2010年6月26日土曜日

第8回通機会総会,機械系学科創設50周年記念式典

が,本学東5号館3階 341教室において開催されました.「通機会」は電気通信大学の機械系学科 (通信機械工学科,機械工学科,機械工学第二学科,機械制御工学科, 知能機械工学科)および専攻の卒業生 (修了生),在学生,現・旧教職員相互の連絡と親睦をはかることを目的に設置された組織で,要するに,電気通信大学機械系学科の同窓会ということになります.1期4年となっており,今日で第7期が終了して,第8期が始まります.私は学内幹事の一人として,今日は会場準備を担当しましたが,問題なく使えると思っていた有線マイクやビデオケーブルに不具合があるなど,想定外のトラブルに襲われました.やはり,会場や使用機器については,当日ではなく,事前に確認しておくべきでした.
 総会は,第7期活動報告から,第8期会長就任と挨拶,第8期活動計画と,滞りなく進み,学科創設50周年式典では,来賓挨拶の他に,学科の黎明期に関する歴史資料や,50周年記念企画「機械系学科研究室の50年史」製作の紹介などがありました.
 最後に行われたパネルディスカッションでは「高い理想・目標を達成するためにM専攻/学科が目指す教育とは」というテーマで議論がなされました.企業の人は,新入社員の基礎学力が足りないと感じているようです.それに対し,今年から講義重視のカリキュラムになった新専攻に入学した大学院の学生達は,後期も履修しなければならない講義があるなど,研究する時間がなく,不満を感じているようです.お互いの希望がねじれた状態になっているようです.修士課程修了後は,企業に就職する学生がほとんどなので,企業の要望を容れることも重要だと思います.しかし,せっかく大学院に進学したのだから,研究活動をしっかりやって欲しいというのが,教員としての本音でもあります.こういう場合は,両方やるしかありません.最近の大学院生は大変ですね.また,1, 2年生のときは基礎教育を重視するカリキュラムとなった新学部入学生達は,早く専門科目を履修したいと思っているようです.ここにも,教員との間に大きなギャップを感じます.一方,あるOBの方も意見しておられましたが,学科の過去を振り返るだけではなく,学科の未来に向けた提言があってもよかったのではないかと思いました.
 式典終了後,学内のレストランで懇親会が行われました.久しぶりに他の研究室の学生と話す機会となり,楽しく過ごすことができました.しかし,6千人を超える卒業生のうち,今回の総会&式典に出席したのは,学外のOBが20名程度,学内幹事を含めた学科に所属する教員が約10名,来賓が4名,アルバイトを含めた学生が約15名,合計約50名という事実には,寂しさを感じました.もったいないことだと思います.

2010年6月25日金曜日

今日は小ネタで勝負です(4回目らしい)

 今日のお昼は,大学最寄のマクドナルドで「元祖!てりたまバーガーセット」を食しました.以前,たまごをサンドしたハンバーガーは,あまり好きではないと書いたことがあります.にもかかわらず,なぜ,てりたまを食べる気になったかというと,昨日の夕方,マクドナルドから届いたメイルに,今日から三日間,元祖!てりたまバーガー,チーズてりたま,チキンタツタのセットに「石川遼プロ 限定クリアファイル」がもれなく付いてくると書いてあることに気がついて,ちょっと,欲しくなってしまったからです.私も,かなりのミーハーですね.クリアファイルは3種類あるということで,今日,私がもらったのは,座り姿の遼くんでした.コンプリートするつもりはありませんが,明日,機会があったらチーズてりたまを試してみたいと思っています.なんだか,完全にマクドナルドの思う壺です.
 今日,ローソンの調理パンについているポイントシールが30点溜まったので,帰りにハローキティのマグカップと交換してもらいました.本当は,ゲットするまでにもう少し日数がかかるハズだったのですが,先週あたりから学部生のKD君が自分で買ったパンのポイントシールを提供してくれるようになり,あっという間に30点集めることができました.箱を開けて見てみると,なかなかおしゃれなマグカップですが,いったい,誰が使うんでしょうね?すごく欲しいという人がいたら,提供してもいいと考えています.

