2008年11月15日土曜日

YouTube動画に海外からメイル

 先日YouTubeに投稿したHaptic Deviceの動画にメイルで質問がありました.どうやらスウェーデンでVR関係のAPIを開発しているところのようですね.売り込みかも知れません.一応,返答しておきました.

> What API have you been using for you haptic application?
動画に出ている装置,米国 SensAble Technologies社 PHANToM に付属している OpenHaptics Toolkit を使っています.
> Can you tell me more what's the intention of the application, do you connect it to the CAM machine or is it for the tool path planning?
現時点では,5軸制御加工用CAMと繋いで工具経路を呈示するためのインターフェイスとして発表しています.将来は工作機械と直結して,色々とアピールしていこうと考えています.
> Do you have real time collision detection?
干渉に関する処理は,株式会社スリーディーの SmartCollision SDK を使ってプログラムしています.http://www.ddd.co.jp/eng/sc.html
 VR分野は活発な人が多いですね.近々にSPIDAR版を投稿します.

2008年11月14日金曜日

就職活動が本格的に始まったようです

 まわりの学生が就職活動をしているのが目立つようになってきました.今日もスーツ姿で出かけていく他の研究室の大学院生を見かけました.これまでも,会社が採用活動を始めるのが早いと思っていましたが,今年はさらに早くなっているように感じます.まだ11月ですが,金融やサービスなどメーカー以外の業界は,もう本格的に活動しているようです.メーカーも集団説明会などは始めているようですね.こんなに早くから学生を確保しようとしている会社は,学生の何を見て判断しているのでしょうか?是非,教えていただきたいものですね.聞いたところによると,何割かは早期退職すると仮定して採用数を決めている会社もあるようですが,こんな会社は会社本来の社会的役割を放棄しているとしか思えません.何度も書いていますが,会社の規模や知名度,初任給,福利厚生などだけで判断してはいけないと思います.そんなのは今だけの情報です.これからどうなるか分かりません.自己実現を仕事に求めるのならば,会社の選択は重要です.学生には会社をよく吟味して欲しいと思います.

2008年11月13日木曜日

サイン入りカラーイラスト,いただきました!

 今日,JIMTOF2008で交流したナッちゃんのたなかじゅん先生から,サイン入りカラーイラストが送られてきました!思わず研究室の学生居室に駆け込んで,学生達に自慢してしまいました.これはきちんとパネルに入れて,居室に飾っておかないと!

 たなか先生にはJIMTOF会期中にブースで二回,11月2日夜のイブニングセミナーを入れて三回ほどお会いしましたが,11月3日(祝)の帰るときに,最後に挨拶していこうとブースに立ち寄ったときは,アノロマ君のメンテナンスで忙しそうだったので声をかけそびれ,ちょっと心残りだったところにこの贈り物です.「こんなにうれしいことはない」さっそく礼状を書き,サインを入れた私の金型の著作と一緒に郵送させていただきました.
 たなか先生のブログを見ると,また講演される予定があるようです.できれば,私が理事かつ企画委員をしている型技術協会が主催するイベントでも,たなか先生を担ぎ出せないか検討してみたいと思います.

2008年11月12日水曜日

海外からコメント

 昨日の投稿に海外からコメントがありました.どうやら5軸制御加工の研究に興味があるようですね.実は先週末に同じ人から直接メイルがありましたが,本名や所属などがまったく書かれていなかったので対応しませんでした.でも,日本語のブログからもアプローチしてくるなんて熱心だと思うので,とりあえず名前や所属を連絡するように返事しました.話はそれからですね.
> Also is there any chance we can evaluate the algorithm implementation on real life practical models?
モデルをいただければ,こちらで試すことは可能です.
> STL model for die and mold or shrouded impellers?
最初からSTLはつらいですね.切削点は面データから計算しているので.
> Are these algorithms pluged into comercial CAM systems?
残念ながらきちんと実装できたものはありません.色々と話はあったんですが.
日本語が理解できるのなら,これでいいですね.さて,どうなることやら.

2008年11月11日火曜日

久々に動画投稿

 久しぶりに動画を投稿しました.5軸制御加工や6軸制御加工はネタ切れぎみなので,Haptic Deviceを利用した5軸制御加工経路呈示のデモンストレーションです.

 工作機械の加工の動画に対しては,結構反応がありましたが,産業用ロボットの動画は今ひとつでした.ロボットネタは期待が大きいのですね.今回のお題はどうでしょうか.
 ところで,最初に投稿した動画へのコメント第一号「先生なにしてはるんですか!?」は,当初予想した卒業生のY君ではなく,ST大のK先生だったことが,先週のT先生還暦祝賀パーティの時に判明しました!

確かに関西弁だし.しかし,こんなに素早くコメントできるほどニコ動をチェックしているとは...お,恐るべし,K先生!まだ投稿したものはないということでしたが,できれば動画投稿でも競い合って,分野を盛り上げていければと思っております.

