2010年5月29日土曜日

妹夫妻の家を訪問

 今日の朝食は,昨晩,妻が私の誕生日のために買ってきてくれたショートケーキでした.当初は22時ぐらいに帰宅して,夫婦で私の誕生日を祝う予定でしたが,研究室コンパが長引いて帰宅は深夜となったため,食べることができませんでした.妻には申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが,何のお咎めもなかったことが救いでした.朝から和やかに談笑いたしました.
 午後から,川崎市にある妹夫妻の家を訪問しました.ずいぶん前から招待されていたのですが,なかなかきっかけをつかめず,ずるずると先送りになっていました.私が新居に引っ越したところで,お互いに訪問し合うことになりました.
 今回の訪問の一番の目的は,妹が使っていたデスクトップPCのメール関係のデータを,新規購入したノートPCに移設することでした.古いPCは,私が実家で使っていたものです.15年前の1995年の秋,Windows95の発売をきっかけにIBM/PC互換機の購入を決意し,できるだけ安くあげるために自作したものですが,それでも当時の金額で20万ぐらい掛かったと記憶しています.CPUはPentium 100MHz,メモリは128MB,外部機器との接続はSCSIと,今となっては化石のような構成です.何とか動いていましたが,当時の自分のデスクトップの様子がそのまま残っていて,本当に懐かしく思いました.データのサルベージ作業は妻の独壇場となり,メーラーの設定なども含め,完璧な仕事をしてくれました.生業にしているとはいえ,私の大嫌いなMicrosoft製品を使いこなしている妻,本当に尊敬しています.
 今日も主役は,小学生になったばかりの甥でした.本当に元気です.動いていない時間がありません.いつか大怪我するのではないかと本当に心配しています.そういう自分も,子供の頃は落ち着きがなく,無思慮な行動をしては,何度も大怪我をしていたと,具体的な事件を挙げられながら妹から厳しく指摘され,思い出したくない辛い記憶が蘇ってきました.

 今日も楽しい一日でした.
 明日も楽しく行きましょう!

生誕41周年記念祝賀会

 今日は私の41回目誕生日でした.なんとなく研究室月例コンパを予定していました.今日の料理のお題は「インド&ホッピー祭り」市販のものを使わずに作ったチキンカレーとキーマカレー.その他,副菜のタンドリーチキンだけでなく,ナンまで手作りという徹底したインドぶりです.ホッピーも,研究室10名中,飲んだことがない人が8人もいるという驚くべき真実.ホッピーの街,調布にある大学の学生として,ホッピーは必須の経験です.料理もホッピーも,大いに堪能しました.
 私の誕生日のために,研究室の学生達が色々な趣向を用意してくれました.
 まず,手作りのチーズケーキとチョコレートケーキに鮮やかに浮かび上がる「4」と「1」の文字.誕生日をローソク点火で祝ってもらったのは何年ぶりでしょう?教員になってからは記憶にありません.
 そして,学生達から誕生日プレゼントの数々.一つ目は「NERF N-ストライク マーベリック 速攻タイプ シューティングブラスター!」 これで彼らをガンガン撃って欲しいと言うことです.残念ながら,ハラスメントとみられるので,できません… 二つ目は「ハイパーヨーヨー クロスドラゴン」と,お気に入りのハイパーヨーヨーをいつも持ち歩こう!の「ハイパーホルダー」おもちゃに疎い私に,是非,プレイして欲しいということです.おもちゃに疎いのが普通の中年のおじさんに,何を求めているのか理解に苦しみますが,せっかくのプレゼントなので少し遊んでみましょう.
 一番のプレゼントは,学生がレーザー加工機で作ってくれたアクリルとアルミで出来たキーホルダーでした.最近,オースーパージャンプに掲載された「戦国鍛冶屋奮闘記 ナッちゃん 鉄砲編」に登場した「盛重先生」が彫り込まれていました.やはり,このような世界に一つだけのプレゼントは心にしみます.ものづくりが人に与える幸せを実感しました.
 途中,知り合いの他大学の先生の乱入によって,雰囲気が一変してしまいましたが,心に残る一日となりました.研究室の学生達に感謝いたします.

2010年5月27日木曜日

哲学の有無が発展を決める

が,今日27日の本出宗一郎 日々のことばでした.「スピード時代だからこそ、流されない哲学を持つことが大事になる。哲学の有無が企業の生命を決める。民族を超えた哲学であれば、必ず世界へと伸びていく。」という解説が添えられていました.
 今はまさにスピード化とグローバリズムの時代です.自己主張 ⇒ 哲学 の有無が,これから生き残るためには必要だということは言うまでもありません.哲学 = オリジナリティ と言えるかもしれません.他人がついてこられないうえに,国や民族を超えて理解されるような哲学を持てるかどうか.ずいぶんレベルの高いことばだと思います.

