2012年11月17日土曜日

土曜日の大学にて

 今日は,依頼原稿の仕上げ,来週の講義の準備,協会のお仕事などをするために,朝から大学に行きました.考えてみれば,土曜日に大学に来るのは,先月の第1土曜日以来です.本来であれば,土曜日の2限に予定されていた旧カリ夜間主6学期「生産システム工学」の再履修専用クラスのために,毎週大学に来なければならないハズだったのですが,フタを開けてみれば,受講希望者が一人もいなかったため,はからずも休日となってしまいました.それ以後,土曜日に色々な用事を突っ込んでしまい,調布で過ごす土曜日そのものが1ヶ月ぶりでした.どうりで仕事が溜まるわけです.「手の震えが… 止まりません…」

 お昼は大学生協食堂で,「北海道フェア」の企画メニューである「ミルキー味噌ラーメン(420円税込)」を食してみました.トッピングが,フライドポテト,アスパラ,コーン,細切りチーズと「北海道の名産がたっぷり」なんですが,北海道産の素材ではなさそうですね(笑) かなり濃い目の味で,スープはほとんど飲めませんでした.できればチーズを入れずに,普通の味噌ラーメンとしていただきたかったです.そういえば,大学生協食堂の定常メニューだった味噌ラーメンが,いつの間にかメニューから消えてしまいましたが,どうしてなんでしょうね? 生協食堂でラーメンといえば,あればかり食べていたので,出来れば復活していただければと思います.

 やっぱり,土曜日の大学は,あらゆる割り込みから開放され,静かでいいですねぇ… 今日の仕事もずいぶんはかどり,来週は楽にスタートすることができそうです.これからも,可能な限り土曜日に来て作業しようかと思いましたが,来週はオープンキャンパス,その次の週は広島出張と,またしばらく土曜日に仕事できない週が続きそうです.あれ? そういえば研究室の方針として,土曜日に休めるように,平日の作業を頑張るよう指導していたことを忘れてました.いかんいかん.

2012年11月16日金曜日

今日は小ネタで勝負です(11回目らしい)

 今日の午前中は,依頼原稿の執筆に集中しました.書けることは書いたようなところまで来ました.あとは,図や写真を配置して,全体を見直し,内容を推敲するだけです.

 今週は,かなり追い込んで仕事していたので,少し気晴らしでもしようと,お昼は学外で食べることにしました.以前,酔っ払って帰ってきた時に立ち寄ったラーメン屋のラーメンが美味しかった記憶があり,それからずっと気になっていたので,確認するために行くことにしたというわけです.
 店に入ってから分かったのですが,この店は「横浜家系ラーメン」の店でした.家系といえば,今月,横浜山手で美味い家系ラーメンを食べたばかりです ⇒「m-shige's log: 出張講義のために横浜山手へ」 この店は,麺の硬さ,味の濃さ,脂の量などを指定できるのですが,よく分からなかったので,すべて普通でお願いしました.しかし,量まで「中盛り」にしたのは失敗でした.「中盛り」は,私にとって「大盛り」でした…
 肝心の味の方ですが,うーむ… 山手で家系ラーメンを食べたときは,一口目から 「旨い!」(「美味い!」でないところがポイント) と思ったのですが,この店のラーメンは,少しえぐいような気がしました.まあ,不味くはなかったので,次回は「辛ラーメン」の普通盛りを,麺柔らかめで食べてみようと思います.

 大学へ帰る途中,布多天神社を参拝しました.学外で昼食を食べた時の恒例としています.前回参拝したのは二週間前でしたが,すっかり紅葉が進んで,大きな銀杏の木が綺麗でした.来週から何度か参拝して,秋の境内を楽しみたいと思います.

 午後は来客があり,相談内容を伺う前に,研究室を見学してもらいました.今日は,卒研生が中心になって説明することになっていたようです.おそらく,企業の人に自分の研究内容を説明するのは初めてです.正直,ちゃんと説明できるのか心配でしたが,3人とも及第点を超える話しぶりでした.彼らも,普段から色々と考えているのですね.確かな成長を感じることができて,清々しい気持ちになりました.

