2014年8月22日金曜日

清涼飲料水と私(大地が磨いたおいしい水編)

 昨日の投稿で,「第二次ダイエット作戦」 の発動を宣言してしまいましたが ⇒「m-shige's log: ダイエットは 運動1割、食事9割」,日常的に飲んでいる清涼飲料水にも配慮することが大切です.私は最近,ジンジャーエール以外の炭酸飲料をまったく飲まなくなり,店で買う飲み物はミネラルウォーターだけとなりました.糖質を避けるためにも,ジュース類も生ジュース以外は厳禁です.なんだか,選択肢が減る一方だなぁ… というわけで,日常的に入手できるミネラルウォーターの開拓には,余念のない私です.

 6月末に開催された学科同窓会の時に ⇒「m-shige's log: 通機会第9回総会」,総会の会場でポットボトルの飲み物が配布されたのですが,自分がチョイスした 「大地が磨いたおいしい水」 が,意外に美味しくて驚きました.メーカーは 「JTビバレッジ」 ということで,大学生協でしかお目にかからないような製品なのですが,もしかしたら,サントリーの天然水より美味いかもしれないと思ってしまいました.硬度25mg/Lの軟水で,100ml 当たりの栄養成分は以下のとおりです.

 エネルギー,たんぱく質,脂質,炭水化物はゼロ
 ナトリウム 0.52 mg
 カリウム 0.07 mg
 カルシウム 0.67 mg
 マグネシウム 0.21 mg

 うーむ.販売されている場所が限られているので,逆に,貴重な存在かもです.ミネラルウォーターも,なかなか深いですね.選択肢が少ないので,色々な観点で比較しながら,深く深く楽しみたいと思います.

2014年8月21日木曜日

ダイエットは 運動1割、食事9割

という本を,妻からの強いプレッシャーで,8月9日に購入する羽目になりました.「痩せるために運動してもムダです!?」 色々なことが書いてありましたが,とても分かりやすい文章で理路整然と書いてあるので,翌日には読了してしまいました.痩せるためには,運動よりも,食事から.これは,自分の実体験からも,共感できる内容でした.

 私は,今でも痩せているというわけではありませんが,独身のころはもっと太っていました.大学院に進学して,理化学研究所で研究活動をしていた頃は,朝6時半に家を出て,日付が変わる頃に帰宅するという,ムチャクチャな生活をしていました.しかし,朝と夜は自宅のものを食べていたので,あまり太りませんでした.

 ところが,大学の教員となり,一人暮らしをするようになってから,食生活が崩壊しました.朝は調理パン,昼と夜は学食で食べたいものを腹いっぱい,休日は自宅で食べ飲み放題.現在,経過観察扱いとなっている私の脂肪肝は,この頃の乱れた食生活が原因なのです.それから結婚するまでの8年,体重は右肩上がりで上昇し続け,結婚する頃には生涯最大の80キロを計測してしまいました.

 そんな私の姿に不安を抱いた妻と義母が,私のためにダイエット作戦を開始したのです.夕食時のご飯と肉の量が,165グラムと80グラムに,それぞれ制限されました.そして,料理に油を使わなくなりました.結婚してから,自宅で揚げ物を食べたことがありません.その替わり,野菜は無制限でした.たったこれだけのことで,半年間で10キロの減量に成功しました.いかに摂取カロリーが飽和状態だったかということです.妻と義母は,私の生命の恩人です.感謝しています

 しかし,結婚から10年経過した今,70キロの体重が,まったく動かなくなってしまいました.今の自分の運動性能を客観的に解析すると,もう少し痩せた方がよいのだけれど… と思っていたところに,この本を読んだことが大きなトリガーとなりました.自分のダイエット第二次作戦を,自ら発令したいと思います.

 具体的には,夕食を我慢しているのだからと自由に食べることを許されていた昼食をターゲットにすることにしました.まず,これまで普通盛りだったライスを小ライスにしました.さらに,主食は魚にして,野菜の小鉢を二つ選び,これに小豚汁か味噌汁を付けます.肉や揚げ物は一切食べません.肉は夕食で出てくるので,お昼に食べる必要はないのです.

 かなりキビシイと思われるかもしれませんが,実は私は肉より魚の方が好きなので,食事を楽しむということについては,あまり問題はありません.生協食堂のメニューは魚が少ないので,ローテーションを考えることが難しいですが,週に1,2回は学外で食べて,メリハリをつけようと思います.

 ブログで公言してしまいました. もはや,後戻りはできません.読者の皆様には,私の普段の行動をよく観察していただき,何か変なものを食べていたら,遠慮無く突っ込んで下さい.あ,旅行や宴会の時だけは多めに見て下さい.楽しい宴席をしらけさせるのは,太るよりもつらいことなのです.でも,暴飲暴食はしないように気をつけます(実は,これが一番難しいかもしれない…)

2014年8月20日水曜日

30年前のプラモデルをサルベージ

 先週末,横浜の実家に帰省した時に ⇒「m-shige's log: 2014年夏の帰省」,両親から子供の頃の振る舞いについて追求され,その流れで実家の元私室の天袋に積んだままになっていたプラモデルを持ち帰ることになりました.

