2013年11月30日土曜日

サカサマのパテマ

というアニメ映画を観るために,今日の午後は,夫婦で 「角川シネマ新宿」 に行って来ました.最近,映画といえば,アニメばっかり見ていますが,知人が推薦するものであれば,どんな作品でも観に行きますよ―(笑)
 観終わっての感想ですが,まず,「ボーイ・ミーツ・ガール」的な作品だと思いました.ラピュタを思い出すような内容です.最近,このような作風が多いような気がしますが,私自身は結構好きです.少し設定が難しくて,後からパンフレットを読んで,ようやく理解することが出来ました.でも,ちょっとツメが甘いかもしれない.あと,自分が高所恐怖症だということを強く認識させられました.これは,絵が綺麗だったからだと思います.
限定ポストカード

 手羽先の店で行われた反省会では,「重力がゾーンではなく,マテリアルに着くなんて,許せない!」 と,妻が熱く語っておりました.自然の力をゾーンから持ち出す時は,抽出して錬成などして効能を高めた,ラピュタの飛行石のようなものにするべきであると.しかし,重力という自然の力に着目したという点は,評価できるとのことでした.確かに,今の人類のやり方は,自然の力に逆らうようなことばかり.トヨタ自動車の 「からくり」 みたいに,人工的な力に頼らない仕組みについて,少し検討した方がいいですよね.
いももちティラミス風

 総合評価としては,百点満点中,妻は「60点」,私は「70点」でした.良い映画だったと思います.アニメ映画も,多様化の時代ですね.

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JSME RC257 第10回研究分科会

に参加するために,平成25年11月29日金曜日の午後は,「東京農工大学 小金井キャンパス」 に行ってきました.雲一つない快晴の下,キャンパス内の紅葉が綺麗でした.余裕のある敷地,やっぱり,他人の畑は青く見えるものですね.

 13時15分から始まった研究分科会は,農工大の4人の先生からの話題提供でした.3人の先生とは,親しくお付き合いさせていただいているので,ほとんど知っている内容でしたが,「環境対応型電解加工・放電加工技術への取組」 というタイトルで講演された,夏先生の内容は新鮮でした.「脱イオン水」の適用,これからも注目です.

 15時40分からは,3つの研究室を見学しました.どの研究室も,たくさんの工作機械や実験装置が導入されていました.やはり,装置が動いていると違いますね.刺激になったというか,色々と反省しました.
最新の複合加工機,いいなぁ…

 夕方からの 「技術交流会」 では,色々な方と,文字どおり情報を交換しました.現状を打開するためのアドバイスなど,とてもありがたく思いました.
SSHR先生プレゼンツの日本酒

 2次会の居酒屋は,日本酒のチョイスと肴が素晴らしい店でした.どの街にも,いい店はあるのですね.今度は,最初からこの店で,じっくり呑みたいところです.
白子ポン酢
鳥刺しを塩でいただく!

 調布のショットバーでの3次会などもあり,深夜まで充実した一日でした.他の人と一緒に仕事するって,素晴らしい.大学から外に出ると,一人では出来ないことがあるということを痛感します.謙虚な気持ちを忘れたくないものです.
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2013年11月29日金曜日

型技術ワークショップ2013 in きたかみ

~イーハトーブ発 ものづくり ~とどけ世界へ 感謝の想い~」 に参加するために,平成25年11月28日木曜日は,岩手県JR北上駅近くにある 「ブランニューキタカミ」 に行って来ました.無理のない移動としては,7時16分東京発の「はやて101号」に乗るのが精一杯でした.9時55分に北上駅に到着,岩手大学 理事・副学長の岩渕先生のオープニング講演 『産学官連携による「ものづくり」への期待』 には,ギリギリ,間に合いませんでした.途中からの聴講となりましたが,「K(経験),K(勘/感),D(度胸)」の「KKD」に,Scienceを付加した「KKDS」にしなければならない.COI(Center of Innovation)か,COC(Center of Community)か? プロセス・イノベーションに取り組むべき立場であるハズのところに,プロダクト・イノベーションが求められる.大学人としてのジレンマについては,共感するところも多く,大いに考えさせられました.

 午後13時からC室で行われた 「CAD/CAM/CAE/CAT」 のセッションでは,私の研究室の修士2年KNK君が,「産業用ロボットを用いた研磨作業の自動化 ―切削用のNCデータを利用したロボットプログラムの作成―」 という題目で発表しました.実験結果が出たのが今週の月曜日で,昨日の夜まで発表内容を検討するという綱渡り的な状況だったのですが,発表時間ギリギリまでの努力が伝わったのか,たくさん質問していただけました.回答の内容も適切かつ前向きで,好印象だったのではないかと思います.彼の持ち味が十二分に発揮され,私自身が清々しい気分になりました.

