2016年6月4日土曜日

平成28年度大学院オープンラボ

 今日,電気通信大学では 「平成28年度大学院オープンラボ」 が開催されました.これまでは,企業向けの 「産学官連携DAY」 と併催ということで,平日に開催されてきたのですが,土曜日の方が近隣および地方国立大学からの学生が参加でき,参加者がかなり増える可能性が高いということで,土曜日の開催になったというわけです.土曜日に参加しやすいのは,中小企業の方も同じなんですけどね.まあ,本学のターゲットは大企業ということなのでしょう,きっと.

 カフェテリア食堂に行って,土曜日の手番となっている 「かけそば大盛り」 を注文しようとしたところ,「沖縄北海道フェア」 の一品と思われる 「沖縄そば」 の写真が目に入ってしまい,衝動的に注文してしまいました.単品で496円,冷奴おひたしを付けたら 593円(税込)にもなってしまいました.エネルギー:611Kcal,塩分:7.9g,赤:2.9,緑:0.1,黄:4.8 となりました.思ったよりカロリーが低く,やさしい味わいでよかったのですが,やっぱり,塩分が高すぎです.当然,スープは残しました.だから,ラーメンの摂取を控えていたのでした.モリシゲ,一日の不覚...orz 

 13時30分から始まった研究室公開,来室者は9名だけでしたが,どなたもきちんと目的を持って来ていたので,こちらも気持よく対応することができました.学内からは,4年生や3年生だけでなく,2年生の見学者も何人かいました.なんでも,サークルの先輩に促されて見学しているとのこと.縦の繋がりが機能している組織に所属するということは,それだけでも大きなアドバンテージになっているようです.

 今回の大学院入試から募集定員が大幅に増加したことに伴い,研究室配属の枠も拡大されました.学外からの入学者だけを対象にした配属枠も用意されるので,プロパーの学生に気兼ねすることなく,どんどん受験していただきたいものです.

2016年6月3日金曜日

そして,社長になる.

 今日は金曜日ということで,海外出張でお休みのなかった私は疲労のピークでした.午後から外出した結果,自宅で夕食を作る元気がなくなったということで,夫婦で 「塚田農場 調布北口店」 に行ってお疲れ様会をすることになりました.

 6月1日からグランドメニューがリニューアルされたとのことです.まず,お通しですが,「きゅうり」 ⇒ 「かぶ&虹色ピーマン」 となっていました.そして,塚田農場で 「虹色ピーマン」 を食べたことを思い出しました.ちょうど一年前のことでした ⇒「m-shige's log: 外食とは現実逃避なのかもしれません」.当時は一個売りしていて,二人で一つずつ食べることができたのですが,今年はやっていないとのこと.残念無念でございます.

 新メニューの 「塚田流ミックス盛り」 に挑戦しました.馬刺し,西都にら,長芋,もやし,万能葱,ごまに,濃厚な 「塚だま」 とコチュジャンと玉葱をマゼマゼしていただきました.予想外にさっぱりとした味わいでした.でも,マゼマゼしないで食べてもみたいので,次回,リベンジしたいと思います.

 そしてそして図らずも,専務から社長に昇進することになってしまいました.覚悟が足りなくてドギマギしてしまいましたが,私にとって損なことは一つもないので,ヨシとすることにしました.どうもありがとうございます.昇進のお祝いということで,どれでも一品只にしてくれるということで,「塩もつ鍋」 をいただくことにしました.内蔵が苦手という妻でも,ぱくぱく食べられるほどの美味でした.やっぱり,良いものは何でも美味いんですねえ.

 さらにさらに昇進の記念品として,「PARKER」 のボールペンをいただきました.「Nichinan Tsukada President」 というロゴが付いていました.試しに書いてみましたが,どこで使ったらいいのか迷うほどの代物でした.「PARKER」 のWebコンテンツで調べてみたところ,「パーカー・アーバン ナイトスカイブルーCT ボールペン」 とみました.3,000円以上するものらしいので,大事に使わせていただきたいと思います.