 まずは,何と言ってもTAMIYAが誇る永遠の名作 「88ミリ砲Flak36/37 (人形9体とツェンダップKS750オートバイつき)」 です.これは,私が中学生の時の誕生日に,妹からプレゼントしてもらったものです.実は私,これまでに色々なプラモデルを作ってきましたが,戦車は一台も作ったことがありません.こんな私に,こんな硬派なプラモデルをくれた妹の気持ちが理解できませんでした.しかし,当時で1,500円という値段は,当時の私の小遣いの1.5カ月分でした.失敗するのが怖くて,保管しているうちに,30年もの年月が経ってしまいました.いつの日か,必ず完成させて,妹に披露したいと思います.

 次は,1/700 ウォーターラインシリーズの 「No.7 日本航空巡洋艦 最上」「No.72 日本潜水艦 伊-16 & 58」 です.どちらもTAMIYA製です.ウォーターラインシリーズは,たくさんたくさん作りましたが,TAMIYAのものしか買いませんでした.なんとなく,TAMIYAが一番完成度が高いと感じていました.実際,そうだと思います.パッケージは汚れていますが,中のパーツは健在です.これは,研究室でウオーターラインシリーズを一番上手く作れる ISI君にプレゼントしたいと思います.

 続いて,1/20 グランプリコレクション 「No.29 ブラウン・ティレル・ホンダ 020」 です.私が大学生の頃はF1が大ブームで,レースの日は夜遅くまでテレビを見ていました.特徴的なアンヘドラルウイングに惹かれ,日本人初のF1ドライバー 中島悟が搭乗したことも相まって,その活躍に注目していましたが,成績は今ひとつでした.今思えば,私が応援していたチームのマシンは,変なものばかりでした(笑) このキットは,途中まで作っていたのですが,箱に入っているのは未使用のパーツのみでした.このまま,お蔵入りとなりそうです.

 最後は,「装甲騎兵ボトムズ」 のヒロイン(?)が搭乗するアーマードトルーパー 「ブルーティッシュドッグ」 の 1/35 モデルです.ボトムズは,かなり好きなアニメ作品でした.どうしてこのキットを手に入れたのか,その理由については長くなりそうなので,おそらくないであろうまたの機会に… このキットを作り始めるには,そうとうなエネルギーが必要だと思います.

 いくつか持ち帰って来ましたが,結局,自分で作る可能性があるのは,「88ミリ砲Flak36/37」 だけみたいです.皆さん,プラモデルは計画的に購入し,情熱があるうちに完成させましょう.

2014年8月19日火曜日

日本は、捨てたものじゃないどころか、素晴らしい。

 先週,お盆休み2014の中日に,「国立科学博物館」 に行ったという投稿をしました ⇒「m-shige's log: お盆休み2014の中日」.実はこの時,このブログの写真を撮るために愛用しているコンパクトデジカメを落としてしまったのです ⇒「m-shige's log: コンパクトデジカメをリプレース」.おそらく,地球館2階のロビーで休憩しているときに,置き忘れたのだと思います.

 映画館に移動しようと博物館を出る直前に,デジカメがないことに気がついた時は,頭の中が真っ白になりました.急いで館内に戻り,思い当たるところを見て回りましたが,見つけることが出来ませんでした.この時,もう戻ってこないだろうと思いながら,次のデジカメを買うことを考えていました.去年買ったばかりなのに,短い付き合いだった,申し訳ないと.

 最後に,落し物として届いているかもしれないと,一縷の望みを持ちながら,地球館の入り口にあるサービスカウンターに訊ねてみました.メーカー,大きさ,ケースの有無などを訊かれたので,Panasonic製で,カードぐらいの大きさのコンパクトカメラで,紫色の小さな巾着袋に入っていると答えたところ,すぐに私のデジカメを出してくれました.喜んだというより,正直,驚いてしまいました.

 写真を見れば分かるように,これまで大事に使ってきたので,外観は新品と大差ありません.スマホのように登録などのない機器なので,すぐに使い始めることが出来ると思います.もちろん,私がこのようなカメラを拾ったら,絶対にサービスカウンターに届けます.しかし,同じような行為を,他人に期待していませんでした.自分のねじ曲がった心を恥じるばかりです.そして,拾って届けてくれた方には,心より御礼申し上げます.


 2020年東京オリンピック誘致を勝ち取った時の最終プレゼンテーションで,滝川クリステルさんが,「もし皆さんが何かをなくしたとしましょう.それはほとんど必ず皆さんのお手元に戻ります.」 とスピーチしたことが印象に残っています.私は正に,この日本の素晴らしさを体験しました.一度は別れを覚悟し,戻ってきたデジカメ,これからも大事に使っていきます.