2008年11月10日月曜日

3次元CAD認定プログラム

 今日の生産システム工学の講義の最後に,昨年から夏休みに実施しているCAD/CAE集中講義で使用し,今年から担当している学生実験でも使い始めた3次元CAD,SolidWorksの認定プログラムの紹介をしました.
 米ソリッドワークス社では,設計者の能力を判定する基準を設定し,定められた基準を満たした設計者に認定技術者の称号を与える制度を設けていて,SolidWorksの機能やオプションの理解ならびに操作ができ,実際の設計業務,開発分野でSolidWorksを活用できるエキスパートであることを証明するプログラムがあります.
 先週の金曜日,ソリッドワークス・ジャパンの担当の人が来学して,学生・教職者向けの初級試験といえる「Certified SolidWorks Associate (CSWA)」を,大学を会場にして実施してみないか,という依頼を受けました.米国や日本だけでなく世界中で実施されていているので,設計者の能力を世界中で証明できる資格制度だということですが,日本にははなじみのない資格なので,学生が興味を持ってくれるか疑問でした.しかし,通常は受験料として一万円かかるところを,年内に受験すれば無料でよいということで,せっかくの機会をアナウンスしないのは,やる気のある学生に悪いと思い,急遽,今日の講義で説明したというわけです.
 数名は質問に来るだろうと思っていたら,思いもかけず10人以上の学生が押し寄せてきたので,びっくりしました.とりあえず,受験希望が10名,検討中の学生が2,3名でした.これは,きちんと試験を実施しなければならないと思い,今週中に担当者の人と相談して手続きの詳細を決めて,来週の講義後に詳しく説明をすることにしました.試験は冬季休業に入った直後に実施することになるでしょう.
 学生は,意外とCADが好きなんですね.今回の試験対策はCAD/CAEの勉強にもなるので,よいことだと思います.できるだけ多くの学生が資格を取れるといいですね.

2008年11月9日日曜日

特産品をいただく

 昨晩は新大阪の東横インに宿泊しました.仙台での学会のときも東横インに宿泊して,朝食のおにぎりと味噌汁が意外によかった,と書いたことがありますが,ここの朝食は普通のご飯を自分でよそって食べるというものでした.東横インはどこもおにぎりだと思っていて,少し楽しみにしていたのですが,ちょっとがっかり.正直,おにぎりの方がよかったです.
 新大阪で家と研究室のお土産に生八橋を買って,8時発ののぞみ70号で帰京し,11時半には調布の自宅に着きました.本当はのんびり観光して帰ってきてもよかったのですが,JIMTOFのイベントのために先週日曜日のゴルフスクールを休んでいたうえに,先週まで外食が多くてちょっと体が重くなってきたような気がしていたので,今日は運動するために早く帰ってきたというわけです.
 久しぶりのゴルフスクールでしたが,やはり調子が悪かったです.最近会ったゴルフをしているという教え子が「ゴルフは生ものだ」と言ってましたが,実感です.スクール後,いつものようにマシンジムで30分間ほど走りましたが,とっても疲れました.やはり週に一回の運動でも大事ということですね.
 帰宅後,田舎の鹿児島に帰っている母から,鹿児島名物のさつま揚げが届けられました.私はこのさつま揚げが大好物なのです.早速,晩御飯のおかずとしていただきました.ずいぶんたくさんあるので,あと二日ぐらいは楽しめそうです.

T先生の還暦祝賀パーティ

 今日(この時点でもう昨日ですが)は,恩師であるOS大のT先生の還暦祝賀パーティに参加するために京都に来ました.会は18時半からでしたが,私は電通大OB&OGの取りまとめを担当する実行委員の一人だったため,17時すぎに会場のホテルに到着しました.
 パーティは,T先生が教鞭を取られたK工大,電通大,OS大の3大学のOB&OGを中心に,70名以上が全国から参加するという盛大なものになりました.参加者は若い人が目立ちました.やはり卒業してから月日が経つと,音信不通になる人が増えるのは仕方のないことです.電通大OB&OGも,出欠の確認ができたのは対象者の半数でした.音信不通の残りの人達が気になります.
 実行委員の人も忙しい人ばかりで,ろくに打ち合わせもせずに当日を迎え,一時間ほどで段取りをまとめて始めることになり,無事に終わるかどうか不安でしたが,KZ大学AK先生の名司会のおかげで,会は終始和やかな雰囲気で滞りなく進みました.T先生のプレゼンも,各大学代表の挨拶もすばらしかった.途中で贈呈された記念品も,先生が見たがっていたという昔の時代劇のDVDなど,気の利いたものばかりでした.同伴された奥様にも喜んでもらえたようでなによりでした.
 私自身も,久しぶりに再会した先輩や後輩の人と話すことができてよかったです.皆さんから変わっていないと言われました.私としては5年前とはずいぶん変わったと思っているのですが,良いことなのか,悪いことなのか,ちょっと複雑です.言動はともかく,見かけは少し細くなったと思うのですが.でも私も皆さん変わってないな,と思いました.でも,このようなプライベートな場所はともかく,職場での仕事ぶりなどはずいぶん変わったのではないでしょうか.
 T先生は3年後に定年の予定ですが,そのときは記念講演会を盛大にやりましょう.