2013年2月9日土曜日

連載最終回を脱稿

 今日は土曜日でしたが,10時頃に大学に行って,来週の金曜日が〆切となっている連載記事の執筆作業をしていました.このような原稿を執筆する時に一番悩むのは,実は「出だし」と「締め」の文章なのです.締めは,記事の内容に関するまとめのようなものを書けばなんとかなるのですが,気の利いた出だしの文章というものが,なかなかに難しいのです.今回の連載では,書いている時に考えていることを飾らずに書いているのですが,読者の人にとって有益なのかと思うと,果たしてどうなのでしょう? 新聞などで,まともなエッセイを毎日書いている人がいますが,本当にスゴイと思います.
 昼過ぎまでの作業の結果,どうやら脱稿? ぐらいのレベルまで持ってくることができました. そして,ここまで来ると,「本当に,これでいいのか?」 という不安との闘いが始まるのです.ま,最後は「エイヤッ」って,出しちゃうんですけどね(笑) それにしても,一番忙しい時期である2月まで,4ヶ月連続で〆切がある連載記事の執筆を,なんとかやり遂げることが出来そうで,ホッとしています.来週は,火曜日と水曜日が修論審査会,それが終われば再来週の卒論発表会に向けて,卒研生の発表練習に付き合わなければなりません.でも,なんとなくゴールが見えてきた,そんな気がしています.

2013年2月8日金曜日

続・5軸を使うということ

 5軸制御工作機械は,仕事の可能性を拡げる道具です.確かに,5軸を使わなくても出来ることはたくさんあります.実際,一番難しい同時5軸制御でないと加工できないという製品は,5%もないということです.しかし,だからと言って,5軸制御工作機械がなくてもよいということにはならないのではないでしょうか.95%と100%の差は,「出来る」か「出来ない」か.どんなことを依頼されても対応できるという安心感と,対応できないものがあるという不安感,想像してみただけでも,5%以上の差があると思います.
 常に5つの軸を動かさなくてもいいのではないでしょうか.普段は3軸の機械として使い,必要に応じて回転2軸を活用する.5軸制御工作機械は,専用機ではなく,万能機なのです. 事実,ドイツでは5軸の工作機械だけを置いているという町工場も多いそうです.仕事で機械を選んでいるのではなく,道具として5軸制御工作機械を選んでいるのです.日本人は,機械が好きだと思われていますが,やはり,歴史あるドイツから学ぶことが,まだまだたくさんあるように思います.

2013年2月7日木曜日

リタイアしたら,さっぽろ雪まつりに!

 今日は,パシフィコ横浜で 「全日本製造業コマ大戦」 が開催されました.知り合いの中小企業の皆さんが関わっている大イベントなので,できれば,夕方からの大懇親会ぐらいは参加できないかと,淡い期待を抱いていたのですが,今日の14時から始まった研究室ミーティングは,2回の休憩を挟みながら,修士2年2人と卒研生5名の発表練習が終わったのは18時,願いが叶うことはありませんでした.

 この時期は,北海道札幌で開催される 「さっぽろ雪まつり」 の様子が,ニュースなどで大々的に取り上げられます.アートが好きな妻は,目を輝かせながらニュースの映像を見た後,溜息をつきながら,悲しそうに私を見つめ,「この時期に,旅行は無理ですよね…」 はい,絶対に,無理です.私が大学に居る間は,我慢してください.

 そこまで,学生に付き合う必要はないのでは? とよく言われますが,年中出張ばかりしていますから,せめて学生が一生懸命に頑張っている時期ぐらいは,一緒に居てあげたいのです.それに,頑張る若者を見るのは好きなので,定年まではこの機会を楽しみたいと思います.そして,定年となった直後の2月は,夫婦で 「さっぽろ雪まつり」 を観に行きたいと思います.

2013年2月6日水曜日

やっぱり調布は,東京ではなく,多摩なんだね…

 今日の未明から,私の住む 東京都 調布市は雪が降り始め,出勤する時間には,はっきりとした積雪がありました.
 出勤直前,Facebookに何気なく撮影した上の画像を,「やっぱり調布は,東京ではなく,多摩なんだね…」 というコメントとともに投稿し,大学の居室に到着してみると,ものすごい反響! 現時点で 42 「いいね!」 と 15 ものコメント! 関東地方の人から見ると,一応,東京都のハズの調布市の積雪は,かなり異常に見えたようです.おまけに,居室から撮った以下の画像を投稿したところ,「まだ降ってるの?」 なんて言われる始末.
 さらに,通勤途中の本学教員が,Twitterで 「大学に近づくにつれ雨が雪に変わる不思議」 とつぶやくのを見て,調布の天気が都心と乖離しているということを強く認識しました.調布が東京都なんて,名ばかりなんだね… 調布は多摩地区で,多摩は東京じゃないんだね… これからは東京の郊外に住んでいるという事実を噛み締めながら,強く生きていきます.

