2009年1月10日土曜日

横浜で結婚披露宴

 今日の夕方,横浜中華街近くのホテルニューグランドで,卒業生の結婚披露宴がありました.私も当時の研究室の教員の一人として招待されていたので,出席しました.
 横浜関内は,私にとって馴染み深いところです.実家の戸塚に近いので学生の頃からよく遊びにきました.妻も結婚するまでは関内のマンションに住んでいました.二人で山下公園を散歩したことを思い出しました.今日の会場となったホテルニューグランドは,戦前からこの場所にある,歴史のあるホテルです.実は,私が結婚するときに披露宴会場の候補として妻と二人で見学したことがあります.当時は照明の様子は見られず,宴会のときの雰囲気は分からなかったのですが,今日の印象としては,少しクラシカルで,明治大正時代の舞踏会を想像させるような,いい雰囲気でした.ここを会場にしたら,こういう披露宴になったのかもしれないなと,考えながら2時間半ほど過ごしました.
 今日の新郎新婦は,色々な点でお似合いだと思いました.お互いに波長が合っているのではないでしょうか.いつまでも仲良く,お幸せに.とりあえず,永遠の幸を祈る.

2009年1月9日金曜日

研究室推薦枠申し込み締め切り

 今日で,卒業研究のための研究室配属の推薦枠申し込みを締め切りました.この推薦枠の制度は今年度から始まったもので,成績が良い学生ではなく,研究に対して熱意のある学生を採りたいという教員側の希望で設定されたと認識しています.ただ,目的意識さえきちんとしていれば,希望する研究室に入れる道ができたということで,学生にとっても悪い話ではないと思います.ここで言う目的意識とは,その研究室で何をしたいかということです.
 私の研究室の推薦を希望してきた学生は2名でした.枠は1名だけなので,どちらか一人しか採れません.もちろん,目的意識のない学生を推薦する気はありません.私は,講義や実験では生産や加工に興味を持ってもらえるように,かなり意識してフレンドリーに接しているつもりですが,研究となると話は別です.勉強と研究は違うのです(当たり前すぎて,すいません)
 でも,勉強するために大学院に進学すると言う学生も,あたりまえの世の中ですから,あまり厳しく考えずに,できればどちらかは採りたいと考えています.来週の面接で決めます.

2009年1月8日木曜日

精密工学会誌 創立75周年記念特集号

 本日,精密工学会誌 2009年1月号が送られてきました.この号は,75周年記念特集号となっています.200ページを超えており,通常号の2倍のボリュームですが,投稿論文は一切掲載されておらず,全て祝辞や解説などの依頼記事です.
 2006年末からWGを立ち上げ,私が責任者として内容の企画を進めました.執筆者をリストアップして内諾をもらうまでに,2007年末までの一年間を費やしました.取りまとめ役の私としては,ここまででもかなりきつかったです.しかし,2008年10月からが新たな修羅場となりました.100件を超える依頼原稿の管理で,事務局の担当の方に酷なまでの作業を強いることになってしまったのです.私や部会長の先生も,フォローに忙殺されました.今思うと,原稿を査読した現編集委員の方々も,たくさんの原稿を短期間で処理されたのではないでしょうか.この作業も大変だったと思います.WG委員の方々にも,督促の作業を手伝ってもらうなど,最後までお世話になってしまいました.海外の学会との交渉では,恐れ多くも現会長にまで助けていただきました.
 最後は,妥協して終わらせた感じでしたので,今月送られてくる会誌を見るのが怖いというのが,正直な気持ちでした.しかし,実物を見てみると,ボリュームで圧倒しているからだとは思いますが,よい仕事をしたと思えるものになっています.ほっとしました.終わり良ければ,すべて良し,実感です.
 今,この仕事を振り返ってみると,プロジェクトを進める責任者の苦労がよくわかりました.そして,私自身が力不足で,人間としてまだまだ未熟であることを痛感しました.もっと皆さんに気持ちよく仕事してもらえるようにできたのではないかと反省しています.
 この仕事では,本当にたくさんの方に協力していただきました.とても言葉では伝えることができないほど,感謝の気持ちでいっぱいです.心よりお礼申し上げます.できれば,関係者で集まって,打ち上げなどしたいです.是非,やりましょう.

