2012年10月6日土曜日

新宿でお買い物 2012秋

 今日の午後は,夫婦で新宿まで買い物に行きました.一番の目的は,妻のスマートフォンでした.妻が愛用してきた携帯電話は,キャリアは WILLCOM,端末はSHARP製「WSO11SH」,一世を風靡したスマートフォンです.今週,一切のキー入力を受け付けなくなってしまいました.5年も前に購入したものですし,傍から見ていても,妻の使い方は尋常じゃないので,これまでよくもったと思います.WILLCOMショップに行って,とりあえず,修理の見積りを依頼したみたいですが,おそらく,新しいものを買うことになるでしょうね.妻がどのような選択をするのか,今から興味津々です.

 次に,ヨドバシカメラに行って,LED電球を購入しました.昨年,リビングのミニ・シャンデリアの電球をLEDにしてみましたが ⇒「m-shige's log: LED電球に交換してみた」,月々の電気代が500円以上も安くなるなど,効果絶大だったので,今回は洗面所の50Wの白熱電球2個を,LED電球にすることにしました.40W電球の明るさ相当のものをチョイスしましたが,明るさに問題はないと思います.消費電力も5.6Wと,これまでの1/9程度です.値段も1個3,000円弱と,1年前よりも1,000円ぐらい安くなっている印象です.どのくらいの節電効果が見られるか,これも興味津津です.

 最後に,研究室に常備する手回しラジオを追加購入しました.色々な手回しラジオがありましたが,結局,自宅と同じSONY製のものにしました.色は3種類あったのですが,非常用としては目立つものがよいだろうと思い,これも自宅と同じオレンジ色のものにしました.来週から,研究室の学生居室に配備されます.ちょっと,一安心です.使われないことが好ましいメカというのも,なんだか不憫ですが,仕方ありませんね.

パナソニック(株) モノづくり本部 を訪問

 平成24年10月5日金曜日の午後,大阪府門真市にあるパナソニック株式会社の 「モノづくり本部」 を訪問しました.私が編集委員となっている 「型技術」 誌の巻頭にインタビュー記事があるのですが,今年12月号のインタビュイーが,パナソニック株式会社 生産革新本部の新本部長となり,そのインタビュアを私が務めることになって,今日の訪問になったというわけです.私が大学院生だった頃,当時は生産技術本部と呼ばれていたここを見学させていただいたことがあり,約20年ぶりの再訪となりました.生産革新本部も,今月から 「モノづくり本部 生産技術開発センター」 となったということで,時代が動いていることを感じます.

 今回は取材なので,日刊工業新聞社の方2人が同行しました.入口の左の奥に,小さな神社を見つけました.「白瀧大明神」 ということですが,おそらく,工場を建てるときに,敷地内にあった神社を移設したのでしょう.今回の取材がうまくいくように,3人でお参りしておきました.

 インタビューは14時からの約束でしたが,事前に所内を見てもらった方が取材もしやすいだろうという先方のご配慮で,13時半から所内の様子を見学させていただきました.金型を生産するための工作機械,成形を実証するための成形機など,よい機械がきちんと管理されて使われていました.成形サンプルが展示されているショールームに案内されて説明を受けましたが,フィルムインモールド成形や,独自の温調金型によるハイサイクル&塗装レス成形などの「加飾成形技術」,カメラレンズやデジカメの鏡筒などの「精密モールド技術」,パナソニックの主力製品となっている電池の極板などの「精密プレス技術」などに力を入れていると感じました.

 インタビューでは,生産技術開発センターと成形技術開発センターの概要について説明していただき,本部長の方の略歴を聞いたあと,扱っている金型や成形技術などについて,見学させていただいた内容を確認する形で,質問をさせていただきました.開発した技術が外販にも繋がるように取り組んでいるということで,どの技術も完成度が高いと思いました.なんだか,私が興味を持った部分だけ,取り留めのない質問をしているようなインタビューになってしまいました.まとめる編集者の人は苦労しそうです…

 取材を通して感じたことは,やはり,量産家電で世界を相手にしてきた企業の取り組みは流石だということです.今年は,国内の家電メーカーは厳しい状況が続いていますが,生産技術はやるべきことをしっかりやっている.問題は,その生産技術を生かすことができるような製品を開発できるかだと思います.ワクワクするような新しい家電製品,難しいとは思いますが,期待したいです.私も,考えてみます.

 取材は15時に終わり,時間があったので,3人で本町駅の近くにある摂津国一宮の 「坐摩神社(いかすりじんじゃ)」 と,その近くにある 「難波神社(なんばじんじゃ)」 を参拝しました.大阪も神社が多くていいですね.後学期が始まって,色々と心配事が増えたので,それぞれがうまく解決するようにお願いしておきました.

