2012年9月29日土曜日

国立科学博物館へ

 今日の午後は,夫婦で上野の国立科学博物館へ行って来ました.国立科学博物館は,小学生の高学年の時に,遠足か何かのイベントで見学して以来ですから,私は30年以上ぶりの再訪になります.当時の記憶はすっかりなくなっていて,恐竜の化石を見たことぐらいしか覚えていません.

 建物の裏に,こっそり展示してあった 「ラムダ・ロケット用ランチャ」 うおおお! これだけのものが,なんと無造作に! 高まる期待とともに,常設展に突入しました.

 この博物館の常設展は,従来からの建物の「日本館」と,新館の「地球館」に分かれています.13時半頃から,日本館の上の階から見始めたのですが,日本館の見学が終わった時は15時半になっていました.さすがに国立の博物館だけあって,展示数が多いだけでなく,見やすいように整理されているので,時が経つのを忘れてしまい,足が痛いことに気がついて,ようやく経過時間を認識することになりました.

 休憩を取った後,16時頃から「地球館」を見始めましたが,17時の閉館時間まで1時間.3階から1階までざっと見ただけで,地下1階から3階の展示は見学できませんでした.館内ガイドを見てみると,見れなかったところが一番面白そうです.また来なくては行けませんね.それでも,「地球館」の3階にあった 「進化の頂点・野生大型獣」 の展示は,大きな獣の剥製がいっぱいで迫力満点! 刺激を受けました.

 ミュージアムショップで,日本館の展示案内 「日本列島の自然と私たち」 を購入したので,しっかり復習しておきたいと思います.今の自分の立場を考えれば,もっと前から何回も訪れて勉強するべきだったと反省しています.それにしても,上野は博物館や美術館がいっぱいで,各館の企画展示を見て回れば,毎週来ても飽きないような気がします.危険な街です.

2012年9月28日金曜日

第36回IJAT編集委員会

に出席するために,今日の午後は虎ノ門にある 「東海大学校友会館(霞が関ビル35階)」 に行って来ました.虎ノ門駅の近くにある 「虎ノ門 金刀比羅宮 (とらのもん ことひらぐう)」 を参拝して,今日の委員会の成功を祈念いたしました.思えば,この神社から御朱印集めが始まりました ⇒「m-shige's log: 御朱印を集める」.あれから3ヶ月,私と寺社の関係は,永遠のものになりそうです.

 今回の編集委員会は,自分が取りまとめをした 「IJAT Vol.6 No.5: Rapid Prototyping 特集号」 が発行された直後だったので,胸を張って参加することができました(笑).この International Journal は,無料公開(無料登録制)されていますので,多くの方々に利用いただければと思います.

「IJAT Vol.6 No.5: Rapid Prototyping 特集号」
URL:  http://www.fujipress.jp/IJAT/IJATE00060005.html

 この号だけに限らず,これまでの号に掲載された全ての論文を無料で読むことができます.以下,編集部からのご案内です.
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富士技術出版株式会社では、IJATの論文を世界中のより多くの研究者の方々へ見ていただきたいという趣旨の下、今まで購読者のみに開放していた論文データベース FINDER を、全ての方々へ無料開放しております。特集の目次もしくは論文のアブストラクトの下に表示される「Full Text」 をクリックして表示される画面にて、もしくは下記画面より会員登録(無料)を行っていただき、発行された ID と Password を入力フォームへ入力していただきますと、PDF をダウンロードすることができます。

http://www.fujipress.jp/finder/create_account.php

お知り合いの方々へもぜひお知らせいただき、ご利用いただければ光栄に存じます。
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 日本の International Journal は,正念場を迎えています.論文の被引用回数に基づいた指標であるインパクトファクターの高い Journal に掲載された論文しか評価されないという傾向が高まりつつありますが,英語圏でない日本の International Journal に論文を投稿する外国人は少ないので,当然,インパクトファクターも低くなってしまいます.同じ論文を投稿するのであれば,インパクトファクターが高い海外の Journal に投稿しようとするのは,評価される立場の人間であれば,必然的なことだと思います.特に,日本語の学会誌にインパクトファクターが付くのは難しいので,最近は日本語の論文を書かないで,海外の Journal に英語の論文だけ投稿する研究者も増えてきました.日本の学会の投稿論文の数が減っている要因の一つと言えるでしょう.これも「グローバル化」の一つの流れなのかも知れませんが,最近,私の身の回りで見聞きする「グローバル化」は,あまり楽しいものではありませんね.

型技術協会 平成24年度 第2回理事会

に出席するために,平成24年9月27日木曜日の午後は,横浜関内に行って来ました.理事会で勝てる(?)ように,お昼は関内のとんかつ専門店で「ロースかつ定食」を食べました.お値段は1,800円と,ちょっと庶民的ではないかもしれませんが(笑),この店のロースかつは,それだけの価値があると思います.塩で食べてみるように勧められたので試してみたところ,肉そのものの味を堪能することができました.関内に来ることが楽しみになりますね.

 14時から始まった理事会では,実行委員長だったTY理事の代理で「型技術者会議2012」について報告し,実行委員長のTO理事の代理で「型技術者会議2013」の企画内容を説明し,編集委員長のAY理事の代理で編集委員会の活動報告を行い,最後に,自分の担当となっている協会ホームページの英語化について説明しました.つたない説明だったと思いますが,なんとか役目を果たすことができたと思います.代理で頂いた意見は,漏れがないように各担当理事にお伝えします.