2009年1月7日水曜日

工作機械業界の新年賀詞交歓会

 今日の夕方,日本工作機械工業会が主催する工作機械業界の賀詞交歓会が,都内のホテルニューオークラで開催され,私も招待されていたので参加して来ました.
 始めに会長と来賓の挨拶がありましたが,それ終わると乾杯をすることなく,いきなり懇談に移りました.挨拶は無しで乾杯だけというパーティは記憶にありますが,このような趣向は初めてです.少し,拍子抜けしました.
 やはり気になるのは急激に落ち込んだ業界の業績の今後の見通しです.工作機械メーカーの役員の方数人と話をしましたが,しばらく厳しいことは間違いないが,これからどうなるか予想できない,という意見がほとんどでした.景気が急激に回復するかもしれないし,逆に不況が長引くかもしれないということです.また,輸出相手国のアメリカや中国などの影響も大きいので,日本の会社ががんばれば必ず良くなる,というわけでもありません.でも,バブルやITバブルの経験から,同じような不況になってもしばらくは耐えられるように,各メーカーが体力をつけているということなので,悲壮感のようなものはあまり感じませんでした.でも,現場の人が感じていることは違うかもしれませんね.とにかく,耐えるしかないということでした.
 中締めの時も挨拶する人はなく,完全に流れ解散でした.工作機械業界の皆様,本年もよろしくお願いいたします.苦しいかと思いますが,大学の教員として雇用は維持していただきたいと思います.

2009年1月6日火曜日

雑誌で研究が紹介されました

 最新の「月刊生産財マーケティング」第46巻 第1号のA-39ページに,私の研究室のHaptic Deviceを利用した多軸制御工作機械の操作インターフェイスの研究が紹介されています.今日,この雑誌が贈られてきて,特集の「未来技術 ~出番を待つ次期エースたち」でコラム的に掲載されているのを見つけました.昨年の11月末あたりに電話とメイルであたふたと取材に対応したきり,すっかり忘れていました.短い文章ですが,なかなかうまく解説していただいています.

「自動化でなく,人がしたいことを機械に伝えることにこだわった」のだ.

 いやー,自分からは人にこのようなことを話しているつもりですが,理解してくれた他の人からこのような言葉を聞くと,かなりうれしいですね.さらに,最後の「研究の評価」のところには,

「これまで自動化にこだわってきたが,この研究はベクトルが逆.」

とまで書かれていました.これもプラスに感じさせる文章です.でも,そのとおりなんですよ.人の力を信じた研究なんです.
 担当のSGさん,ありがとうございました.今年もよろしくお願いいたします.でも,原稿は締切の二ヶ月前までに依頼して下さいね.

2009年1月5日月曜日

仕事始めと年賀状

 今日から出勤,仕事始めです.午前中は頭がすっかりクリアーで,午後の講義の準備などの仕事もスイスイはかどり,6日間の休みの効果を実感しました.やはり,仕事をまったくしないで数日休むことは大事なんですよね.今日,研究だけに専念できれば,どんなによかったかと.
 でも,3限の講義が終わると疲労感がジワジワ頭に浸透してきて,卒論や修論に取り組んでいる研究室の学生の質問などに対応しているうちに,昨年末の状態に戻っていくような気分になりました.仕事なので仕方ありませんが,もう少し休みの効果が続いてもいいような気がします.まぁ,自分の感じ方にも問題があると思います.
 自宅にも年賀状がたくさん届きましたが,大学宛てにも20枚ほど送られてきました.私はどちらかというと筆不精な方なので,知り合った人全員に年賀状を送るようなことはしていませんが,それでも120枚程度のやり取りはあります.でも,知り合いの先生の中には300枚以上も出す人もいるので,多いというわけではありません.思いがけず年賀状を送ってくれた方が 4, 5 名ほどいました.本当は自分からも送るべきだったと反省しています.今後も年賀状をやり取りすることになるでしょう.このような知り合いが増えるのはうれしいことです.だんだん,年賀状を送ることが楽しくなりそうです.

2009年1月4日日曜日

冬休みも終わりです

 6日間ほどの休みでしたが,年末は体調がいまひとつでしたし,年始はイベントが多かったためか,あっという間に終わった気がします.明日から後学期の再開です.センター試験や入試などの大学としての大きなイベントがからみながら,修論審査会と卒論発表会というメインイベントに向けてラストスパートです.病気など健康管理に気をつけながら,40日間元気にがんばりましょう.