2019年3月2日土曜日

平成三十一年三月の朔日参り

 今日は3月の2日でしたが,布多天神社へ「朔日(ついたち)参り」に行って来ました.昨日の朔日は広島に居たので,一日遅れの参拝となりました.無事に終了した先月の修論&卒論の発表の御礼をさせていただきました.新しいお願いが思いつきませんでした.平和がやってきたというところでしょうか? まあ,どんなときも今のような心持ちでいたいものです.境内の梅が見頃で綺麗でした.

 今月のおみくじを引いてみようとしたところ,企画的なおみくじが 「ゲゲゲの鬼太郎おみくじ」 しか設置してありませんでした.今日は止めておこうかと思いましたが,おみくじを引きたいという願望の方が強く,通算3度目となる 「ゲゲゲの鬼太郎おみくじ」 を引くことになりました.結果は「大吉」となりました.今回の私のこころにひそむ妖怪は,なんと「目玉おやじ」でした.いわゆるひとつの大当たりといったところでしょうか?

目玉おやじ
身長:9.9cm 体重:33g
鬼太郎の父親。趣味は茶わん風呂。
食事は、夜露やハチミツ。さくらんぼが大好物。
人間の知らない大歴史、妖怪史の研究にはげんでいる。

 東京都神社庁が毎月発行している格言集「生命の言葉」.平成三一年三月の言葉は,「秋篠宮 文仁親王殿下」が平成二十七年歌会始お題「本」で詠まれた歌でした.

 年久しく 風月の移ろひ 見続けし
 一本の巨樹に 思ひ巡らす

すみません.コメントは控えさせていただきます.

 パンフレットの裏に,「神道知識の誘(いざな)ひ」として「譲位(じょうい)」の説明が書いてありました.天皇陛下が崩御によらず天皇の御位を譲ることを「譲位」と言います.「平成」という元号も,あと二月なんですね.まったく実感が湧きません.考えてみれば,自分の人生も半分以上が「平成」です.人生で一番長くお世話になった元号になるかもしれません.なんだかしんみりしてしまいました.

2019年3月1日金曜日

広島市内散策2019晩冬

 昨晩は広島駅前のホテルに宿泊しました.朝食を取った後,8時半頃にチェックアウト,路面電車に乗って市内に移動し,平和記念公園付近を散策しました.「原爆ドーム」とは1年半ぶりの再会となりました.懐かしいという感情が湧いてきませんでした.良い意味です.こんなに頻繁に訪れている場所は,ここぐらいではないでしょうか.

「広島平和記念資料館東館」の地下1階で開催されていた 特別展「広島赤十字病院」を無料で見学させていただきました.「広島赤十字病院の、被爆後の惨状と、混乱の中での救護活動を物語る資料から、原爆被害の悲惨さを知り、戦争のおろかさ、命の尊さに、思いを巡らせていただく展示会」 初めて見る展示がたくさんあり,大きな衝撃を受けました.誤解されることを恐れず言えば,資料館に常設されているものは,何度も見ているので慣れているのだと思います.一部屋だけの見学で弱りきってしまい,それ以上の展示を見ることができませんでした.原爆の酷さを,改めて認識した次第です.

「平和記念公園・周辺ガイドマップ」に載っている76のオブジェクトを巡る旅を,今回でコンプリートできるハズだったのですが,「38 マルセル・ジュノー博士記念碑」「39 ノーマン・カズンズ氏記念碑」と間違えてしまいました.ああ! モリシゲ,1年半の不覚...orz まあ,また訪広すると思うので,その時までの楽しみにしておきたいと思います.
39 ノーマン・カズンズ氏記念碑
40 バーバラ・レイノルズ記念碑
76 興南寮跡

 市内の神社も2社巡り,立派な御朱印もいただくことができました.特に「廣瀬神社」の御朱印は,月ごとに手彫りの花印を押してくれるだけでなく,朔日と15日は手描きの絵も入れてくれるとのこと.どうやら,この神社の御朱印は有名みたいです.偶然朔日の参拝となった私は,幸運に恵まれました.

