2015年7月11日土曜日

真のボランティアに出会う

 今日開催された自宅マンションの理事会で,これまで住民の権利と思って当然のように享受してきたあるサービスが,まったく個人的なボランティアによるものだということを知ることになりました.目に見えるものに変わりはないのに,ボランティアによるものだと分かった途端,何倍も愛おしいものになってしまう.本当に,人間の感情は勝手なものだと絶望するばかりです.

 ボランティアの精神は,「無償」 であるということ.他人に対して,何も求めてはいけない.もちろん,見返りなど期待してはいけない.ましてや,自分の活動がボランティアであると公言したり,その活動を理解してくれるかどうか他人を値踏みしたりするなんてことは,とんでもない思い上がりだと思います.

 ボランティアでやってくれていると思っていたある人の行動が,個人的な自己実現のためなどの打算的なものだと知れた時の虚無感は計り知れません.今回のサービスは,自己実現の場なのかもしれませんが,何年も私が知らなかったことからも分かるとおり,個人的な主張などは一切見聞きしませんでした.正しく,真のボランティアであったと言えるでしょう.

 ご本人にとっては意外かもしれませんが,今後,ご本人が作業しているのを見かけた時は声をかけて,心から御礼のことばを述べさせていただきたいと思っています.

2015年7月10日金曜日

JSME 第93期 生産加工・工作機械部門 第2回運営委員会

に出席するために,今日の午後は,神奈川県藤沢にある 「日本精工(株)桐原事業所 直動技術センター」 に行って来ました.12時40分に,相鉄いずみ野線 「湘南台駅」 改札前に集合.私のホームタウンとも言える湘南台に仕事で来ることになるなんて,考えたこともありませんでした.なんだか,とっても不思議な気分でした.

 定刻の13時から始まった委員会は,副部門長のMTMR先生の見事な進行により,予定よりも30分も早く終わりました.議論を必要とするような議題がなく,報告と確認だけでした.議論することがないというのは,平和ということなのかもしれません.

 14時45分頃から,直動技術センターの見学となりました.正直,私のホームタウン近くに日本精工の工場があることを知りませんでした.それもそのハズ,この工場が竣工したのは,私がホームタウンを離れて10年後の2008年だそうです.4年前に見学した群馬県の工場の機能が ⇒「m-shige's log: JSME RC249 第9回研究分科会」,この工場に移設されていると聞いて,不思議な縁を感じました.

 工場見学終了後,藤沢駅近くの海鮮料理の店に移動して 「技術交流会」 となりました.この委員会でアルコール一合しばりで飲むのは初めてでした.乾杯のビールをコップ1/3だけいただいて,日本酒をお猪口で4杯,飲ませていただきました.個人的には,アルコールはこれだけで十分でした.もっと呑みたいとも思いませんでした.一体,今までの私はなんだったのだろう? しかし,これまで一緒に飲んできた人の酒を断ることは辛かったです.本当に,申し訳なく思いました.「森重は,あまり酒を飲まない」 というイメージを,早急に定着させなければいけませんね.

関連ランキング:魚介・海鮮料理 | 藤沢駅石上駅

2015年7月9日木曜日

「辺獄のシュヴェスタ」を読む

 先週から,生協の書籍部でポップを使って宣伝しているコミックが,気になって気になって仕方ありませんでした.「不屈の少女の物語です。」 私は,「不屈」 という言葉にとっても弱いのです.しかも,主人公は女の子.漫画は厳選して購入することにしていて,衝動買いなんてことはしないのですが,一週間悩んだ末に,立ち読みなどして内容を確認することもせず,生協で買ってしまいました.自分らしくない行動に動揺しています(笑)

 通常,コミックは1時間ぐらいで読了してしまうのですが,この漫画は読み飛ばすことができないような内容で,昼休み中に読み切ることはできず,残りは自宅で1時間ほどかけて,ようやく読了することができました.

 私は怖い描写や残酷な描写が苦手で,そのようなコミックは遠ざけています.では,どうして 「進撃の巨人」 は読めるんですか? と問われると,あれは画力がイマイチだから怖くないんです(笑) 「辺獄のシュヴェスタ」 の作者は,画力はあると思います.怖くて残酷な描写もたくさんありましたが,それ以上の内容に引き込まれるものがありました.

 主人公の目的に対する真っ直ぐな強さに感銘を受けました.強さの源は憎しみかもしれませんが,憎しみはともかく,怒りをもとに発奮するのは,私はアリだと思っています.事実,最近の私の行動は,怒りを源にしていることが多いと思っています.この漫画は,こんな困った私を,さらに強気にしてくれました.

 この作品が初連載ということで,大変な新人が登場したと感じています.ダラダラと続けられるストーリー設定ではないと思うので,短期間の連載でビシっとまとめて,良い作品にして欲しいです.第2巻は,11月12日頃発売予定ということですが,この作品には,最後までお付き合いしたいと思っています.