2014年8月18日月曜日

生まれた年のLIFEと出会う

 平成26年8月17日の午後は,妻の実家を訪れました.食事の後,お茶を飲んでいる時,お義父さんから「功一さんは,1969年生まれだよね.1969年の一番のニュースと言えば?」 という問いかけに,私が 「アポロの月面着陸ですかね」 と答えたところ,「正解.1969年生まれの君にプレゼント」 と,「LIFE Vol.47 No.4 AUGUST 18・1969」 をいただいてしまいました.
 「ON THE MOON Footprints and photographs by Neil Armstrong and Edwin Aldrin」 表紙の写真は,月から離れる司令船から撮影したと思われる月面に残された星条旗です.
 「LIFE(ライフ)」 は,アメリカで発行されている写真による誌面を中心とした雑誌です.「第二次世界大戦前から戦後復興期、テレビの本格普及前までが黄金期で、アメリカの思想・政治・外交を世界に魅力的に伝える媒体」 でした.先日,「宇宙博2014」 を見学した時に ⇒「m-shige's log: 宇宙博2014 NASA・JAXAの挑戦」,NASAのブースに当時の LIFE がたくさん展示してありました.そのうちの一冊が,今,私の目の前にあります.

 確かに,見たことのある写真は多いのですが,この雑誌からは,アポロの月面着陸に熱狂している世界の様子が伝わってきます.何よりも,自分が生まれた年に発行された雑誌を,45歳の私が読んでいることが,夢のような奇跡です.

 貴重な雑誌を譲ってくれたお義父さんには,感謝という言葉では言い尽くせないほど,感謝の気持ちでいっぱいです.この雑誌は,森重家の家宝とさせていただきます.そして,私の宇宙熱に,再び火が付いてしまいました.今後の自分の行動が心配です.

2014年8月17日日曜日

父の菜園最後の夏

 平成26年8月17日(日),お盆休み2014最後の日の朝は,横浜の実家で迎えました.朝食には,昨晩の宴会で,ご飯の前にお腹いっぱいになって食べられなかった 「のんのん巻き」 が出てきました.私は,「のんのん」 という店で売っているこの太巻きが大好物なのです.ひとりで1本食べるきる自信があります.今はダイエット中ということで,半分で我慢しておきました.

床の間の 「坊ちゃんかぼちゃ」
 朝食後は,今年の正月以来,七ヶ月ぶりに父の菜園を訪れました.今年のトマトや茄子は,大きくなる前に割れてしまうなど,あまり出来がよくないということです.猛暑の影響なのでしょうか.しかし,野菜だけでなく,草花や昆虫などの生命力でいっぱいの父の菜園を見ると,なんだか元気をもらえるような気がします.
沖縄かぼちゃ,みたいな?
にんじん,スタンバイ.
よくお世話になる「ウコン」は,こういうものなのですね.
夏の定番のひとつ 「キュウリ」 は健在でした.
白菜,レタス,スタンバイ.

 父の菜園のある深谷通信所は,今年の6月30日に,アメリカ側から日本側へ返還されました.これまで米軍の許可により一定の条件のもと深谷通信所の施設内で認められていた野球や菜園等の利用については,今回の返還に伴い,平成27年3月末を期限に終了することになりました.父の菜園は,来年3月末には更地になってしまいます.寂しいですね.残念です.今日は,深谷通信所菜園最後の夏の様子を,目に焼き付けておきました.

2014年夏の帰省

 平成26年8月16日土曜日の午後は,横浜の実家に帰省しました.実家に到着すると,妹と甥っ子が既に来ていたので,さっそく,昨日 「国立科学博物館」 に行った時に購入してかぶってしまった 「カプセルミュージアム(フィギュア)」「トキ」 を甥っ子にプレゼントしたところ,なんと,甥っ子も妹と一緒に昨日,科博に来ていたとのこと.このカプセルトイを買おうかどうか迷い,結局,買わないでいたところ,その翌日に私からのプレゼントということで,不思議な偶然に驚いてしまいました.

 夕食まで,甥っ子と遊んでいました.子供のレゴの作品には,色々と感じることが多いです.甥っ子が作った2種類の小型プレーンはとてもシンプルな作りでしたが,私には思いつかないセンスのようなものを感じました.デザインには,純粋さが必要なのかもしれませんね.

 将棋,オセロ,ダイヤモンドなどのボードゲームを楽しみました.どれも,中学生の時から30年ぶりということで,すっかり忘れていた定石などを思い出しながら進めるうちに全勝してしまいました.大人気なかったと反省しています.それにしても,子供の頃と比較して,自分の将棋の指し方が変わっていることに気が付きました.今やってみたら,将棋も面白いかもしれません.

 16時頃から始まった早めの夕食は,定番と言えるAコープの焼き鳥,海老フライ,お刺身などが大量に並び,ビールや日本酒と一緒に堪能しました.初登場の,しそと玉ねぎの天ぷらが美味でした.途中,色々と耳の痛い話も拝聴しましたが,ヨシとしたいと思います.