 パリのビストロを思わせるおしゃれな店で野菜たっぷりのランチを楽んでから広島を後にしました.改修工事及び展示整備のために,平成29年(2017年)から閉館している「広島平和記念資料館本館」が,平成31年(2019年)4月25日(木)からリニューアルオープンされるということなので,それ以後の近いうちに訪広したいと思います.

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型技術協会 平成30年度 第4回理事会

に出席するために,平成31年2月28日(木)は「マツダ株式会社 広島本社」に行ってきました.

 理事会の前に工場見学となりました.最初に「マツダミュージアム」を見学しました.個人的には「コスモスポーツ」と,日本の自動車メーカーとして初めてル・マン24時間耐久レースで総合優勝したロータリーエンジン搭載のレーシングカー「787B」が懐かしかったですね.続いて,ツーリング製作部とプレス工場を見学しました.職人技の量産化「Mass Craftsmanship」.特に,形状ヤセを考慮した魂動ミガキは大変勉強になりました.

 15時30分から始まった理事会は,5つの議題の審議が滞りなく進められました.一番の議題は,今年度の決算と来年度の予算でした.これから30年間協会を存続させたいのであれば,常に執行の適正化を検討すべきであるという会長さんの意見に感銘を受けました.やはり,企業の方は違いますねえ.大学人には無いセンスだと思います.見習わなくてはいけないね.

 理事会終了後,広島駅新幹線口近くにある牡蠣料理・穴子料理をはじめとした広島郷土料理の店で懇親会となりました.久しぶりに美味い牡蠣料理をいただきました.地酒とのマリアージュも最高でした.理事の皆さんと交流できて,本当によかったと思っています.


2019年2月27日水曜日

とらわれない ふり回されない

が,27日の『【日めくり】2019年版 日々のことば 松下幸之助「飛躍」』のことばでした.「学問、知識は大切である。しかしそれらにとらわれ、ふり回されてはいけない。学問や知識はあくまでも道具。一人ひとりが主体性を持って適切に使いこなしてこそ、お互いの生活の向上、社会の進歩発展が実現される。」 という解説が沿えられていました.英訳は,"Be unconfined and be unwavering." でした.

 どんなことでも,他人のために使ってこそ,その価値が生かされると思っています.自分のためだけに使っているものは,どんなにレベルの高いものでも,社会の進歩発展の役には立たないのではないでしょうか.公のお金を使って学問を極めたといえる大学人の知識は,社会のために生かすことを第一に考えるべきだと思っています(ちょっと,カッコつけ過ぎました.スミマセン...)

2019年2月26日火曜日

星の王子さまな一日

 平成31年2月24日(日)は,箱根仙石原にある「星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ」に行ってきました.「星の王子さま」は,世界で聖書の次に読まれているというロングベストセラーですが,私は結婚するまで読んだことがありませんでした.妻はこの作品の狂信者だと思いました.妻との話題にでもしようと文庫版を買い求めて読んだ後,内容について議論してみましたが,妻の言いたいことがまったく理解できない.そもそも文庫版なんて偽物で,それを読んで語っている私も偽物らしい.私はいったい,どうすればいいのでしょう?
ということで,妻が言うところの本物に少しでも近づきたいと思い,このミュージアムを見学することにしたというわけです.でも,このミュージアムについても,妻は当初から難色を示していましたが...

ローズガーデン
 到着直後の11時からガイドツアーがあるということだったので,お世話になることにしました.結果的に,この選択がとてもよかったです.40分でざっと紹介してもらった見どころを中心に,後からもう一度復習することによって理解を深めることができました.作者 サン=テグジュペリにゆかりのあるフランスの町並みや風景をイメージした園内を,私は 予想以上に楽しむことができました.
クリスマスローズの花園
王さま通り
クリスマスローズ
ヘビのマンホール
バオバブのマンホール
 ミュージアムの中心である展示ホールでは,サン=テグジュペリの写真や手紙,愛用品などが展示されているだけでなく,彼が滞在した国の町並みや過ごした部屋が再現されるなど,「星の王子さま」が生まれた経緯や作品の世界観が紹介されていました.サン=テグジュペリが「星の王子さま」を書いた理由が,少し分かったような気がしました.