 次に目指す役職は 「会長」 となります.「専務⇒社長」 は10回の出勤が必要だったので,「社長⇒会長」 は20回ぐらいかな?と思っていたのですが,社長の名刺を見てみたところ,12回の出勤で昇進できるみたいです.それでもキビシイお勤めになりますが,こつこつと勤務していきたいと思っています.

2016年6月2日木曜日

教育実習校への視察指導

のために,今日の午前中は,京王線柴崎駅から徒歩で15分以上のところにある 「調布市立神代中学校」 に行って来ました.

 今年度の教育実習が,学生の母校の高等学校および調布近隣の中学校などで行われています.東京都内および関東地区の高等学校および中学校は,実習の最終週に行われる 「研究授業」 に,教員の視察指導を大学に要請します.本学では,「研究授業」 への視察指導には,実習生(学生)が所属する研究室の指導教員が赴くことになっています.

 今年度,私の研究室に配属されたHRKW君の教育実習が先々週から始まり,実習の最終週となった今週の金曜日の1限に行われる 「研究授業」 の参観を要請されましたが,私の都合が悪いということで,今日の3限の授業を参観することになったというわけです.考えてみれば,中学校を訪問するのは成人してから初めてでした.最近は,用もないのに学校の敷地内に侵入するのはご法度ですからね(大学は別みたいですが...)

 授業は 「理科」 で,内容は 「鉄と硫黄の混合物の化合実験」,硫黄と鉄粉を混ぜ合わせたものを試験管に入れて加熱し,硫化鉄を得るという実験でした.懐かしいような気もしましたが,自分が中学生の時に,このような実験をしたかどうか,まったく覚えていません.でも,やっぱり実験は楽しいなと思いました.おとなしい性格なので心配していたHRKW君も,きちんと声を張るようになっていて,授業は計画どおりに終了,これが同じ内容で5回目の授業ということですから,完成度が上がっているのでしょう.

 授業終了後,本人と指導教員の方と私の3人で反省会となりました.本人の反省に続いて,2人の教員からの指導となりました.とりあえず,少しだけ褒めておいてから,キビシイことを3点ほどコメントさせていただきました.でも,意識すればすぐに対応できることばかりでした.明日の最終日に行われるであろう最後の 「研究授業」 に反映させて,ビシっと決めて欲しいですね.明日の方が,関係者の参観が多いと思いますから.

 私はエンジニア志向なので,正直,本学で教員免許状を取得することの意義を真剣に考えたことがありませんでした.しかし,本学で工学を学んだ卒業生が,中学や高校で工学的な内容を盛り込んだ授業をしてくれるのであれば,それは素晴らしいことだと思えるようになりました.新しい考えを持つ,よい機会をいただいたと思っています.

2016年6月1日水曜日

平成二八年六月の朔日参り

 今日は6月の1日,布多天神社へ 「朔日(ついたち)参り」 に行って来ました.先月の海外出張を意義あるものにしていただいたことに対する御礼をしておきました.梅の実のなる季節,梅雨を前にして,実に晴々とした気分でした.

 今月の 「幸せ(しあわせ)おみくじ」 を引いてみたところ,今回は 「吉」 でした.大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶 なので,先月の 「末吉」 から3ランクアップとなりました.ちなみに,その前は今日と同じ 「吉」 でした.運勢,乱高下? 「損して得とれ」 目先の利益や自分の事だけにとらわれず,他人のために骨折りをいとわず行えとのこと.今月は全方位的に奉仕の月みたいです.でも,結局は自分のためになることばかりですから.

 くじと一緒に入っていた縁起物は,「福槌(ふくつち)」 でした.同封されていた紙に,「打ち出の小槌は振ることにより願いが叶うといわれ 開運招福、諸難消除、金運招来の縁起物として広く信仰を集めております。」 という解説が書いてありました.全十種類でこれが七種類目,これまでにダブったのは二回だけということで,かなり順調なペースといえるでしょう.まあ,これから先が大変だと思いますけどね.

