2016年6月24日金曜日

第24回 3D&バーチャルリアリティ展

を見学するために,今日は 「東京ビッグサイト」 に行ってきました.ものすごい人出で,見学するのが大変でした.見学中に,イギリスが国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定したというニュースを聞いてビックリ! なんというか,悪いことしか想像できない私って,やっぱりネガティブなのかなあ?

 今日のお題は,「モーションキャプチャ」 でした.知らないうちに,カメラを使ったトラッキング技術が向上していて驚きました.心配していた精度についても,十分に対応できることが分かりました.塗装や溶接などの生産作業への応用も,想像以上に進んでいました.単に,私の勉強不足だと思います.ただ,値段がね... 学生が提案しているシステムの方が現実的と判断しました.導入に向けて,具体的に検討していきたいと思います.

 午後からは,併催されていた 「第27回 設計・製造ソリューション展」 を見学しました.最近の私は,展示会は明確な目的を持って見学するものだと認識しており,研究室の学生にもそのような姿勢で臨むように申し渡しています.しかし,目的を持たず,自由な気持ちで見学することも大事だと痛感することになりました.ノウハウや技能が不要という簡便性が大きな利点とされてきた積層造形法ですが,どうやらよりハイエンドな用途に向けて複雑化していくようです.この流れをしっかり捉えて,フォローしてきたいと思います.

 あと,やっぱり展示会では,見て歩くだけではダメですね.まず,見学のテンポが単調になって飽きてしまいます(私は,ホントに飽きっぽいのですw) それに,担当の人が話してくれる情報は,パネルには書いてないことばかりなので,本当に貴重です.今回も,多くの知り合いの方から丁寧に説明していただいて,Minecraft などの有用な情報を得ることができました.心より御礼申し上げます.

 歩きすぎて疲れたのか,15時頃に腰が活動限界となってしまったので,西ホールの 「バリ取り・表明仕上げフェア」 をチラ見してから撤退しました.今日も,入手した情報が多種多様かつ大量で混乱しています.週末に考えを整理したいと思っています.とりあえず,今晩は資料にざっと目を通しておいて,就寝中に知識が最適化されることに期待だな.来週の研究室ミーティングが楽しみです.

2016年6月23日木曜日

型技術者会議2016二日目

 今日は,型技術者会議に参加するために,京急蒲田駅近くにある 「大田区産業プラザPiO」 に行って来ました.そしてそして今日の神社,京急空港線大鳥居駅からかなり歩いたところにある 「羽田神社(はねだじんじゃ)」 を参拝し,新体制となった型技術協会の活動に,理事として真摯に取り組むことを誓いました.京急空港線の沿線には,有名な神社がたくさんあるみたいなので,これから型技術者会議の時には,一社ずつ参拝していきたいと思います.

 13時20分からは,「積層造形」 のセッションを聴講しました.いまだに注目されているテーマらしく,席が足りないほどの聴講者でした.論文のタイトルを見た時点では,期待していたんですけどね.逆に,この分野に参戦する余地があると分かったので,足りないと思ったことは自分のところでやっていきたいと思います.

 14時30分からの 「CAD/CAM/CAE②」 のセッションには,我が研究室のツートップの一人 KKI君が颯爽登場! 「HDを用いた5軸制御加工のためのCAMシステムの開発 ―単位時間当たりの除去量を考慮した経路生成―」 というタイトルで論文発表を行いました.予行練習どおり,ばっちり緊張して早口になり,13分の1鈴を待たずに発表は終了,良い質問&コメントを1件だけいただきましたが,セッションの一番最後ということで,15分で打ち切られてしまいました.もったいないですね.とてもとても.発表を聴きながら,内容は型技術者会議に向いていると思いました.昨日参加してもらったポスターセッションでも,色々な方から良いコメントをいただいたようなので,それらの課題に対して真摯に取り組んでいって欲しいと思います.

 18時からは,川崎駅近くの 「塚田農場」 でKKI君を慰労しました.私は,外出先で塚田農場を訪問することを密かな楽しみとしています.ここは,普通の居酒屋でした.まあ,色々とお話しできたので,ヨシとしておきます.今年の 「型技術者会議2016」 は,初日を完全に欠席したこともあって,明らかに不完全燃焼でした.来年の 「型技術者会議2017」 は,火曜日からの開催にしていただけると嬉しいです.