 一番最後に,岩手県 復興局 理事兼副局長の方が 「東日本大震災津波からの復興に向けた岩手県の取組 ~いのちを守り 海と大地と共に生きる ふるさと岩手・三陸の創造~」 という題目で講演された特別講演Ⅱは,色々と考えさせられました.千年に一度という未曾有の大災害に対して,事前の取り決めなどあるハズはなく,そのようなものを整備しながらの復興作業は,思うように進まない.現場との意識の違いを,強く感じました.なんとかならないのでしょうか.

 翌日1限に講義があるため,KNK君とともに19時3分北上駅初の 「やまびこ66号」 で帰京しました.3時間入れ替え制の 「居酒屋やまびこ」 で,最初の1時間はKNK君と大いに語り合いましたが,中盤以降のKNK君は,お疲れ&慣れない日本酒でダウンでした(笑)
車内販売で購入した弁当
カップ地酒

 岩手県にタッチ・アンド・ゴーの出張でしたが,充実していたためか,あまり疲れを感じませんでした.これで,今年度の大きな出張は終わりです.今後は,卒論と修論の指導に,一意専心します.

2013年11月27日水曜日

さよなら,日々のことば 本田宗一郎

 2010年の年末に購入した日めくりカレンダー 『日々のことば 本田宗一郎 「夢」』⇒「m-shige's log: 日々のことば 本田宗一郎 「夢」」,購入してから3年もの月日が流れましたが,昨日の26日のことばの投稿で,ようやく31すべての「ことば」を紹介することができました.以下に,これまでの投稿をまとめます.
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1.m-shige's log: 楽しむために 生きる
2.m-shige's log: 百パーセントのための百二十パーセント
3.m-shige's log: 欠点の多さは特徴の多さ
4.m-shige's log: いい悪いは大衆が判断してくれる
5.m-shige's log: 大切なのは「試す」こと
6.m-shige's log: 足踏みは退歩
7.m-shige's log: 人間の研究が一番大切
8.m-shige's log: 誤った一生懸命は 怠惰より悪い
9.m-shige's log: 常に正義に味方する
10.m-shige's log: アイデアを出せば面白くなる
11.m-shige's log: 「見学」でなく「観学」
12.m-shige's log: 過去は人生の排気ガス
13.m-shige's log: 自ら認めた真実に従うことが勇気
14.m-shige's log: 能ある鷹は爪を隠さず
15.m-shige's log: 自分をさらけだすほうが楽
16.m-shige's log: 泣きたければ泣き 怒りたければ怒る
17.m-shige's log: 堅いだけでは だめ
18.m-shige's log: 我も人なら 彼も人
19.m-shige's log: 自分一人で 世の中は わたれない
20.m-shige's log: 同じ失敗は 繰り返さない
21.m-shige's log: 固定観念を捨てれば真実が見える
22.m-shige's log: 作って喜び 売って喜び 買って喜ぶ
23.m-shige's log: ユーモアは心の接着剤
24.m-shige's log: 本当の成功とは 成功が続くこと
25.m-shige's log: 逆境が一番の修行期間
26.m-shige's log: 失敗にくよくよしている暇はない
27.m-shige's log: 効力を発揮してこその努力
28.m-shige's log: 世の中への奉仕が人の価値
29.m-shige's log: 最後の決め手は人間味
30.m-shige's log: 必ず自分を生かす 道がある
31.m-shige's log: 人生 スピードが大切
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 今,それぞれの投稿を振り返ってみると,宗一郎氏のことばは,単なるトリガーであって,結局,自分の言いたいことをブシャブシャと書いているだけですね(笑)
 前作の 『日々のことば 本田宗一郎 「挑戦」』 とあわせると⇒「m-shige's log: 日々のことば 本田宗一郎 「挑戦」」,4年間も本田宗一郎のことばとお付き合いさせていただいたことになります.これで,『日々のことば 本田宗一郎』 ともお別れです.寂しいです.寂しいので,今度は 「松下幸之助」 のことばでも始めることにしますか(笑)

2013年11月26日火曜日

失敗にくよくよしている暇はない

が,今日26日の 『日々のことば 本田宗一郎「夢」』 のことばでした.「万事が目まぐるしく移り行く今日、失敗したからといって、くよくよしている暇はない。間髪をいれずその原因を究明し、適切な反省を加え、次の瞬間にはもう一歩を踏み出していなければ、決して他に先んじることはできない。」 という解説が添えられていました.