 東京都神社庁が毎月発行している格言集 「生命の言葉」.平成二十八年六月の言葉は,「享保の改革」で有名な江戸幕府八代将軍 「徳川吉宗(とくがわ よしむね)」 のことばでした.

 全徳の人は得難し
 一失あれば一徳あり

「全てに優れた人を得ることは難しいが、どの人間にも、必ず短所もあれば長所もある。短所ばかりを見るのではなく、長所をみつけて それを生かして用いなければならない。『金山麗澤秘策』」 という説明が,リーフレットの裏に書いてありました.確かに,大きなことをやってもらうためには,大きな欠点に目をつぶらなくてはならないのかもしれませんね.などと考えている私自身も,用いられる側の一人だと思いますが(笑)

2016年5月31日火曜日

Linsen und Spatzle mit Saiten

 先週,ドイツのシュツットガルトで開催された国際会議に参加した時,初日の夜に中央駅近くのBreweryで夕食となりました ⇒「m-shige's log: CIRP-CMS 2016 1st Day」.料理を注文する時に,ボードに書いてあったメニューが読めず,一番上に書いてあった料理が適当な値段だったので,どんな料理なのかガイドの人に尋ねてみました.豆と何かとソーセージみたいな感じだったので,豆は好きだし,ソーセージは食べておきたいな,などと思い,それを注文したところ,量も内容も期待とは違ったものが出てきたので動揺してしまいました.

 左側の茶色い豆は及第でしたが,右側の黄色いものは卵料理らしく,ちょっと甘いというか,味が薄いような気がしました.中央にどーんと乗っていたソーセージは,なんだか抜けたような味わいでした.かなりのボリュームだったので,途中から飽きてしまいましたが,他の人に責任転嫁するわけにもいかず,もちろん,食べ物には罪はないので,注文した本人の責任ということで,なんとか完食しました.おそらく,食べ方が間違っていたのだと思います.強烈な敗北感が残りました.

 最終日,中央駅近くのデパ地下でお土産を物色していると,なんとその料理のマグネットが売っているではありませんか! 敗北の記憶とリベンジへの道標のために,思わず衝動買いしてしまいました(笑)

 上部に 「Schwabische」 と書いてありますが,これは 「Schwaben(シュヴァーベン)」 の形容詞形らしく(?),ドイツ南西部の地域のことみたいです.確かに,シュツットガルトは南西部です.
 下部に 「Linsen und Spatzle mit Saiten」 と書いてありますが,ドイツ語で 「unt = and」,「mit = with」 で,残りの単語の意味は以下のとおりです.

 Linsen:リンゼン,レンズ豆(こんな豆,知らん...)
 Spatzle:シュペッツレ,柔らかい卵麺の一種.
 Saiten:ザイテン,ソーセージ.

 結果,和訳は 「レンズ豆と卵麺,ソーセージ付」 ということになり,そのまんまという感じでした.最終日の夜に,どこかのレストランで再挑戦しようと意気込んでいたのですが,「ホワイトアスパラ」 の誘惑に負けてしまいました.ヘタレですいません... 今度,ドイツ南西部を訪れる機会があったら,このマグネットを持参して発注を確実にし,リベンジを果たしたいと思っています.食べ方を知っている人は,教えていただけると幸いです.

2016年5月30日月曜日

キーホルダーをリプレイス(2回目らしい)

 4年前にリプレイスしたキーホルダーが ⇒「m-shige's log: キーホルダーをリプレース」,ボロボロになっていました.「あんまり保たなかったな」 と思っていたのですが,もう4年も使っていたということを知って驚きました.自宅の鍵だけではなく,職場の居室やロッカーの鍵も付けていたので,酷使されてきたと言ってもよいでしょう.十分に減価償却したと思います.お疲れ様でしたと言ってあげたいです.