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2016年6月22日水曜日

第12回 産学官連携DAY

 今日,「文部科学省研究大学強化促進事業採択機関 国立大学法人 電気通信大学」 では,「第12回 産学官連携DAY」 が開催されました.そして,今日は 「型技術者会議2016」 の初日でもありました.これまで,欠かすことなく参加してきたイベントだったのですが,演習がらみで日程を動かせない講義を休講にすることができなかったうえに,全学あげてのイベントに協力しないわけにもいかず,初日の参加を断念せざるを得ませんでした.今後も,水曜日の参加は難しいでしょうね.残念無念です.

2限前のおやつ
 産学官連携の取組みを一挙公開! トピックスとしてあげられているのが,人工知能,ビッグデータ,IoT,セキュリティ,知能ロボティクス ということで,私の研究室が出る幕はないハズだったのですが,各方面からの要請によって,研究室を公開するだけでなく,ツアーのコースにも組み込まれ,30分のプレゼンをすることになってしまいました.まあ,お声をかけていただけるのは大変ありがたいのですが,「知能ロボディクス」 コースに組み込まれて,バリバリのロボット研究と比較されるのはツライです.とてもとても.できれば,「設計・生産システム」 みたいな? カテゴリーを作っていただけると嬉しく思います.

昼ごはん
 事前の連絡では,聴講者は4社4名だけということだったので,気楽に椅子を4つだけ用意してお待ちしていたところ,10名以上が来室してビックリ,声を張らなくてはならなくなりました.正直,90分×2回=3時間の講義で消耗しきっていて,思うように口が開かない状態だったのですが,無理やりテンションをアゲて,なんとか乗り切りました.「詳細を訊きたいので,後日,必ず連絡する!」 という方がいたので,ちょっと期待しておきたいと思います.

 その後,色々なことがあって,なんとなく片付いたのは18時半頃でした.夜の懇親会だけでも参戦できないかと思っていたのですが,やっぱりムリでしたね.明日は,ラッシュが収まりそうな時間にでも出発して,ゆるゆると 「型技術者会議2016」 に参加しようと思っています.

2016年6月21日火曜日

脂肪肝を克服しました!

 今日帰宅したところ,2週間前に受診した日帰り人間ドック ⇒「m-shige's log: 日帰り人間ドック2016」 の 「検診結果報告書」 が届いていました.一番心配していたのは,去年の超音波検査で見つかった 「胆嚢壁肥厚」 の経過でしたが,今回は異常は認められなかったということで一安心でした.ところが,よく見ると 「肝臓」 の所見にあった 「肝脂肪浸潤」 という文字列が,「異常所見なし」 に替わっているではありませんか! これは,いわゆる 「脂肪肝」 が消えたということではありませんか!!

 昔,この病院で問診を受けた時に,「脂肪肝って,消えるんですか?」 などと,無邪気に尋ねたことがあるのですが,「消えるけど,最後の最後だね(苦笑)」 と言われていました.私のダイエット,どうやら最終ステージに突入しているようです.今回の超音波検査検査の時に,「体重,変わりました?」 と訝しげに尋ねられた理由が分かりました. うおお! やったあ!! オレ,スゴイ!!!

…でも,「血清反応系(感染、リウマチなど)」 の判定が,「A」 から 「C」 になってる… 診断内容をよく見てみると,「蛋白文画」 のグロブリン 「アルファ1」「アルファ2」 が下限を下回り,「ガンマー」 グロブリンが上限を超えていました.どれも,これまで境界ギリギリの数値だったので深刻な問題ではないと思いますが,「未精査でしたら再検してください。」 ということなので,一応,病院に問い合わせて指示を仰ごうと思っています.

 確かに,長い間お付き合いしていた 「脂肪肝」 を撃退することができましたが,これで安心して来年の診断で復活させてしまっては無意味ですからね.それに,「空腹時血糖」 が下がって,「内分泌・代謝系(糖尿病)」 の判定が 「A」 になったとはいえ,境界ギリギリで油断はできませんし.というわけで,「私のダイエットは,まだ終わらんよ」 などと言いつつも,もはや摂食しているということはないんですけどね.これからも,自宅での食事を大切にしていきたいと思います.

2016年6月20日月曜日

雑記帳をリプレイス

表は 「ビートルデージー」
 先日,雑記帳は 「ショウワノート株式会社」 純製の 「ジャポニカ学習帳」 白無地 「自由帳」 に限る! というような投稿ししましたが ⇒「m-shige's log: やっぱり,ジャポニカ」,先週末,「西友調布店」 の文具コーナーに行って,最新の 「自由帳」 をゲットしていました.

