2010年4月10日土曜日

雑用を片付ける

 今日は,晴れたり曇ったりの一日でしたが,暖かかったですね.もう寒くなるようなことなく,このまま春が確定して欲しいものです.
 午前10時ぐらいから大学に行って,こまごまと溜まった雑用を片付けていました.それぞれは30分ぐらいで終わるような作業なのですが,5,6件も溜まるとさすがにある程度まとまった時間が必要になります.しかし,着々と消化してToDoリストから項目が消えていくのを見ると,本当に晴れ晴れとした気分になります.
 最後に取り組んだのが,研究室Webコンテンツやメーリングリストのメンテナンスでした.年度も変ったので,3月に卒業・修了した学生をOBコンテンツに移し,現役学生に7名の新人を追加しました.作業しながら,今年度の研究室は,本当にコンパクトになったということを痛感しました.しかし,今チェックしてみて,間違いがあることを発見.月曜日にやらないと.それまで,なんだか気持ち悪いですね.

2010年4月9日金曜日

研究開発プロジェクトテーマ検討会

に参加するために,今日の午後は機械振興会館に行って来ました.研究開発に対する政府支援予算に関して,幅広い視点から開発テーマの検討を行うという主旨です.工作機械メーカーから7名,大学関係者から5名が参加しました.
 この場で,私は以下のような提案をすることに決めていました.

機械加工は,工作機械,NC装置,CAMソフトウェアの要素技術を,総合的にいかに使いこなすかという段階にある.工作機械以外の技術については,日本は後進であるということを厳粛に受け止め,後進技術に注力する動きを作ることが肝要である.

これでも,大分おとなしい内容にしたつもりです.しかし,会場に矛先となるハズだったF社の方は居ませんでした.発言を他の委員の方がどのように取られたか少し心配でしたが,会議後の懇親会で,ほとんどの委員の方が私の考えを理解してくれていたことが分かったので安心しました.でも,今日の委員会で好転したことは何もありません.
 工作機械メーカー3社の方たちと,浜松町近くの居酒屋で二次会となりました.ライバル同志だというのに,業界のことを本音で語り合っていました.これが日本の工作機械業界の強さなのだと痛感しました.この強み,活かさなければいかん.

2010年4月8日木曜日

2年生学生実験ガイダンス

 今日の午後,2年生を対象とした学生実験ガイダンスが開催されました.私は,学生実験の統括幹事として,2年次と3年次の2年間開講される学生実験の概要について説明しました.説明と言っても,一番伝えたいのは注意事項でした.
○ 欠席,遅刻,早退をしないこと
 工学部の一般的な学生実験は,グループに分かれてスケジュールどおり進められるので,途中で休んだりすることはできません.この点では,気楽に休める(?)座学の講義と比較して大変に厳しいのですが,そのように認識していない学生がいるように感じています.遅刻にしても,一時間も遅刻されては,欠席扱いにせざるを得ません.また,実験日は夕方に用事を入れない方がいいと思います.
○実験テーマの内容を考慮した服装や靴で参加すること.
 今日は,自分の担当の実験の時に話している旋盤の巻き込み事故の話をしました.少し気持ち悪かったかもしれませんが,旋盤による事故で一年に何人も死んでいるということを忘れてはいけません.もちろん,フライスやロボットの場合にも注意は必要です.サンダルは当然×,トレーナーなどのたるむ衣類も×.作業着は,汚れてもいいようにという理由だけで着ているわけではありません.衣類を拘束しているのです.怪我だけは絶対にしないで下さい.学生に怪我されることほど,教員にとってつらいことはありません.
○レポートの提出期限を厳守すること
 最近,レポートの提出期限が軽く見られているようです.生産システムを教えている私としては,納期を守れないのは品質以前の問題.「担当者の了承もなく,提出期限を過ぎたレポートは0点となる場合がある.」全テーマ履修しても,点数が足りなければ不可となります.
 もちろん,出せばよいというわけでもありません.「担当者からレポートの講評を受けて受理されたことをもって,そのテーマが完了となる.」「提出」と「受理」は違うということを認識してください.

 厳しいことを書きましたが,病気や事故などやむを得ない理由がある場合には,もちろん考慮して対応します.その場合でも,可能な限り早急にテーマ担当や幹事の教員に相談することが大事です.終わってみれば実験は楽しいと思います.前向きに取り組んでいきましょう!

 夕方,日本工作機械工業会の方が来学されました.今年,東京ビックサイトで開催されるJIMTOF2010で,子供や家族向けのイベントを企画できないかという相談を受けて,もしかしたら研究室で取り組んでいる操作インターフェイスや卓上工作機械の内容が利用できるかもしれないと思い,ご足労いただきました.大筋,使えそうだということになりましたが,研究と遊びでは出力する内容が違うので,色々と調整する必要がありそうです.今月中に,卒研生と相談して,何をどうするか決めていこうと思います.今年も,私の勝手な思い入れのために,研究室の学生には苦労させそうです.

2010年4月7日水曜日

研究室の大掃除

 昨日のぽかぽか陽気はどこへやら,今日はまた寒くなってしまいましたね.桜の花もだいぶ咲き残っているので,もしかすると今週末でも,まだ花見が楽しめるかもしれません.
 今日は研究室の大掃除でした.今回は新人ばかりだというのに,これまでは掃除していなかった箇所も熱心に掃除している様子を見て,よく気がつくものだと感心していました.みんな,しっかりしているなぁ.今後,他のことを色々任せてもよさそうです.
 帰る間際に,学生達とエヴァンゲリオンの話になりました.最近は,リメイク(?)版の映画があるらしいですね.学生達はみんな絶賛していましたが,私はエヴァの映画は重度のトラウマになっているので,自分から観に行くことはないと思います.でも,レンタルが出たら借りて観てみようかという気分になりました.

