2018年2月10日土曜日

100周年カウントダウン特別講演会

 今年の12月8日に,電気通信大学は創立100周年を迎えます.本日の午後,学内外の機運を高めていくために100周年事業のスタートアップと位置づけた「創立100周年記念事業 100周年カウントダウン特別講演会」 が本学の講堂で開催され,教職員の私も参加させていただきました.

 学長挨拶の後,カウントダウンボードがお披露目されました.後日,甲州街道沿いに設置されるとのことですので,学外の方にもご覧いただけるようになると思います.お楽しみください.

 最初の講演者は,本学の電子工学科の卒業生で,家庭用ゲーム機「PlayStation」の発想者・開発者であり,自ら陣頭指揮してゲーム産業を2000年代の情報技術の牽引役に作り上げた 久夛良木 健 氏でした.
「エンジニアって... 愉しい! 知的好奇心が拓く未来への道」 科博の理工学館,秋葉原ガード下パーツ街,中身が知りたくて手当たり次第に分解,2001年宇宙の旅,ハヤカワ文庫制覇 ⇒ エンジニアになりたい! 久夛良木さん,エンジニアだったんですね? 卒論は「画像微分器による特徴量の検出」⇒ 研究室って面白い! まったく同じプロセスですが,ここからの進路が違いました.1975年ソニー入社,3-inch液晶TV開発,メーターを液晶で電子式に置き換える,マイコン,統合開発環境,電子カメラの開発,情報処理研究所へ異動,そして,PlayStationへ.先輩としては恐れ多い存在です.プロジェクトのために集めるべきは,予算ではく,才能と好奇心.大変勉強になりました.

 次の講演者は,退職後に初めてパソコンを購入し,81歳にしてiPhone用アプリ 「hinadan」 を開発,2017年6月にApple社から米国サンノゼで開催された世界開発者会議に招待された 若宮 正子 氏でした.今月,若宮さんが国連の社会開発者会議で演説したことが報道されましたが,その当人が講演されるということで楽しみにしていました.
 とっても楽しい講演で,会場の笑い声が絶えませんでした.歳を取ってからも楽しく生きていくことができるということを教えていただきました.最近,70代からをどう生きていこうか? などと夫婦でしんみり話し合っていたことがバカみたいに思えました.色々な人が応援してくれる若宮さんのキャラも大きいと思いますが,そのキャラを構築しているマインドが素晴らしいです.見習って,今後の活動に生かしたいと思いましたが,すぐに現状にまみれて今の気持ちを忘れてしまうんだろうなあ... とにかく,これからも若宮さんの活動をフォローしていきたいと思います.

 腰痛悪化のため,最後の歴史的音響機器が奏でる演奏の前に退出させていただきました.ヘタレですいません.今回の講演会では,積極的に質問する学生も印象的でした.本学も捨てたものではありませんね.今後のイベントにも積極的に参加していきたいと思います.

2018年2月9日金曜日

散歩でひらめく

 2018年2月4日に放映された 『NHKスペシャル「人体」”脳”すごいぞ!ひらめきと記憶の正体』 で,ひらめくコツについて話題になっていました.ひらめくコツ,それは,「ぼーっと」すること. 番組司会をしていたノーベル医学・生理学賞の山中伸弥先生も,ノーベル賞につながるひらめきは風呂に入っていた時だったそうです.なるほどな,と思いました.
 私にとってのひらめきの機会は,散歩の時だと思います.いつだかTDKM先生に 「森重先生は何処でアイデア出しをしてるんですか?」 と尋ねられた時,自然に 「散歩の時かな?」 と答えていました.自覚があるのでしょう,きっと.
 昼食後に散歩していると,色々なことをポンポン思いつきます.午前中に発生した問題や午後からの案件への対応方法のような小さなことから,研究テーマや研究室の運営に関するような大きなことまで,内容は実に多様です.中には,「本当に自分で思いついたのか?」 と思うぐらいのひらめきもあります.でも,最初から考えるテーマを決めてから散歩しても,何にも思いつきません.何にも考えずに歩くことがコツなのです.
 つまり,机上でうんうん考えても,新しいことは思いつかないということになりますか.できるのは単なるお勉強と作業ということですな.プログラミングや論文執筆などのクリエイティブな仕事も,やることが決まっているからこそできるのであって,アイデアがなければ何も始まりません.ひらめきの機会を大事にしたいと思います.

2018年2月8日木曜日

仕事に近道はない

が,8日の 『【日めくり】2018年版 日々のことば 「松下幸之助 大志」』 のことばでした.「相撲取りの毎日何時間もの厳しい稽古は、一瞬の勝負に生きてくる。われわれの仕事も日ごろの努力の積み重ねがものをいう。努力もしないで成果を出そうというのは虫のいい話。仕事に近道はないのである。」 という解説が沿えられていました.英訳は,"There are no shortcuts when doing business." でした.

 努力しないでも上手くいったような感じになること,ありますよね? 就職とか卒業とか.でもそれは,一時的に上手くハマっただけだと思います.それから始まる長い時間は,個人としても組織的としても不本意で辛いものになるでしょう.そう考えれば,きちんと活動する場所を持っている人は,それだけで立派であると言えるのかもしれません.胸を張って生きていきましょう!

(今回も幸之助先生の言葉の主旨とは違う気がする...)

2018年2月7日水曜日

再会、旅行の友よ...