 妻に恐る恐るミュージアムの感想を訊いてみたところ,「いつか抜かなければならなかった棘を抜いた感じ」という前向き?な回答をいただくことができました.再訪する可能性が出てきました.ミュージアムショップで,妻が言うところの本物らしい岩波書店版の単行本をゲットすることができたので,熟読して自分自身の「星の王子さま」を確立したいと思っています.

2019年2月25日月曜日

箱根旅行2019年2月 二日目の朝食

 平成31年2月24日(日)の朝は,宿泊先の箱根仙石原の「箱根オーベルジュ漣 -Ren-」で迎えました.夜は一部が停電したらしく,部屋の非常灯が煌々と灯り,夜半までよく眠れませんでした.リフレッシュしようとした朝湯でさらに疲れた,みたいな?

 これまで宿泊先の朝食については,その日の投稿の冒頭に少しだけ書いていたのですが,料理があまりにも素晴らしかったので,今後の自分のための忘備録ということで,あえて別に投稿させていただきます.

アサイージュース と 玄米フレーク
自家製スモークハムとソーセージ
本日のスープ と 自家製パンの盛り合わせ
契約農家直送 超鮮度ベビーリーフサラダ
箱根の温野菜盛り合わせ
地卵のオムレツ 函南トマトのソース
キッシュ・ロレーヌ(アルザス地方チーズ入りタルト)
フルーツのスープ仕立て(ラベンダー風味)と季節のデザート

 これまでに旅館やホテルで朝食としていただいた洋食の中で,ダントツのナンバーワンとなりました.考えてみれば,これまでの温泉宿での食事は,圧倒的に和食が多かったような気がします.夕食も朝食も洋食だったことは,あまり記憶にありません.このオーベルジュの料理は文句のつけようがありませんが,それでも温泉宿では和食の方がいいなあ.ワガママでスミマセン...

2019年2月24日日曜日

箱根旅行2019年2月 初日(2回目らしい)

 平成31年2月23日(土)の箱根旅行の宿泊先は,仙石原の「箱根オーベルジュ漣 -Ren-」でした.今回は修論&卒論発表を終えた自分,お疲れ様! ということで,奮発したにんじんをぶら下げていました.
 これまでは宿泊先の内容も初日の投稿にまとめていたのですが,料理があまりにも素晴らしかったので,今後の自分のための忘備録ということで,あえて別に投稿させていただきます.

前菜
自家製パン.オリーブオイルが最高でした.
オードブル
Renの定番 キャベツで巻いた 旬の海幸(ホタテ、海老 etc.)
11種類の箱根西麓野菜のガトー仕立てムースリーヌソース
魚料理
沼津港よりシェフおまかせ本日の鮮魚料理
口直し
メインディッシュ
箱根山麓豚ロース肉の低温1時間ロースト ソース・ポワヴルヴェール
~ちりめんキャベツと白インゲン豆のブレゼ、紫芋のピューレ~
一皿目のデザート
Ⅲ 奄美大島産パッションフルーツのパンナコッタ
キャラメルソース添え
二皿目のデザート
Ⅱ ラム酒香る和栗のモンブラン 小田原キウイのソルベ
軽いサクサクのメレンゲにのせて

 期待を上回る質感の高いコース料理でした.都内にも美味いフレンチ・レストランはありますが,箱根という土地やフランスという本場の食材にこだわっていることを強く感じました.今後,この料理を食べるために宿泊するという機会が必ずあると思います.正しく「オーベルジュ」,大変に感銘を受けました.