2010年4月6日火曜日

日本酒は,日本が誇るべきプロダクツ

 今日は暖かい日で,久しぶりにコートがいりませんでした.午前中は学会の委員会に出席するために,九段下に行ってきました.9時半とあまり早くない時間に,スーツを着た若い人たちを多く見かけたので,何があるのかと思っていましたが,東大の入学式だったんですね.
 夕方16時に,型技術協会で一緒に仕事している会社の方が研究室を見学するために来学されました.2時間もの間,ずいぶん熱心に見学されていました.研究室の学生も,説明のしがいがあったのではないでしょうか.人に説明することは考えを整理するよい機会になりますし,説明を聞いた人の反応はとても参考になります.来客は大歓迎であります.
 夜は,ひいきにしている焼き鳥屋に行って,二人で日本酒を痛飲しました.最初に飲んだ「而今(じこん,と読むそうです)五百万石 特別純米」という日本酒が特に印象に残りました.三重の酒ということで,珍しいと思って飲んでみたのですが,先入観を裏切る美味でした.マスターが「最近の日本酒は,まずいのを飲むことの方が珍しい.作る人が危機感を持って,本当にがんばっている」とおっしゃっていました.モノの良し悪しを決めるのは,作る場所ではなくて,作る人なのだということを実感しました.
  記憶にないのですが,どうやらフィニッシュラーメンをしたらしい.いつの間にか,写真を撮っていました.これはたけちゃんだなぁ.家に帰ってからもトラブルを引き起こし,妻に大目玉を食らいました.調布で飲むと,家が近いと安心して飲みすぎるようです.飲みすぎてもいいことないのに,困ったものです.

2010年4月5日月曜日

入学式2010

 もう4月だというのに,肌寒い日が続いています.今日は,平成22年度の学部と大学院の入学式でした.例年,入学式の時には構内の桜は散ってしまっているのですが,今年は満開という状態です.私が教員になってから,桜は卒業式というイメージです.入学式の時に桜が満開という記憶はありません.ただ,天気はあいにくの雨でした.よく考えてみると,卒業式の日も雨でした.本学の学部を卒業して,本学の大学院に入学したという人達は,ちょっと運が悪いですね.日頃の行いが悪いんじゃないですか(冗談).
 11時半ごろ,早めの昼食をとりに学生食堂に行ったのですが,多くの保護者の方が食事をしているのを見て驚きました.しかも,夫婦で来ている方もたくさんいました.私が学生の頃は,卒業式はともかく,入学式に親が来るのは珍しいことでした.まして,父親が来るなんてことは想像もできませんでした.世の中もずいぶん変ったものだと思いましたが,それだけ,自分の子供や大学への期待が大きいということです.実が引き締まる思いです.
 午後13時からは,学科の新入生ガイダンスが行われました.私は,知能機械工学科 No.115~151の学生支援担任ということで参加しました.今年から夜間主コースは全学で一つの課程に統合されたので,学科の学生はすべて昼間コースとなりました.その代わりと言ってはなんですが,学科の定員は100名から140名に増加し,結果的に150名以上が入学するこになったので,ガイダンスの教室は例年どおりいっぱいとなりました.
 途中で,学生支援担任として自己紹介をする機会がありました.本当は「ツイッターやってる人いますか?」と尋ねてみたかったのですが,さすがにそこまでやる勇気はなく,当たり障りのない挨拶となりました.しかし,来週末に合宿研修が予定されていて,私も同行することになっているので,機会があったら学生達にこっそり尋ねてみようと思います.
 新入生の皆さん,ご入学,おめでとうございます.充実した学生生活を送ってください.私も微力ながらお手伝いさせていただきます.

2010年4月4日日曜日

ラベルを工夫します

 今日はゴルフスクールに行くまで,色々と家のことをして過ごしました.
 まず,先週の謝恩会でもらった「リゲッタバーネル」という健康サンダルを試してみました.本当は大学の居室で履こうと思っていたのですが,説明書を読んでみると1日10~15分が使用の目安となっているようなので,家で風呂上りに履くことにしました.履いてみると,ツボを押すたくさんの突起が意外とごつくて,我慢できないというほどではありませんが,結構痛いです.何か罰ゲームに使うこともあるそうですが,これを履いて走ったら地獄ですね.しかし,一日中履いていても害があるということはないようで,むしろ痛いのに慣れてしまうと効果を実感できなくなるというのが本当の理由のようです.よく分からない履物ですが,使ってみます.
 今日の昼,和室の窓に外注していたウッドブラインドが取り付けられました.本当は昨日のお披露目に間に合えばよかったのですが,残念ながら間に合いませんでした.これで全ての窓にカーテンやブラインドが付いたことになりますが,だいぶ落ち着いて,住居らしくなってきました.もっと早く取り付けるべきでした.これまでの時間がもったいない.
 夕食後,昨日のお披露目のときに私の両親がお土産に持ってきてくれた「えん餅」という和菓子をいただきました.餅のような生地で小倉あんや白あんを包んだもので,絶妙の食感,大変おいしい菓子でした.「筑前銘菓」と書いてあり,福岡で作られたものらしいですが,どこで買ってきたのでしょう? 明日,御礼の電話を兼ねて聞いてみることにしましょう.実は,以前に同じようなお菓子を食べて,ブログに写真を掲載した覚えがあるのですが,ちょっと見つけられませんでした.これではこのブログの目的の一つである「ログ」にならないので,ラベル「菓子」を新設しました.少し,楽しくなりそうです.