2010年6月24日木曜日

会議をはしごして,へろへろになりました

 今日は一日中,学内外の会議をはしごして暮らしました.午前中は,横浜関内にある型技術協会に行って来ました.会議の内容については,一切お話しすることはできません.協会には,協会の事情があるのです.
 12時過ぎには型技術協会の会議を中座して,東京タワー近くにある機械振興会館に移動し,13時半から日工会の人材確保研究会に出席しました.前から話題にもなっているJIMTOF2010での親子・子供向け企画,今日の委員会で内容を説明して,開催の許可をもらうことになっていました.よく考えると,こちらは企画を依頼された側なのに,許可を得るためにプレゼンをしなければならないというのは,少し納得できない気持ちもありますが,これも日本の工作機械業界の未来ためです.数十分の説明の後,色々と意見交換をさせていただき,最終的に企画を実施することが認可されました.これから,工作機械,インターフェイス,ソフトウェアなどの検討や,テストカットなど,色々とやってみなければなりません.とりあえず,来月,7月18日日曜日に予定されている学部オープンキャンパスでテストできるように準備を進めたいと思います.
 日工会の会議も中座して大学に戻り,夕方は学内の会議に出席しました.しかし,午前中から議題の中心となってずっと話し続けていたため,この会議の途中で力尽きて意識がとんでしまい,ほとんど座っているだけの存在になってしまいました.委員の先生方,申し訳ありませんでした.
 今日,3つの会議に費やされた時間は6時間強.移動時間は4時間弱.もう,何もやる気が起きません.最近,複数の用事を抱えて外出することが増えてきました.まずい兆候です.

2010年6月23日水曜日

設計・製造ソリューション展,今年から3D&バーチャルリアリティ展,機械要素技術展

 今日から開催された,設計・製造ソリューション展,今年から3D&バーチャルリアリティ展,機械要素技術展を見学するために,東京ビッグサイトに行って来ました.
 まず,最初に向かったのは,最近,ツイッターでつぶやかれて気になっていたデスクトップ型3Dプリンタ「V flash」です.なんと本体160万円以下,初期導入費用212万円という低価格.現在,学科で使っているものの1/3のお値段です.おまけに,積層分解能0.1mmということで,ほとんど各層の段差は気になりませんでした.写真のとおり,この装置は成形品を吊り下げるように造形します.サポートは下から支えるのではなく,上から吊り上げるように,最小限,成形されます.サポート材は,成形品と同じものを使っていました.しかし,不利な値段を書くわけにはいきませんが,樹脂やサポートなどの運用費用は高い!もっと,気楽に使えるようにして欲しいです.
 次に気になったのは,低価格のミーリングマシン(製品名は,高性能モデリングマシン)です.小型で省スペースで,量産品を切削するための機械です.このメーカーの特徴は,なんといっても機械だけでなく,NC装置まで自分のところで開発しているという点です.研究者としては,この会社のように頼めばなんとかしてくれそうなところには好感を持ちます.それに,5軸加工仕様の機械も存在しているとのこと.後日,正式にコンタクトさせていただきたいと思います.
 午後からは,会議棟で開催されたdrinami先生の特別講演「よくわかるバーチャル リアリティ入門」を聴講しました.drinami先生とは,これまでにも研究について議論する機会がありましたが,きちんとした講演として聴いてみると,内容が整理されて,よい復習になりました.初めて聴いた情報もあったので,大変有意義な講演でした.
 特別講演の後,展示会場に戻って見学を再開しました.ここで驚いたのは,また,積層造形技術.ドイツ製のもので,ずいぶん前から金属材料を利用した造形では定評のある装置でしたが,セラミックスだけでなく,インコネルやチタンまで造形できるようになっていることを知って,大変驚きました.もしかしたら,私が時代遅れなのかも知れませんが… おまけに,そのまま部品として使ってもよいのではないかというほどの出来ばえ.積層造形の未来は明るいと感じました.
 それにしても,私の専門とする5軸制御加工でも,工作機械やCAMソフトウェアはドイツ製のものが主流なのに,今日,見学して感銘を受けた積層造形技術もドイツ製のものばかり.こんなんで,いいんですかね? これからは海外製のハードウェアやソフトウェアを使い尽くす技術でしか,日本のものづくりはアピールできないのでしょうか? なんだか,悔しいですね.
 最後に,ツイッターで知り合った新潟の型屋さんのブースで unosuke さんに見せてもらった世界に唯一つの腕時計(120万円?)に,これからの日本の製造業のあり方の欠片を見た気分がしました.
 今年の設計・製造ソリューション展+2,ツイッターのおかげだと思いますが,今までに無いほど有意義なものになりました.