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2012年11月15日木曜日

力を抜いて、書く

 今週は,講義とその準備の時間以外,依頼原稿の執筆に時間を費やしています.今週末が〆切となっている8,800字の原稿は,今日の午前中に脱稿し,データ一式を宅ふぁいる便で編集部に送りました.同時進行で,来週火曜日が〆切となっている10,000字の原稿も書いています.こちらの原稿の依頼内容は,先日このブログでも触れたように,JIMTOF2012におけるCAD/CAMのレビューです.半分は写真で埋めてよいということなので,実質的な文章量は5,000字程度となります.昨日と今日で4,000字ぐらい書くことができたので,今週の土曜日に執筆に専念すれば,なんとか〆切に間に合いそうなところまで持ってくることができました.やれやれというところですが,次は来月10日〆切の8,800字が待っているので,まだまだ気は抜けません.

 最近,自分の執筆スタイルが,ずいぶん変わってきたと感じています.具体的に言うと,「力を抜いて書ける」 ようになってきた,という感じでしょうか.昔は,原稿を書くとなると,書くことが決まらずにイライラしたり,作業が進んで喜んだり,気持ちの浮き沈みが激しかったのですが,最近は怒ったり喜んだりすることなく,淡々と文章を書けるようになってきました.机の前に座って,原稿のファイルを開くと,いつの間にか何か書いている自分に気がついて,驚くことがあります(大丈夫なんでしょうか,私…)

 実は,このブログで力を抜いて書く練習をしています.毎日書いているのは,そのためです.良いことがあったり,悪いことがあったり,ブログを書く時の気分も様々です.書くことがない日もあります.そんな中でも,書けることを淡々と書く.そうすると,書くことに何も感じなくなります.「そんなふわふわした気持ちで,良い文章が書けるのか?」 と思う人もいるでしょう.ところが,読者にウケようと気合を入れて書いた投稿よりも,自分の思うままに淡々と書いた投稿の方が,ビューカウントも上昇しています.

 いつかは,呼吸をするように,文章が書けるような人間になりたいです.

2012年11月14日水曜日

学生にも考えてもらいます

 毎週行なっている研究室の学生との個別ミーティングですが,今週から,ミーティングの前に,報告する内容を事前にメイルで連絡するよう学生に指示しました.理由としては,まず,ミーティングの内容を記録する私の労力を軽減できること(笑),そして,学生自身に現状を考える機会を与えるためです.結果として,私が事前に報告内容を理解できるので,議論を深めることができたと思っています.学生にとっては,いっそう負荷がかかることになりますが,手応えを感じることができたので,しばらく続けて見ることにします.

2012年11月13日火曜日

3次元CADを教えるということ

 後学期から,3年生に3次元CADを教えています (教えているというより,やらせているという方が正しいですが…) 出だしてつまづいて,学生達には大変な迷惑をかけてしまいましたが,なんとか軌道に乗ったというところでしょうか.正直,3次元CADに馴染めない学生が何人か出てくるだろうと覚悟していたのですが,私の視点からは,脱落する人もほとんどなく,全員,積極的に実習に取り組んでくれているように見えます.とにかく,3次元CADが当たり前という感覚を持って欲しかったので,密かに喜んでいるところです.

 2次元製図と3次元CAD,両方を肯定する人は少ないように感じます.私自身は,3次元CADでないと対応できない5軸制御加工を専門としているので,どちらかというと3次元派なのかも知れませんが,大学でものづくりを教える教員の立場として,2次元製図を否定する気は毛頭ありません.2次元図面の良いところは,たくさんの情報が一度に把握できるという点ではないでしょうか.特に交差に関する情報などは,3次元CADでも交差表現が規格化されるとはいえ,一度に見ることができる情報量は,2次元図面の方が圧倒的だと思います.

