ナッちゃんをアニメ化する？

　昨日の午後，先週の型技術者会議実行委員会の帰りに約束したCAMベンダーの二人が，私の研究室を訪問しました．研究室の学生には，自分の研究を説明するように言ってありましたが，全員がPowerPointまで用意して説明するとは想像していませんでした．説明を聞いた二人によると，一枚目のスライドの日付も，ちゃんと27日付けになっていたそうです．きちんと説明しようという気持ちが伝わりました．
　夕方18時から，私がひいきにしている焼き鳥屋で日本酒を飲みながら意見交換しました．研究の話もありましたが，今の若者をものづくりの世界に引き込むにはどうしたらいいか，という話題で盛り上がりました．
　数年前，山崎豊子原作の「華麗なる一族」が放映されたとき鉄鋼業が注目されました．同じように，金型や工作機械関連会社の若手技術者の主人公をキムタクが演じるドラマが放映されれば，絶対にものづくりが注目されるようになると思います．
　先週の実行委員会のとき話題になった後，型技術者会議でナッちゃん実物大フィギュアの展示と漫画の即売会を著者のたなか先生にお願いするという方向で話が進められています．
　私がこの話に乗り気なのは，この漫画を読んだ若い人達が，少しでもものづくりに興味を持ってくれて，できれば自分から進んでものづくりについて学ぶようになって欲しいと思っているからです．他にこのような漫画は存在しないので，頼りはナッちゃんだけなのです．
　去年のJIMTOF以来，単行本も売れているようで，半年前は全巻Amazonでそろえることができたのに，今では半分もそろえることができません．出版社には，早急に増刷されることを期待しています．
　もっと若い人の目に触れるように，アニメ化するべきだ！という意見が出た後，さらに調子に乗って，柴崎コウがナッちゃんを演じる実写ドラマ化を目指すべきだ！とバカバカしいほど盛り上がりました．実現したらいいなぁ．そのためには，もっと単行本が売れないといけませんね．とにかく，型技術者会議での企画がうまくいくように協力していきたいと思います．
　結局，4時間も話してしまいました．やはり楽しい話をしていると，時間が経つのが早いですね．うまい酒でした．そういえば，来シーズンはみんなで福島にスキーに行こう，という話になったような．研究室スキー，来年は福島になるかも知れません．

研究室スキーツアー（３）

　研究室スキーツアーの最終日，25日水曜日についてです．この日は雨でした．部屋の窓から見ていても視界は悪く，とても滑れる気がしませんでした．朝食は目玉焼きが付いてきましたが，ハムは消えていました．納豆も消えていたので，これでは肝心のご飯も食べられません．前日の朝食より厳しさを感じました．
　食後，チェックアウトぎりぎりまで天気の様子を見ましたが，あまり好転しないので，チェックアウトを済ませて控え室に移動し，午前中はUNOをしながら引き続き様子を見ることにしました．
　お昼頃外に出てみると，雨が小降りになっていたので，二人ほど滑りに行きました．残った6名で近くのゲレンデのレストランで昼食を取りながら外を見ていると，なんとなく滑れそうな気がしてきたので，午後から全員着替えて一ノ瀬ファミリーで滑り始めました．
　しかし，結局雨は断続的に降り続き，古くなって撥水性の低下した私のスキーウェアは水分でどろどろになり，最後はゲレンデ下のベンチに座って滑り続ける学生達を見上げることになりました．
　視界は最悪でした．他の人は知りませんが，私はこんな中で滑っても楽しくありません．視界が悪いので気をつけるようにというアナウンスはありましたが，注意を喚起するというイメージにはほど遠く，とりあえず言っておこうぐらいのものでした．こんな状況でリフトを動かして滑らせるのはおかしいと思いました．衝突事故でもあったなら，ゲレンデ管理者の責任は免れないと思います．初日からのチケット売り場の対応といい，ちょっとがっかりしました．
　15時半までに全員宿の控え室に戻り，帰り支度をして，16時半ごろ帰りのバスに乗り，22時ごろ新宿に帰ってきました．
　最終日はちょっと残念でしたが，全体的にはとっても楽しめた旅行でした．久しぶりのスキーでしたが，技術的にはほとんど向上せず，むしろ退化していることを実感しました．やはり年なのかもしれません．でも，毎週のゴルフのおかげか知りませんが，ほとんど筋肉痛にはなりませんでした．来年も機会があったら行きたいですね．私は長い板が欲しくなりました．買っちゃうかもしれません．