2010年6月22日火曜日

メイルの返答は,一呼吸おきましょう

 今日は,午前中から癇に障るメイルがたくさん来てしまいました.意外に思う人もいるかもしれないし,知っている人もいるかもしれませんが,私は結構,怒りっぽいのです.おまけに,怒気を含んだ文章を書くのが得意らしく,落ち着いて書いたつもりでも,かなり厳しい内容となってしまうようです.今日,返事に送信したメイルでも,逆ギレされたり,恐縮されたり,予想外の反応に私の方が困惑してしまいました.しばらく,すぐにメイルの返事するのは控えることにしたいと思います.と,言いながら,すぐに忘れて,脊髄反射してしまうんだろうなぁ.メイルの文章って,本当に難しいですね.はぁ.

2010年6月21日月曜日

別の蕎麦屋で憩う

 今日の夕方,型技術協会でいつも一緒に仕事しているCGSのWNさんが,大学に遊びに来てくれました.お目当ては,私がひいきにしている蕎麦屋です.少し,私の居室で雑談した後,目的の蕎麦屋に行ってみると,なんと,月曜日は定休日だったんですね! ははは.がっくり… わざわざ来ていただいたWNさんには,申し訳ない気持ちでいっぱいになりました.折れそうになる気持ちを奮い立たせて,私の評価ではNo.2となっている出雲そばの屋に行くことにしました.
 No.2と言っても,この店にしかない特色もあります.この店の売りは,なんといっても酒の肴の種類が多いことです.私のお勧めは,わさびの茎の醤油漬,あごのいたわさ,のどくろの干物です.他の店では食べることができません.この三つの料理を肴に冷酒をいただくのが,この店での私のモデルコースです.今日も,2人で冷酒を5合も飲んでしまい,かなり酔っ払ってしまいました.最後に,割り子そばを,一人前づついただきましたが,これは量が多すぎました.次からは,もりそばを一枚づついただいた方がよさそうです.

2010年6月20日日曜日

八王子でゴルフ

 今日は,八王子のゴルフ場に行って来ました.週末の天気,予報が悪かったので心配していましたが,終日,曇ったり晴れたりという感じでした.午前中はかなり蒸し暑かったですが,午後はほとんど曇りとなり,風も出てきて涼しくなったので,梅雨の時期としてはベストコンディションだったと言えるのではないでしょうか.
 ゴルフ場でラウンドするのは,昨年の9月末以来,久しぶりです.昨日の練習で,力まなければなければなんとかなるような気がしていました.結構,込んでいたので,スタート前に練習場でかなり練習することもできました.第1ホールが大事だとわかっていたのですが,結局,力んでしまい,13打の大たたきで最悪のスタート.さらに,第3ホールの第2打で,7番アイアンが折れてしまうというトラブルが発生.ゴルフを始めるときに義父からもらって以来,ずっと愛用していたクラブだったのですが,毎週日曜日のゴルフスクールの練習でも一番使ってきたクラブだったので,おそらく,疲労していたのでしょう.なんだか,力が抜けそうになりましたが,スコアメイクの鍵を握るドライバーが当り出して希望が出てきました.それでも,3つのホールで10打以上の大たたきをしたことが響いて,前半は68と,進歩のない自分に絶望せざるを得ませんでした.
 明日のスコアメイクのために,その1 「大たたきをしない」
 昼食後は,気分を一新.午後からスタートする気持ちで再スタートしました.ゴルフというスポーツは,途中でイヤになったらどんどんイヤになります.その時その時で最善を尽くすことが一番大事だと思っています.ドライバーの調子も悪くなく,今朝,農工大の先生から譲ってもらったユーティリティを試してみたところ,かなりいい当たりをしてスコアメイクがずいぶん楽になりました.おかげで,問題の大たたきをすることなく,後半は57で回ることができました.しかし,トータル125で,目標としている100を切るには程遠いですが…
 今日はとにかく,パットが悪かったです.全体的に,強く打ちすぎていました.まず,距離を合わせることが大事だということに気が付くのが遅かったです.それに,打ち終わった結果を見て「ここは,本当はこう打つべきだった.スクールで習っていたのになぁ」と感じることが何度もありました.やはり,場数が足りないということです.しかし,最後まで本当に楽しくプレイすることができました.一緒にラウンドしていただいた皆様に感謝いたします.
 夕飯のときに,昨日,母が送ってくれた,さつま揚げをいただきました.あいかわらずおいしかったですが,一緒に食べたのがカレーだったので,少しもったいなかったですね.やはり,普通のご飯で食べるのが一番だと思います.