最初と最後のページについている 「学習百科」 の内容ですが,
[表側]
・アフリカの生き物:道具を使いこなす動物 チンパンジー
・なるほど! 食べ物のひみつ:毎日、口にする「みそ」のひみつ
[裏側]
・行ってみたいな!世界旅行:小さいけれど美しい国、モナコ
・地球・自然について知ろう:南から流れてくる温かな黒潮
の4編でした.どれも興味深い内容で,読み込むのが楽しみです.特に,「みそ」 の話題が私好みだと思いました(笑)

裏は 「ルスキアの一種」
 早速,昨日の読書から使ってみましたが,無意識のうちにバリバリメモしてしまいました.勉強には,書きたくなるペンだけではなく,書きたくなるノートも大事だと思います.このような目的であれば,自分にとっては 「ジャポニカ」 が最適なのです.おそらく,このノートから勉強を始めたという記憶が残っているのだと思います.新しい戦友を手に入れました.

2016年6月19日日曜日

女川カレーを食す.そして,お別れ...

 今日の夜は,今年のゴールデンウィークに女川を訪問した時に ⇒「m-shige's log: 石巻・女川復興支援ツアー2016(二日目②:まだ終わらんよ)」,妻が 「水産業体験館 あがいんステーション」 で購入した 「女川カレー BOOK」 を調理してみました.セットの内容を確認したところ,同封されていたレシピにあった 「チキンカレー」 に挑戦することになりました.

マスール豆はよく洗い,たっぷりの水につけておく(30分)
鍋に油を引き,スパイスミックスAを入れて,中火で加熱する.
バチパチと音がしたら,玉ねぎを入れ,きつね色になるまで炒める.

 
トマトを入れて,潰しながらねっとりするまで,水気を飛ばすように炒める.
弱火にし,スパイスミックスBと塩を入れて,30秒ほど炒める.
水を切ったマスール豆と鶏肉を入れ,具材がかぶるくらいの水を加えて煮込む.
鶏肉に火が通ったら,カレーフレークを少量ずつ溶かしながら入れ,10分ほど煮込む.
「マスール豆」「レンズ豆」 のことで,インドでは定番の食材らしく,食物繊維やたんぱく質が豊富とのことです.出来上がったカレーは,サフランライスを思わせるような黄色で,いい香りがしました.食べてみたところ,とってもやさしい味で,なかなかよかった.とてもとても.最後に投入したクレイジーソルトが絶妙に決まりました.チキンカレーをチョイスしたのも大正解でした.

 来年,女川に行った時は,この 「女川カレー BOOK」 を3セットぐらい買ってこよう! と思いながらWebで調べてみたところ,この 「女川カレープロジェクト」 が今月で終了するということを知りました.なんだか,力が抜けました.今宵はここまでにいたしとうございます.

嫌われる勇気 自己啓発の潮流「アドラー」の教え

という本を,昨日,新宿の本屋で買っておりました.昨日は妻に奪われて読めなかったのですが,今日の朝から読み始め,昼過ぎには読了してしまいました.哲学の本ということで構えていたのですが,哲学者と青年の対話形式で書かれているのでとっつきやすく,どんどん読み進むことができました.

「劣等感」「コンプレックス」 とは異なる.「コンプレックス」 の意味は単に 「倒錯」 で,いわゆる 「劣等感」 は, 正しくは 「劣等コンプレックス」.反対に,「優越コンプレックス」 というものもある.どちらも厄介.

・相手の攻撃的な言動は権力争いへのお誘い.勝っても復讐が待っている.絶対に乗ってはいけない.相手のアクションに対して,リアクションを返さないことが吉.

「褒めるという行為は相手を見下す行為」 という考え方に対しては,心底,同意です.私は,人を褒めるということが苦手というか,褒めるということができなくて,このことを研究室の学生から非難されたこともあります.でも,自分が褒められて,心から嬉しかったという記憶がないんですね.逆に,ある程度歳を取ってからは,褒められたりすると,馬鹿にされたというか,この本にあるように見下されたと思うようになりました.なので,「スゴイね!」 とか 「頑張ったね!」 とか,相手の仕事の結果に対して感嘆の声をあげることはあると思いますが,仕事している人を褒めるということは今後もないと思います.

「感謝」 するという気持ちは大事だと思っています.あと,間違ったと思った時に 「謝罪」 するという行動も.これらの態度は,認めている相手に対して払わなければならない当然の敬意です.相手が年下とか年上とか,まったく関係ありません.

 この本の結論は,「エネルゲイア的(現実活動態的)な人生」,「いま,ここ」 を真剣に生きていたら,過去も未来も関係ない,ということだと思いました.誤解を恐れず言えば,既に自分で到達していた考え方もたくさんありましたが,これだけ体系的にまとめられた本を読むことによって,これまでの考えが整理されたような気持ちになり,とてもスッキリしました.続編の 『幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ』 も読んでみたいと思っています.