2021年9月23日木曜日

精密工学会秋季大会2021 三日目

 令和3年9月22日(水)は,精密工学会の2021年度秋季大会学術講演会の三日目,午前中はオンデマンド版の動画を視聴してお勉強,午後からはオンライン・リアルタイムセッションに参加しました.

 13時45分からオンライン講演室Cで行われた「多軸制御加工計測(1)」のセッションでは座長を務めました.オンライン講演室では,オンデマンド公開されているものと同じ動画をプログラムに沿って再生し,動画再生後にリアルタイムでの質疑応答を行います.質疑応答の差配をしながら,対面で行っていた時と同じ雰囲気を感じ,何だかとっても懐かしく思いました.これまでの大会で足りなかったものは,双方向の議論だったんですね.

 13時45分から行われた「多軸制御加工計測(2)」のセッションには,M1のUEYM君とM2のMRGC君が颯爽登場! それぞれ「バレル工具に対応した5軸制御加工のためのリニアライゼーション手法の開発」「産業用ロボットの可操作度を考慮したロボットプログラムの
生成と最適ワーク配置の決定」
という題目で発表を行いました.質問の内容を良く理解しないで回答したことはよくありませんでしたが,大きな問題もなく終わってほっとしました.予行演習の時に予想したとおりの質問が来て,誰でもそう思うだろうな,と思いました.日常的な議論を積み重ねることが大事だということを実感しました.

 リアルタイム・イベントは今日で終了ということで,今後の会期中は,オンデマンドの動画を拝聴するのみとなります.大きなトラブルもなく,無事に大会が終わりそうで,本当によかったと思います.オンライン・リアルタイムセッションに参加しながら,大会実行委員会の細やかな配慮を実感しました.心より御礼申し上げます.

2021年9月22日水曜日

精密工学会秋季大会2021 二日目

 9月21日(火) 9時から9月27日(月) 24時までの日程で,精密工学会の2021年度秋季大会学術講演会が開催されています.今回は,これまでのオンライン・オンデマンド方式に加え,部分的な現地開催とオンライン・リアルタイム方式が組み入れられています.令和3年9月22日(水)の二日目は,現地開催&リアルタイムによる行事が集中していましたが,朝からD200Zのエアー周りとの闘い,会議,会議の J.S.A. に対応しているうちに,ランチの時間のなくなってしまうほどの忙しさとなり,結局,参加できた行事は15時からの特別講演だけとなってしまいました.誠に遺憾です.

 特別講演では,神戸大学大学院理学研究科惑星学専攻 教授で,JAXA はやぶさ2ミッションSCI/DCAM3 科学担当主任研究者でもある荒川政彦先生が,「はやぶさ2による小惑星リュウグウの探査と人工クレーター形成実験」という題目で講演する現地の様子がライブ配信されました.すごく興味深い内容で,1時間がとても短く感じました.やっぱり,惑星探査の話はワクワクしますね.自分が宇宙を大好きなことを改めて実感した次第.しばらく宇宙を考えながら,楽しく過ごすことができそうです.