 これまで使ってきたキーホルダーを購入した時に,取り付けた鍵が外れにくいということを重視してクリップ式のものをチョイスしたのですが,実はこのクリップ,鍵を取り付けにくく,取り外しやすいという構造であるということが使っているうちに判明し,何度も鍵が外れて失くしそうになっていました.これでは,キー 「ホルダー」 になりません.次に購入する時は,とにかく鍵が外れにくいものをチョイスしようと決意していました.

 先週,ドイツのシュツットガルトへ出張した時に,中央駅前で買い物する時間が取れたので ⇒「m-shige's log: CIRP-CMS 2016 3rd Day」,自分へのお土産というわけではありませんが,キーホルダーを購入することにしました.15分ほど物色した結果,一番シンプルなデザインで,鍵が取り付けやすく,外しにくい構造のものを選びました.

 早速,今日から使っていますが,特に大きな問題はないように思います.まだ少し固いですが,しばらく使っているうちに柔らかくなって,手にも馴染んでくるでしょう.ドイツ人仕様なのか,ちょっと大きいような気もしますが,許容範囲だと思われます.思い出の一品なので,できるだけ長く使い続けたいものです.

2016年5月29日日曜日

誕生日を空で過ごす

 平成28年5月28日(土),47回目の誕生日は,ドイツのシュツットガルトで迎えることになりました.この日に,帰国することになっていたので,一日のほとんどを,飛行機の中で過ごすことになりました.

 帰りは,行きと同じ 「スイス インターナショナル エアラインズ」 で,反対の空路となりました.まず,シュツットガルトからスイスのチューリッヒへ.これまでに経験したことのないほど厳しいセキュリティ・チェックを受けました.やっぱり,テロの影響なんでしょうね.

 チューリッヒで成田行きの便に乗り換え.ここまでは順調で,快適なロングフライトを画策していたのですが,ここでここでトラブルが発生.自分のシートがリクライニングを固定できないことに気が付きました.自分と客室乗務員を騙しながら,なんとか乗り切ることもできましたが,腰の負担になることは間違いありませんでしたし,何よりも,設備が壊れていることを報告しないという行為が自分のポリシーに反するので,客室乗務員にシートが壊れている旨を伝えたところ,すぐには直せそうもないということで,とりあえず,別の席に移動することになりました.
 最寄りの通路側の席に移動したところ,窓側に座っていた外国人が文句を言い出した.早口のドイツ語だったので,何を言っているのかまったくわかりませんでしたが,どうやら,せっかく隣が空いている状態だったのに,通路側を塞がれたことを怒っているご様子.このまま座り続けてもお互いに不幸ということで,私はさらに別のブロックに移動して,正面が壁になっている列の真ん中の席で過ごすことになりました.
 ここで隣になった人も,口にこそ出しはしませんでしたが,明らかに不機嫌な態度.自分が同じ立場だったら,この2人みたいな態度になるかなあ? 別に,私が悪いわけではないのにね.まあ,一番悪いのは設備に不良を出した航空会社ですが,その前の利用者にも責任はあるよなあ? さらに,トイレやエンタテインメントシステムの故障も発生して,何だか苦行のようなフライトになってしまいました.やっぱり,航空会社が一番悪いね.
スイスのビール,美味かった.
焼き鳥丼?
到着前の朝食

 29日(日)の7時40分前に成田に到着しました.リムジンバスで新宿まで,京王線で調布まで,10時には帰宅することができました.成田も,意外と近いですねえ,などと楽に感じたのは,おそらく,日曜日だったからだと思います.

 ちょっとしたトラブルもあり,決して快適ではありませんでしたが,思い出に残る誕生日となりました.色々と面倒な私ですが,他人の役に立つことを第一の使命として,教育研究に邁進して行きたいと思いますので,引き続きご指導ご鞭撻のほど,どうぞよろしくお願いいたします.