研究室スキーツアー（２）

　24日火曜日の研究室スキーツアーを振り返ります．7時起床，7時半から朝食．当時はあまり気にしなかったのですが，改めて写真を見ると，これまでのスキーで経験したことのないくらい寂しい内容でした．ハムエッグぐらいは出ると思っていたのですが，ハムだけでした．でも，今考えると納豆がついているだけましでした．
　朝食後，8時半から滑り始めました．この日も雪が降っていましたが，始発からリフトは動いていました．最初に，昨日の一ノ瀬ファミリーで滑った後，山の反対側の寺子屋の方に移動して滑っていましたが，雪と風が強くなり，視界が悪くなってきたので，一ノ瀬ファミリーに戻って，昨日と同じレストランで昼食を取りました．このレストランは値段も量も妥当で大満足でした．
　午後はずっと一ノ瀬ファミリーで滑りました．だんだん天気もよくなり，日が差してきました．標高の高い志賀高原の景色を楽しみながら滑ることができました．私は，観光と運動の両方を楽しめるところが，スキーのすばらしいところだと思っています．今思うと，この時が一番楽しく滑れた時間帯でした．
　宿に帰ってきて風呂を済ませた後，18時から貸切の部屋で宴会しました．飲み放題だったのですが，結局8人で瓶ビール12本と焼酎一瓶しか飲めませんでした．でも，みんな酔っ払ったのか，バカみたいに盛り上がったような気がします．宴会後，一部屋に集まってみんなでUNOをやりました．定番のカードゲームですが，結構盛り上がりました．寝たのは23時ぐらいでした．

　先ほど，インクスが倒産したことを日経ものづくりNEWSで知りました．私はこの会社がまだ小さいころから知っているので，とても驚いています．昨年，長野の無人工場に見学に行ったことを思い出しました．自動車業界の不況は本物のようです．

研究室スキーツアー（１）

　今晩23時に，研究室スキーツアーから帰ってきました．先ほどまで，溜まっていたメイルを処理していました．色々と懸案事項が増えましたが，前から予想していたことばかりなので，なんとかなるでしょう，きっと．
　三日ほど，今回の研究室スキーツアーのことを書きます．22日夜に新宿からツアーバスで志賀高原に移動しました．若い人ばかりで，私のような40近いおじさんは一人もいませんでした．朝の6時半ごろ宿泊するホテルに到着しました．すごい雪でした．前日から降っていたようです．早速控え室で着替えて8時半のリフト開始から滑ろうと思っていたら，リフト乗り場の雪かきに手間取ったようで，リフトに乗れたのは9時ぐらいからでした．
　滑ってみると，雪質はよかったのですが，午前中はかなり雪が降っていたので，濡れたりして寒かったですね．でも，今から考えると，これは序の口でした．午後は雪も止んで，いい状態で滑ることができました．
　終日，宿の近くの一ノ瀬ファミリーで滑っていました．ここは，一番上までリフトで上がってから，初級，中級，上級とレベルに合わせてコースが選べるので，我々のように色々なレベルが混ざっている団体には向いています．最後の方には初心者も一人で滑れるようになって，明日からが楽しみという気持ちで宿に帰りました．
　夜は，スキー宿ならこんなものだろう，という食事を取った後，一室に集まって少し宴会をしましたが，ほとんど徹夜で疲れていたので，22時ごろには寝てしまいました．

続きは，また明日．明日から仕事をがんばります．

明日からお休みします

　今晩から研究室で志賀高原にスキーに行きます．久しぶりに年休取りました．しかも三日も．帰ってくるのは25日の夜なので，それまでこのブログはお休みします．本当はパソコンを持って行って，むこうで書こうかと思ったのですが，荷物になるし，仕事のことは完全に忘れることにしました．
　スキーをするのは5年ぶりぐらいでしょうか．私が一人で研究室を運営するようになるまでは，学生と一緒にスキーに行くことが恒例になっていましたが，いつからかそんな気にならなくなり，ずいぶんご無沙汰していました．少しは余裕ができたのかもしれません．
　私を入れて12名の研究室ですが，8名参加で，1名が途中で合流するということです．まじめに研究活動しながらも，このような企画にみんなで参加するという，現在の研究室の雰囲気は，好ましく感じています．結果も出ないのに遊ぶ気にはなれません．色々ありましたが，今年度もよい学生に恵まれました．
　では，25日の深夜に．