2015年7月8日水曜日

今日は小ネタで勝負です(20回目らしい)

 大きなネタがない日に,小さなネタを集めて投稿するシリーズも,今回で記念すべき20回目となりました.書くべきことが無いのは喜ぶべきことではありませんが,ありふれた一日の中から小さな喜びを探すということも大事だと思っています.

 今月から咲き始めた自宅マンションのベランダに居るアロエも ⇒「m-shige's log: アロエは強い」,最後の三本目の枝が開花Readyとなり,自分としては満開と言える状態となりました.しばらくの間,元気をもらえそうです.

おどろき野菜 ちゃんぽん(90kcal)
 前期の水曜日は2限と3限に講義があり,その間のお昼休みは30分ぐらいしかないので,ゆっくり昼食を取ることができません.自分としては,お昼にごはん物は外せないので,おにぎりを2個食べています.しかし,おにぎりだけでは寂しいので,最近は 「スープはるさめ」 を付けることにしました.低カロリーを売りにしているようですが,味は濃いものが多いですね.この調子でいくと,大学生協で販売しているすべての 「スープはるさめ」 を制覇できるかもしれません.

2015年7月7日火曜日

七夕2015

 今日は,昼食後に深大寺まで往復の散歩を決行しようと画策していたのですが,直前になって雨が降ってきてしまいました.雨の中,傘をさして散歩しても楽しくないので,私の散歩は雨天中止の方針を貫いています.と言っても,散歩することを決心して以来 ⇒「m-shige's log: お昼に30分,散歩することにしました」,一度も散歩に行ってませんが…orz

 振り上げた拳の行き場に困ったというわけではありませんが,今日は七夕ということで 「布多天神社」 を参拝し,拝殿の横に用意されていた短冊に願い事を書き,葉竹に飾っておきました.考えてみれば,私が寺社でお願いすることは他人のことばかりだったような気がします.しばらくの間,自分自身のためにお願いをすることをお許しください.

2015年7月6日月曜日

清涼飲料水と私(南アルプスの天然水編2015)

 昨年,サントリー 「南アルプスの天然水」「奥大山の天然水」「期間限定デザインラベル」 をコンプリートしたことを投稿しました.
⇒「m-shige's log: 清涼飲料水と私(南アルプスの天然水編)
⇒「m-shige's log: 清涼飲料水と私(奥大山の天然水編)

 先月から 「日本の夏を感じる風鈴とうちわを描いた期間限定デザインラベル」 が発売されていることに偶然気が付きました.『今年は“日本の夏”をテーマに「風鈴」(3種)と「うちわ」(3種)をラベルにデザインしました。』 とのことです.コレクターであることを悟られないよう,2回にわけて3本ずつ購入し,あっという間にコンプリートしてしまいました.







 確かに夏らしいデザインで良いとは思いましたが,やっぱり昨年の 「サントリー天然水」 のふるさと,南アルプス・奥大山・阿蘇それぞれの水源に生息する鳥たちを描いたラベルの方が楽しめていたような気がします.ラベルの判定が難しく,コンプリートに苦労したこともよい思い出となっています.あれ? これではコレクターそのまんまではありませんか?(笑)

 今年の夏は,中国・四国・近畿地方への出張が少ないので,昨年のように 「奥大山の天然水」 のラベルをコンプリートするのは難しそうですが,機会があればトライしてみたいと思います.

2015年7月5日日曜日

アロエは強い

 自宅マンションのベランダに居るアロエが,2年ぶりに花をつけました.2年前までは毎年咲いていたのですが ⇒「m-shige's log: アロエは健気で美しい」,昨年は花をつけませんでした.

 上の写真から分かるように,完全にプランターからはみ出してしまい,根の一部も下から露出しているような状況です.2年前に,もっと大きなプランターに植え替えることをこのブログで宣言したにもかかわらず,今だに植え替えは実行されておりません.私達夫婦のズボラさ加減に愛想を尽かし,もう咲かなくなったのだと思っていました.

 アロエの花を「綺麗」とか「健気」とか言ってきましたが,それらの表現は適切ではありませんでした. アロエは強いです. 私は,このアロエを6月23日(火)の上の状態から観察してきましたが,花が開く直前となった6月30日(火)の以下の状態の時が一番好きです.これから咲くぞ! というエネルギーが満ち溢れているようです.この状態から,下の花から順に開いていくのですが,開いた花はすぐにしぼんでしまい,上の花まで開いたときは,下の花はほとんど落ちてしまっていて,かなり寂しい状態となってしまいます.個人的には,下の写真の状態が 「満開」 だと思っています.

 環境はいっそう劣悪になったにもかかわらず,力強い花を見せてくれたアロエに,本当に頭が下がる思いです.正直,植え替えたら環境が変わって,花をつけなくなるのではないかという心配もありましたが,それは私達人間の言い訳に過ぎません.今年こそ,植え替えを敢行したいと思います.そして,このアロエと永久に.