 失敗からの立ち直りが早い人と遅い人がいると思いますが,私自身は,明らかに失敗にくよくよして,長い時間引きずるタイプだと思います.「今のは,こうすればよかった」 「あの時は,ああすればよかった」 反省しない日は,一日たりともありません.これまでに起こした大きな失敗の記憶が,突然,鮮明に蘇り,その度に私を苦しめます.

 反省するという行為で,自分自身を許しているのかもしれません.こんなことではダメだと,よく分かっています.くよくよしたって,結果が変わるわけではありませんし,そんな後ろ向きな思考に頭を使うよりも,これからやるべきことに注力した方が絶対にマシですから.でも,これは完全に性格の問題,どうしようもありません.

 しかし,こんなことを言いながら,ゴルフに関しては前向きというか,反省しないというか,人が呆れるほど同じようなミスを繰り返しても天真爛漫,楽しんでいるような気がします.ゴルフこそ,もう少しストイックにやった方がよいと思うのですが,恐らく,ゴルフでも反省していたら,息抜きにならないからなのでしょう.仕事とゴルフのマインドが,逆になったらいいのになぁ… なかなか,うまくいかないものですね.

2013年11月25日月曜日

代休を利用して電撃帰省

 今日は,11月分の代休を利用して,初処理をするために実家のある街,いわゆるマイホームタウンに,タッチ・アンド・ゴーしました.平日に,地元で両親に会うなんて,何時以来だろう? なんというか,とっても不思議な気持ちになりました.手続きは30分程度で終わり,せっかくの機会なので,地元では珍しいのか,平日でも大繁盛している会席料理の店で会食しました.

土瓶蒸し
冬の松花堂弁当
デザートは,とっても残念…

 9時に自宅を出て,10時半には最寄駅で父に会っていました.帰ろうと思えば,いつでも帰って,親に会うことが出来るという事実に,今更ながら気が付きました.もっと両親に会う時間を大事にしなければいけませんね.皆さん,親を大切に.

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2013年11月24日日曜日

コンパクトデジカメをリプレース

 先週の水曜日,愛用してきたコンパクトトデジタルカメラ 「CASIO EXILIM EX-Z1」 の不調に気が付きました.電源を入れたときに出てくる鏡筒部分が,なにかに引っかかるような感じで,完全に出てこなくなってしまったのです.4年前に購入して以来⇒「m-shige's log: デジカメを買いました」,このカメラで撮影した写真は10,306枚でした.本当に,本当に,よく頑張ってくれました.感謝の気持ちで,いっぱいです.ブロガーの私にとって,デジタルカメラは必携のアイテムなので,即座に通算5台目のコンパクトデジタルカメラを購入することを決断しました.
 私は,コンパクトデジタルカメラ EXILIMと,プレミアムコンパクトデジタルカメラ 「FUJIFILM X10」の,二つのデジカメを併用してきました.X10は,言うなれば勝負カメラという位置づけで,旅行などのイベントで気合を入れてしっかり撮るためのもので,日常的に持ち歩いているのは,EXILIMなどのコンパクトデジタルカメラでした.私は,気になったモノや瞬間を,バシャバシャ撮りたいので,上着やシャツのポケットに収めるための「薄さ」,シャツのポケットに入れても気にならない「軽さ」は,最も重要な評価項目です.この評価項目にもとづいて検討してきた結果,最近購入した3台のコンパクトデジタルカメラは,すべてCASIOのEXILIMとなってきました.

 木曜日の出張からの帰りに,ヨドバシカメラ新宿西口店に立ち寄って,「薄さ」と「軽さ」に注目して,新しいコンパクトデジタルカメラを検討してみたところ,「Panasonic LUMIX DMC-XS3」 を購入することになりました.「光学5倍ズームレンズを搭載しながらも、ボディの薄さ約18.5mm(突起部を除く。ボディ最薄部約14.0mm)を実現」,重さは 「約103g(バッテリー、メモリーカード含む)」,初代のEXILIMが登場したときの驚きを思い出しました.

 早速,一昨日から使っていますが,携帯性については,まったく問題ありません.むしろ,大きな進歩を感じたのは,起動やピント合わせなど速さです.4年の経過を感じるのに十分な性能の向上に,なんだか,ため息が出てしまいました.まだ,操作感や撮影した写真に,多少の違和感を覚えますが,これは慣れの問題だと思います.携帯性と運用性の高まったコンパクトデジタルカメラによる,これからの発信の変化に注目してください.下は,奇跡的に鏡筒がでてきた EXILIM EX-Z1 を使って撮った最後の写真です.なんだか,泣けてきました…