2013年2月5日火曜日

知るものは言わず 言うものは知らず

 今日のお昼,色々な振り込みを済ませるために銀行に行ったついでに 「布多天神社」 を参拝,毎月初恒例の 「幸せを呼ぶ 天然石おみくじ」 を引いてみました.結果は 「小吉」 でした.当然,あまり良い内容ではありませんでしたが,調子に乗らなければよいみたいなので,今月は静かにしていたいと思います.くじと一緒に入っている天然石,今回も 「水晶(すいしょう)」 でした.これで3ヶ月連続で水晶となりました.そろそろ,違う石が欲しいところですが,これも縁ですから,仕方ありませんね.

 東京都神社庁が毎月発行している格言集 「生命の言葉」.平成二十五年二月の言葉は,古代中国の哲学者,老子(ろうし)の言葉でした.

 知るものは言わず 言うものは知らず

「道を本当に体得している者は、決して知識をひけらかさない。知識をひけらかす者は、実際には道を体得していないのである。」 という説明が,リーフレットの裏に書いてありました.学者として,肝に銘じたい言葉です.というより,耳が痛いです.いい言葉に出会いました.

2013年2月4日月曜日

再会,後輩よ…

 今日の午後,学部卒でFJ電機に就職した1年後輩のYKKW氏が,学科のOB説明会で来学,私を訪ねて来てくれました.彼が卒業した2年後ぐらいに,結婚するということで彼女さんと一緒に大学に来てくれて,それ以来ということなので,17, 8年ぶりぐらいの再会となるでしょうか? それにしても,まったく変わっていない様子に,驚いてしまいました(笑)
 30分ほど歓談しましたが,当時,プログラム開発環境だったEWSに外付けの1GBのHDDが導入された時,私が 「YKKW君,1GBだってよ! 天文学的数字だね!」 と言ったらしいことや,研究室に常設してあった3段ベットで一夜を過ごすと身体中が痒くなり,それにもかかわらず,私がそのベットの常連だったことなど,懐かしい話に花が咲きました.
 OB説明会終了後,やはりOBとして一緒に来ていた2007年度学部卒のFKUR君を連れてきてくれました.FKUR君に会うのは,彼と学部で同期だったYMGS君の結婚披露宴以来,2年ぶりとなりますか.自分が作ったという卒業アルバムの元本が,研究室のホワイトボードに貼ったままになっているのを見つけて,とっても喜んでいました.相変わらず元気だということが,よく分かりました(笑)
 思いもかけず,新旧二人のOBに会うことができて,本当に嬉しい一日となりました.卒論&修論の山場となる週の初日に,元気をもらいました! 明日からも頑張るぞ!

2013年2月3日日曜日

平成二十五年度 布多天神社 節分祭

 今日は,二月三日の節分の日.地元の神社 「布多天神社」 では,「節分祭」 が開催されました.私も,明らかに乗り気でない妻を引き連れて,12時半から予定されていた 「豆まき式」 に間に合うように出かけて行きました.
 神社は予想以上の人出で,豆まき式の随分前から神楽殿の前には大勢の人が集まり,豆がまかれるのを,今か今かと待っている様子でした.豆まき式では,かなりの数の豆がばらまかれましたが,豆を投げる人が弱肩の人ばかりのようで(笑),後方に陣取った私のところまで飛んでくる豆は,ほとんどありませんでした…orz どうやら,豆をゲットするためには,前から3人目ぐらいにポジショニングするのがベストのようです.私は,福豆引換券を事前に購入していて,既に御神札と福豆をいただいていたので,初回であっさり撤退しましたが,12時半から16時まで,合計8回も豆がまかれるので,ゲットできるまで頑張る人もいるでしょうね.
 福豆引換券に付いていた総当り福引券で福引をしたところ,赤玉の2等賞が当たり,陶器グラスのセットをいただきました.うーむ,なんだか,余計なところで運を使ってるような気が… いや,縁起物にそんなことを言っては,バチが当たりますね! 大学の研究室の飲み会で,日本酒を楽しむ時に利用したいと思います.
 初めて節分祭に参加しましたが,地元の神社のイベントはいいものです.来年も参加したいと思います.