広辞苑第五版】によると,『かん‐なん【艱難】』 とは,『困難に出合って苦しみなやむこと。つらいこと。なんぎ。「―に耐える」』 という意味だそうです.困難よりもつらい意味みたいですね.


 昨日まで滞在していた鹿児島の史跡を巡っている時に,この「敬天愛人」という文字をいたるところで見ました.「西郷隆盛」に限らず,参拝した照国神社の「島津斉彬公」や「大久保利通」など,鹿児島の人達が郷土の英雄を尊敬し,英雄たちが残した教えを大事しているということを強く感じました.鹿児島県は,良い教育をしていると思いました.

 先月,九月のリーフレットを布多天神社でもらいながら,ブログで紹介するのを忘れていたことを,鹿児島で言葉そのものを見て思い出しました.そして,この言葉は,二度と忘れないと思います.

 鹿児島は,本当に,いいところですね.いつか夫婦で訪れて,妻にも鹿児島の素晴らしさを体感してもらいたいと思っています.

2012年10月14日日曜日

照国神社を参拝

 今日は,午後の便で帰京する前に,父母と一緒に鹿児島市内の城山の近くにある 「照国神社(てるくにじんじゃ)」 を参拝しました.照国神社の御祭神は,島津家二十八代 「島津斉彬公(しまず なりあきらこう)」 です.斉彬公は,当時は当たり前だった幕府や藩という枠組みを超え,国全体の行く末を真剣に考えて行動した殿様で,私が特に尊敬している偉人の一人です.今回の鹿児島訪問では,照国神社を参拝して,御朱印を頂くことを楽しみにしていました.

 それにしても,こんなに立派な殿様のことを,鹿児島出身である両親が知らないということ知り,驚くやら,情けないやら… 敷地内にあった 「照国文庫資料館」 を一緒に見学して,しっかり勉強してもらいました.かくいう私も,日本の国旗として「日の丸」を提唱したのが斉彬公だったということを,今回の訪問で初めて知ったんですけどね(汗) その他にも,これまで知らなかった斉彬公の業績を知ることができ,ますます,斉彬公に対する尊敬の念を強くしました.

 照国神社を参拝した後,3人で天文館をブラブラと観光しました.天文館は,これまでに何度か訪れたことがありますが,親子で観光するのは初めてです.母が女子高生だった頃の天文館の思い出話をなど聞きながら歩くと,これまでにない味わいがありました.

 鹿児島空港では,昨日挙式したばかりの従妹ご夫妻が,わざわざ見送りに来てくれました.「自分だったら,式の翌日に,どうだろう?」 と考えると,恐縮するしかありませんでした.IK家の皆さんには,3日間の滞在中,大変お世話になりました.心より御礼申し上げます.話題になった「屋久島旅行」,是非,実現しましょう!


関連ランキング:和食(その他) | 中福良駅

従妹のSさんの結婚披露宴

 平成24年10月13日土曜日は,従妹のSさんの結婚披露宴に出席するために,鹿児島市にある「マナーハウス島津重富荘」に行って来ました.昨晩から宿泊しているホテルが,私がまだ学生だった頃にSさんに案内してもらった鍛冶屋町の観光名所から近い所にあるので,今日はちょっと早起きして,当時のことを懐かしみながら散策してみました.鹿児島中央駅の開発に伴って,このあたりもよく整備されているようです.気持よく観光することができました.

 12時からの集合写真の撮影の後,ウエルカムパーティでお相手の新郎の方が来賓の皆さんに挨拶する様子を見ていましたが,落ち着いていて,優しそうな男性だと感じました.優しいSさんが,ご主人を尻に敷くというイメージは湧きませんが,ご主人を引っ張っていくことになるのは,間違いなさそうです(失礼! m(_ _)m) 新郎のお仕事は研究職のようで,なんだか自分の普段の振る舞いを見ているような気がして,親近感が湧いてきました.

 今日の披露宴は,これまで出席させていただいた披露宴の中で一番ではないかと思うほど素晴らしい料理といい,従兄妹のTさんKさん兄妹によるオペラ独唱とオリジナル曲の演奏といい,新郎新婦が用意した3本のビデオといい,とても思い出に残るものとなりました.本日,新しい夫婦となったお二人のために,「永遠の幸を祈る」

 夜は,従兄妹と3人で鹿児島名物の「しろくま」を食べた後,二次会に参加して,来年も鹿児島に来ることになりそうな嬉しい事実を見聞きしました.今から,楽しみにしています.久しぶりにお会いした親戚の皆さんといっぱいお話をして,色々な人生を感じました.自分も,一層頑張らなければいけませんね.