2010年5月26日水曜日

今日は小ネタで勝負です(3回目らしい)

 今日の午前中の輪講終了後,各テーマ別のミーティングを行いました.途中,学生達が昼食の弁当をまとめて注文するというので,私の分も一緒に注文してもらいました.全学科的にひいきにされているこの弁当屋,5個以上注文すると配達までしてくれます.学生は,ご飯と唐揚げの大盛りにアジフライ1枚と御新香が付いた「大盛り学生弁当」など,ボリューム重視のものを注文していました.学生のころは平気で食べていた学生弁当も,いつの間にか完食できなくなってしまいました.今では「のりしゃけ弁当」が私の定番になっています.のり弁の上に焼いたしゃけを乗っけただけの簡単なものですが,この弁当の焼きしゃけは,よくわからないけれど絶品です.久しぶりに食べましたが,変らないおいしさを堪能しました.
 夕方,小腹が空いたので,お菓子を買いに大学生協に行ってみると,スナック菓子のところに「でっかい キャラメルコーン」が置いてあるのを発見してしまいました.最近,マイブームとなっているこのお菓子,思わず衝動買いしてしまいました.通常のものの5倍の大きさということです.小さいものと比べて食感は違いますが,味はそのままのおいしさでした.ものすごい勢いで食べて始めてしまい,あやうく完食してしまうところでしたが,なんとか2/3食べたところで思いとどまりました.
 卒研生のMD君が,研究室の表札を作ってくれました.手作りの味が出ていて,なかなかいいですね.何かテーマがあるようなのですが,どうやら知らない方がよさそうなので,このままにしておきたいと思います.しかし,在室表を掲示する場所がなくなったような...

2010年5月25日火曜日

素晴らしき出会いをくれたツイッターに感謝!

 日本工作機械工業会懇親パーティに出席するために,今日の夕方,赤坂見付のホテルニューオータニ ガーデンタワー宴会場階 鳳凰の間に行って来ました.
 時間が取れれば出席することにしているこの懇親パーティ,今日は素晴らしい出会いがありました.ツイッターでつぶやいている私に,いつも励ましのつぶやきをしてくれる関西の工作機械メーカーの社長さんと会うことができたのです!私は懇親パーティからの参加だったので,私が会場に着いたらつぶやくことになっていたのですが,モバツイの調子がこれまでにないほど最悪で,到着のつぶやきが出来たときには,会が始まってから30分が経過していました.しかし,すぐに相手の方から来てくれました.私はブログで自分の近影写真を公開しているので,すぐに分かったようです.久しぶりに「だだもれ」していてよかったと思いました.お話ししてみて,想像通りの方だったので安心しました.これまでに数人の方とオフ会をしてみましたが,ツイッターでしばらく会話していると,しだいに相手の人物像が自分の中で固まってきて,実際にその人物像に近いので驚かされます.海外のNCメーカーの方も絡んで,本当に楽しく談笑することができました.
 何回か解説記事を書いたことのある新聞社の方からも,いつもツイッターで宣伝してくれて感謝していると御礼を言われました.自分はそんなつもりはなかったのですが,気になる記事をリツイートしていることがそうなのだろうと思いました.
 これまでの関係に加えて,新しい出会いをくれたツイッター,素晴らしい!もう,止められない!

2010年5月24日月曜日

ゲゲゲの女房が熱い!

 4月から始まったNHKの朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」にハマっています.毎日,欠かさず見ています.いきものがかりが歌う主題歌「ありがとう」もいい.ヒロイン・村井布美枝役の松下奈緒さんもいい.布美枝さんが水木しげると結婚して舞台が調布に移ってからは,深大寺でロケをした回が数日ありました.自分が住んでいる地元の街で,自分が好きな場所がテレビに映ると,なんだかとってもうれしくなります.それに,なかなか泣かせるストーリーです.水木しげるが懸命に漫画の執筆に打ち込む姿を見て涙ぐむ布美枝さんのシーンでは,思わずほろりとしてしまいました.新しい登場人物も出てくるなど,ますます目の離せない展開に.これからも楽しみです.

2010年5月23日日曜日

一歩だけ先を見る

が,今日23日の本田宗一郎 日々のことばでした.「大衆の要望を無視した独創は、独り善がりにすぎない。ゴッホの絵のように、十年も二十年もたったあとに認められる商品では、商売そのものが成り立たない。」という解説が添えられていました.
 本田宗一郎氏やゴッホに対して恐れ多いことだと思いますが,このことばだけは,私は大学人としてそのまま受け入れるわけにはいきません.大衆の要望を無視しないという最初の文章については同意です.しかし,一歩だけ先,なんて言っていたら,同僚や知り合いの大学人にバカにされそうです.大学人は十歩,いや,百歩先を見なければならないと思います.
 決して企業を下に見ているわけではありません.解説にもあるように,開発に何十年もかかる商品では,商売そのものが成り立たなくなります.実際,そのような商品を目にしたことはありません.企業は,しっかりと先を見据えて商品を開発し,確実に利益を出さなければなりません.これは本当に大変な仕事です.大学人には絶対できないと思います.
 大学と企業の共同研究などで,考え方の相違が問題になることが多いようですが,お互いのやり方を押し付けあっても,うまくいくはずがありません.大学と企業は違うのです.だからと言って,産学協同をあきらめるのではなく,お互いの得手・不得手を認識し合あうことができれば,必ず良い関係が築けると思います.