 3次元CADの良いところは,「分かりやすさ」 だと思います.2次元図面から3次元形状を把握する能力は,かなりの訓練を必要としますが,見ただけで製品形状を理解できる3次元CADの表現力は圧倒的です.今更,謙遜する気にもなれない.金型の設計に,3次元CADを使わないなんてことは,今ではあり得ないでしょう.誤解を恐れず言えば,2次元図面の方がごまかしがきくと思います.3次元CADで定義されていることは,正しく現実であり,3Dプリンタを使えば,そのとおりの形状を得ることができます.

 では,2次元図面を一切止めて,誰もが3次元CADを使うべきなのでしょうか? 3次元CADが嫌いな人から,「作れもしないものを,気楽に設計して持ってくる」 という意見をよく聞きます.そして,私もそのとおりだと思っています.計算機上でなんでもできてしまうので,どう作るかなんて考えることなく,見かけだけを重視して設計してしまう.モノを知らないと書けないのが2次元図面であり,モノを知らずに使ってはいけないのが3次元CADだと思うのです.

 今日提出された課題を採点してみたところ,「確かによくできているけど,これ,どうやって作る気なんだろう?」というデータがいくつか見られました.これまでは,3次元CADの面白さや有用性を実感してもらおうと進めてきた講義ですが,そろそろ,「ものづくり」という本質的な視点から取り組むように指導しなければならないと感じています.

2012年11月12日月曜日

人を叱るということ(3回目らしい)

 今日は,何人の学生を叱ったことやら.朝は研究室の学生,午前の講義で苦言,午後は入れ替わり立ち替わり居室に訪れる学生の J.S.A. という具合でした.一日中人を叱り続けると,さすがに気が滅入ります.頭が本当に痛くなりました.「そんなに辛いのなら,叱らなければいいじゃないか.叱られた方も,気分悪いだろうし」 と言う人もいるでしょう.でも,黙っていられないんです.自分が正しいと思う道に人を導くためには,時には叱って修正することも必要ではないでしょうか.好きで人を叱る人間はいないのだと,いつか分かるようになって欲しいです.

 おそらく,私に叱られた学生は,私に対して良い印象は持たないでしょう.3年生までに私にひどく叱られた学生で,私の研究室を希望して入室した学生は,たった一人しかいません.この学生は,「先生は,ボクのことを誤解しています.その誤解を解くために,この研究室に来ました」 と言うと,私を見返そうと色々なことをして卒業していきました(笑)

 私も,長い間学生だったので,多くの先生に指導していただきました.今振り返ってみると,厳しく叱られた先生の方が印象に残っています.当時は顔を合わせるのも嫌でしたが,今では本当に感謝しています.でもこれは,叱り続けてくれる人から,私自身が逃げなかったからだとも思っています.私自身も,先の学生と同じように,叱った人を見返そうと思っていたような気がします(笑)

 結局,叱られた本人が,叱られたことをどう生かすかだということです.

2012年11月11日日曜日

完全に身体が鈍ってしまいました…

 今日の午後は,夫婦でゴルフスクールに行って来ました.最近の日曜日は,従妹の結婚披露宴,父母の誕生日祝い,秋田での学会,JIMTOF2012とイベントが続いたため,運動するのは一ヶ月ぶりとなってしまいました.続けてきた日曜日の運動をひと月も休むと,さすがに身体に違和感を覚えます.おまけに,外食することが多かったので,ちょっと太ってしまいました(汗)
 さて,一ヶ月ぶりのゴルフスクールですが,技術的な問題よりも,完全に鈍ってしまった身体をほぐすだけで終わってしまったような気がします.準備運動のストレッチをしているだけで,体中からバキバキという音が聞こえてくるようでした.やっぱり,運動は長い間休むとダメですね.日曜日のゴルフスクール以外にも,運動する機会を考える必要がありそうです.
 今日は,休んだ日の振り替え分を前のクラスに入れて,合計3時間も練習したのですが,最後の方になって,ようやく一ヶ月前の練習の時に気をつけていたチェックポイントを思い出すことができました.本格的な練習は来週からとなりそうです.