 色々と充実した出張となりました.ちょっと,元気出ました.

2012年10月4日木曜日

大学で実学を教えるということ

 企業の方から,「どうして大学で,CADの演習なんかするのか.大学では,基礎をしっかり教えて欲しい.」 と言われるそうです.大学の講義で使ったCADを,就職先の企業では使わないかもしれませんし,仕事でCADを使う場合は,企業のやり方に従ってしっかり教えると思うので,言いたいことは分かります.CAD/CAMは,ものづくりのための単なる道具ですから.

 しかし,単なる道具であるのならば,在学中に縛りなく使ってみて,課外活動などに活用して欲しいと思います.入学してすぐに使い方を紹介して,後は学生が自由に使えばよいのではないでしょうか.文房具のようになれば,講義などでCADを使うことを前提にした課題を出してもよいと思います.

#書いているうちに,自分の考えが整理できました.

 先週出席した学会の企画委員会の中で,機械科で材料力学を教えない大学が結構あるという話を聞きました.信じられませんでした.このような大学では,上の話とは逆に,実学ばかり教えているのでしょうか? ということは,大学で実学を教えることを好ましく思う企業があるということですよね? でも,作業者⇒職人になるであれば,大学で学ぶ必要はないと思います.むしろ,早くから現場で働いて,技能を磨いた方がよいと思います.

# 大学で実学を教えている自分の立ち位置が,
# よく分からなくなってきました.

2012年10月3日水曜日

自己嫌悪に沈んで,立ち直れない…

 今日は,今年から担当することになった3年6学期の必修科目「マシンデザインⅡ」の初日でした.無事に終わって欲しいという思いとは裏腹に,学生からしてみれば考えられないような不手際が,こともあろうに,講義の当日になって発覚するという事態になってしまいました.さらに,事後対応を関係の先生方と協議した結果,どうしても,学生に協力してもらわなければならなくなりました.学生に対しては,申し訳ない気持ちでいっぱいです.とにかく,誠意を持って,全力で事後対応にあたるしかありません.

 それにしても,学科での自分の立ち位置を考えさせられるような議論もあって,年に一度あるかないかの凹みようです.しばらく,立ち直れそうにありません…

2012年10月2日火曜日

やろうと思えば大抵できる

が今日2日の 『日々のことば 本田宗一郎「挑戦」』 のことばでした.『不足にばかり目をやって嘆いてはならない。不足は知恵と労力で補えばよい。大事なのは、やろうという強い思い、意志である。それさえあれば人間は 大抵のことができる。』 という解説が添えられていました.なんだか説教じみたシンプルなことばですが,シンプルだからこそ,考えさせられることばだと思います.

 研究室の学生には,色々なことをやらせていますが,教員になってからこれまで,できそうもないことをやらせたことはないつもりです.ミーティングなどで 「できませんでした」 という場合,突き詰めると 「やりませんでした」 ということが多いです.もちろん,やってみたけれどできないということもあります.しかし,そのような場合でも問題点は分かるので,方針を変えて,前進できるように指示しています.

 結論として,どんなことでも,やれば,必ず,前進するのです.となると,問題は,「やるか,やらないか」,「やろうという気持ちが,あるか,ないか」,ではないでしょうか.

# 参考文献(?)として,以下の投稿も参考にしてください.
⇒「m-shige's log: 仕事ができる人とは

2012年10月1日月曜日

後学期授業開始2012

 今日10月1日,しかも月曜日から,2012年度の後学期が始まりました.9月末になって秋めいてきたと思っているところに,今日は真夏のような日差しでした.私の衣替えは,いつになるんでしょう?

 後学期の私は,大学院のものも含めて5つの講義を担当することになっています(うち1つは,2週だけの学生実験再履修への対応ですが).月曜日の2限は,学部の 「生産システム工学」 です.改築された(と思っていた)新しいC棟の3階の教室で講義することになっていたので,建物の中はどんなふうになったのか,ちょっと楽しみにしていました.

 C棟の入り口らしきところまで歩いていくと… あれ? なんか変だぞ… え? えええ! 遠目に見た時には気が付きませんでしたが,東側の建物の非常階段を挟んで,建物が2つに分かれています.こんなに近いのに,なんて,もった… ゲフンゲフン…

 そういえば,「C棟」とか「新C棟」とか,標記が2つあって,「何か違うのかな?」と思っていたのですが,旧C棟の真ん中の建物だけを流用⇒改築したものを「C棟」,旧C棟の東側にあった階段教室の位置に新築されたものを「新C棟」と呼ぶみたいです.でも,旧C棟と比較すれば,どちらも新C棟と言えるわけで… うーん,うーん… きっと,何か理由があるのだと思いますが,しばらく,学生は混乱すると思います… ちなみに,私が月曜日に講義するのは,新C棟3階にあるC303室です.