 1月に銀ブラした時に ⇒「m-shige's log: 銀ブラ2018」,広島県のアンテナショップで買っておいたふりかけを先週から投入しています.大正初期より瀬戸内海の自然の素材を主原料に作られた 「タナカの〈ふりかけ〉旅行の友」

 このふりかけ,実は2年前に食べたことがあります ⇒「m-shige's log: ふりかけをリプレイス」. 「小魚ごま海苔玉子の自然の味を大切にした本物の味です。」

 やさしく懐かしい味わいを楽しんでいますが,やはり飽きのこない味だと思いました.2018年度のカープふりかけが展開されるまで,しばらくこのふりかけでランチを楽しみたいと思います.

第126回型技術セミナー

「ものづくりプロセスの改革!高能率・高付加価値化のための最新技術」に参加するために,平成30年2月7日(火)は 「芝浦工業大学 芝浦キャンパス 8階801教室」 に行ってきました.

 私はオープニングで,「工作機械・工具・ソフトウェアの連携による機械加工の差別化」 という題目で,「付加価値の高い機械加工を実現するためには、工作機械、工具、制御装置などのハードウェアやCAD/CAM/CAEのソフトウェアなどの要素技術の連携が不可欠である」 という主旨で話題提供させていただきました.好き勝手なことを述べさせていただきましたが,参考になれば幸いです.

 今回のセミナーは私が専門とする5軸制御加工に関係する話題が多く,私自身も大変勉強になりました.

 2時会では,前から気になっていた 「晴らしの良い海が見えるテラス、こだわりのビール、美味い食事。それが、1箇所で味わえる素敵な場所」 なブルワリーでクラフトビールを堪能しました.こんなおしゃれな場所が東京湾にあるとは思いませんでした.


2018年2月5日月曜日

ベイスターズが恋しい...

 先週末,横浜DeNAベイスターズ公式ファンクラブ 「B☆SPIRIT友の会」 から,「2018年度B☆SPIRIT友の会」 の会員証などが送られてきました.

 今年も 「レギュラー会員(チケットコース)」 をチョイスしました.2枚の特典チケットは,1枚1試合分として使える4月中に,かみさんと二人でハマスタに行って消費する予定です.

 同封されていた 「特典ガイド」 で他球場で開催される 「ビジター応援デー」 をロックオン! 今年は神宮球場と東京ドームで開催される応援デーの試合は,すべて観戦するつもりです(もちろん,行ければですけど... 最大の難関は金曜日の試合かなあ... 日曜日のナイトゲームもキビシイなあ...)

 台紙内に記載されていたイースタン・リーグ公式戦1回来場無料の引換券も,今年は絶対に利用したいです.まだ,横須賀スタジアムに行ったことがありませんので! 行くのであれば,ファームの 「FANCLUB STAR☆GAME」 の開催日が狙い目でしょうか?

 観戦スケジュールを考えているだけで,何だか楽しくなってきてしまいました.最近,どうも気分が晴れないのは,ベイスターズからご無沙汰しているからかもしれません.今年は10試合観戦して,「ゴールドステージ」 に昇格したいと思います.

2018年2月4日日曜日

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第四章 天命篇

を鑑賞するために,今日は夫婦で 「新宿ピカデリー」 に行ってきました.インターネットで座席指定ができない紙の前売券だったので,良い席があるかどうか心配していたのですが,何の問題もなくセンター付近を取ることができました.

 冒頭のダイジェストを観ながら,前回の第三章の内容を忘れていることに気付きました(笑) これからは,事前に復習してから観に行った方が良いですね.それに,前回の鑑賞後に買ったパンフレットをしっかり読み込んでいなかったように思います.反省しなければなりません.

※ 以下、ネタバレあり。必ず鑑賞後にお読みください。

「全員で、撃つ。」 ヤマトの波動砲問題は大きな転換点を迎えます.禁断の波動砲を撃つ責任を古代1人に負わせるのではなく,全員で十字架を背負うことにしたというわけです.犯すしかないタブーを実行するためにはアリな選択だと思いました.後で妻曰く,「要するに,誰も責任を取らないということだよね?」 妻の冷静で客観的な分析には,いつも驚かされるばかりです.
 ゴーランドの息子?の,「幼生体」としてはバグともとれる戦いに対する葛藤と,ゴーランド本人の,これもバグともとれる息子?に対する愛情に対しては,少し感動しました.やはり,「愛」 という感情をを消し去ることはできないということでしょうか?
 最後に満を持して登場した「テレサ」ですが,正直,昔からの自分のイメージとかなり違っていたので戸惑いを隠せませんでした.目が大きくて,可愛すぎると思います.スターシャとまではいかなくても,もう少しお姉さんっぽい方が良いと思うんですけどね.

 鑑賞後,季節の食材を使用した手作りの料理と国産クラフトビールやオーガニックワインを楽しめるレストランで遅めのランチを楽しみました.私は前から食べてみたいと思っていたパンケーキ,妻は今週のアボガトなプレートをオーダーして,半分ずつシェアしていただきました.2種類の皿を十分に楽しむことができました,この食べ方,ベストだったと思います.
今週のプレート
バターミルクパンケーキとフライドチキンのコンボ
 次回の 第五章「連獄篇」は,5月25日(金)上映開始とのことです.今回はムビチケカードを買っておいたので,インターネットから確実に席を確保することができます.4ヶ月後の愛の戦士たちと美味いランチを楽しみにしています.