 最近は,30名程度しか受講者がいない講義です.3年6学期で単位が足りていれば,選択科目は取らないですよね.仕方ないと思います.それでも,安全率200%以上として,70枚のプリントを用意したのですが,プリントは足りませんでした… もらえなかった学生には,来週,配布することにしましたが,よくわかりません.後学期初日ということで,ほとんどの学生が登校してきているハズなので,とりあえず,聴いてみようというところなのかもしれません.どうせ話すなら,大勢の学生に聴いてもらいたいので,この人数が最後まで維持されるように頑張ります.

 講義の最後に,来る11月1日~6日に,東京ビッグサイトで開催される 「JIMTOF2012(日本国際工作機械見本市)」 に併せて日本工作機械工業会が開催する,学生の対象とした 「工作機械トップセミナー」 を紹介しました.本セミナーでは,ファナック株式会社の 稲葉善治 CEO社長,世界 No.1 のスーパーコンピューター「京」の開発エンジニアをはじめとする多彩な講師の皆さんに,工作機械やものづくりの魅力について講演していただきます.詳細は,こちらからパンフレットをダウンロードしてご覧ください.
http://www.jmtba.or.jp/kokusakukikai_topseminar.html

 セミナー終了後には,工作機械メーカとの懇親パーティも予定されています.ここでは,多数の工作機械メーカーが各社の特徴や自慢の技術を説明するためのブースを用意するので,「一つの機械産業分野の企業研究に最適だ.それに,エンジニアになったら工作機械のユーザーになることは確実なので,展示会だけでも見に行った方がいい」 と,説明したところ,今日の講義だけで,18名の希望者が集まりました.この反応も,例年よりいいと思います.是非,最新の工作機械を見て,最高水準の機械の美しさを堪能して欲しいです.

2012年9月30日日曜日

味の素KK CookDoプレゼンツ よしもと スペシャルライブ

に参加するために,今日の午後は,有楽町駅前にある 「よみうりホール」 に行って来ました.我が家の夕食のおかずは,味の素の中華調味料シリーズ 「CookDo」 に,結構お世話になっています.定番は,「回鍋肉(ホイコーロウ)」,「麻婆茄子(マーボチェズ)」,「豚肉ともやしの香味炒め」の3種類,夏場は「ゴーヤチャンプルー」,冬場は「白菜のクリーム煮」,最近は「豚肉と玉ねぎの中華生姜焼き」もメニューに加わりつつあります.

 今年の5月末に食べた 「豚肉ともやしの香味炒め」 のパッケージに付いていたシリアル番号を使って,何気なく懸賞に応募してみたところ, 「よしもと スペシャルライブ」 への招待券が当たってしまいました.私は,生まれてからこれまで,漫才というものを観たことがありません.自分からチケットを買って観に行こうとは思いませんが,せっかく機会をいただいたので,夫婦で観に行くことしました.
 台風17号の接近のために,15時過ぎから各線とも本数を減らして運行するということが分かっていましたが,行かないで後悔するよりも,行って楽しんでから後悔する方がマシだろうと,自分自身と妻を説得して自宅を出ました.

 15時から始まったイベントの司会は,なんと,CookDo の CM にも出演している 山口智充 さんでした.ほとんど民放を見ない私でも知っている有名な芸人を直接見ることができて,最初から興奮です.今日のライブに出演した芸人の皆さんは,以下のとおりです.

ブラックマヨネーズ アジアン
パンクブーブー ピース
平成ノブシコブシ はんにゃ
誰かスペシャルゲスト

 … すいません… 知っている芸人がいません… 登場の時に,歓声があがっていたので,それなりに有名な芸人ばかりなのでしょうね.正直,我々は場違いなのではないかと心配になりましたが,居直ることにしました(笑) すべての芸人が面白いというわけにはいきませんでしたが,二組ぐらいはとっても面白かったです(一組は,たぶん,ピースだったと思います…) こんなに大勢で笑う機会は,あまりないなぁと思いました.普段できないことができるというのは,良い刺激になります.

 結果として,心配した天気の方は,行きは厚い雲が見えるもののほぼ晴天,帰りは雨がぱらつきましたが,調布駅から自宅まで傘をさしただけで,何の問題もなく帰宅することができました.もし,行くのを諦めていたら,予報どおりに悪化しない天気の様子を見ながら,後悔しているところでした.参加してよかったです.
 味の素KKの関係者の皆様,素晴らしい機会を与えていただき,ありがとうございました.これからも,CookDo のお世話になりたいと思います(笑)