 理事会を通して感じたことは,収益減少の影響です.これまでのやり方を維持するだけでは,収益回復は見込めないと思うので,何か新しい試みが必要だと思います.ただし,試みて結果が出せず,さらに収益を悪化させるというわけにはいかないので,客観性を損なうことなく,よく吟味しなければなりません.アクセルとブレーキの両方を持っている人は少ないと思いますが,はて,私自身はどっちなんですかね?

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2012年9月26日水曜日

JSPE 2012年度 第5回 企画1Gミーティング

に出席するために,今日の夕方は九段下の精密工学会事務局に行って来ました.

 まず最初に,今年の12月7日金曜日に開催することになっている 第357回講習会 「新素材カーボンファイバの製品活用 ― 新素材導入で一気にリード!」 の最終確認を行いました.実は,開催の2ヶ月前の今日になっても,まだ内容が確定していませんでした.今日のミーティングで会告の内容も確定したので,明日からガンガン宣伝していくつもりです.SNSで拡散したり,他学会のイベントでチラシを配布したり,考えられることは全部やってみようと思います.最後までバタバタしたわりには,内容はよくまとまっていると思うので,参加してくれた人には満足してもらえると思います.私は,司会を務めることになっています. 

皆さん,12月7日は,中央大学 後楽園キャンパスでお会いしましょう!

 続いて,来年5月に開催することになっている講習会の内容について議論しました.前回のミーティングでは,「3Dデータの最新活用事例」 というようなテーマで進めることになっていましたが,議論しているうちに,これまでに開催された講習会で集客率の高かったテーマを Revise してみようということになりました.きちんと確定したものではないので,まだ,公表はできませんが,計画どおりに実現すれば,素晴らしい講習会になるハズです.私自身も,是非,聴講したいと思っています.来月末までに内容を確定する予定です.出来るだけ早く会員の皆さんに紹介できるようにしたいと思います.

2012年9月25日火曜日

新蕎麦で憩う2012

 今日の夜は,プラスチック金型の社長さん,精密プレス金型の社長さん,某CAD/CAMメーカ所属な方と私の4人で,私が贔屓にしている蕎麦屋で新蕎麦を楽しみました.ま,新蕎麦は一番最後に食べたんですけどね.今日は,大きめの写真で,私が推薦するコースを紹介しましょう.

定番の「蕎麦味噌」 一人だけなら,これともう一品で十分です.

「鴨の燻製」 脂の乗った鳥の燻製を,ねぎとわさびでいただく.もう,たまるか!

蕎麦屋の「卵焼き」 もはや,言葉は不要でしょう.

「蕎麦の実の炊き合せ」 あさりとのコンビネーションが絶妙です!

これ以降は,お新香でごまかすところですが,今日は「にしん棒」 をいただきました.

そして最後は「もり蕎麦」.今日は大もりで堪能しました.

 ほうらいの隠し酒と一緒にいただく新蕎麦… ああ! よくぞ日本人に生まれけり! いやぁ,色といい,香りといい,歯ごたえといい,新蕎麦は違いますねぇ.今週末は,夫婦で食べに来たいと思います.

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2012年9月24日月曜日

株式会社かいわを訪問

 今日は,山梨県上野原市にある 「株式会社かいわ」 を訪問しました.昨年,社長さんに研究室を訪問していただいていたので ⇒「m-shige's log: かいわのYさんが来学」,いつかお返しに訪問したいと思っていたところ,SNSの友達が訪問するということでお誘いをいただき,お言葉に甘えて便乗させてもらいました.

 かいわは,超精密微細プラスチック金型製作と超精密微細成形加工の技術で突き抜けた会社です.成形品のサンブルなどは,かいわのWebで見ることが出来ますが,工場で成形に使っている金型を見せてもらうと,その加工・成形技術の高さに驚かされます.人間,本当にスゴイものを見ると,笑うしかないのですね.工場は隅々まで清掃が行き届いていて,これまでに訪問した会社の中で一番綺麗でした.

 今日,社長さんの話を聞いて感じたのは,もしかして,自分が出来ないと思っていることのほとんどは,もう少しなんとかなるのではないかということでした.実際にこの会社は,自分が知識として知っていた加工の限界を,構えることなく超えていました.やはり加工技術は,現場で出来ることが絶対であるいうことを痛感しました.試さずに知っていることと,試して知っていることは,まったく別のものなのです.

 そして,やっぱり 「Yさんは,野武士のような人」 でした(笑)

2012年9月23日日曜日

妙本寺の猫

 平成24年9月22日土曜日の午後は,鎌倉の寺社を巡りました.夕方頃,鎌倉駅に戻ってきましたが,まだ時間があったので,駅近くのお寺をいくつか参拝しました.案内の立て札に従って歩いていくと,「妙本寺(みょうほんじ)」 というお寺にたどり着きました.とても広い境内を奥に向かって歩いて行くと,大きな「二天門(にてんもん)」と「祖師堂(そしどう)」があり,大変立派なお寺でした.

 祖師堂を参拝しようとしたところ,階段のところに一匹の猫が横になっていました.この猫,人に慣れているのか,根性が座っているのか,私がすぐ横を通って合掌一礼し,戻ってきて写真を撮っても,ピクリとも動きませんでした.「病気かなにかで,弱っているのかな? なんだか,かわいそうだなぁ…」 などと思いながら立ち去りました.

 今日,昨日参拝した寺社を復習しようと,Webで妙本寺を検索してみたところ,昨日の猫は,かなりの有名猫だということが分かりました.興味のある方は,「妙本寺 猫」 という具合に,2つのキーワードで検索してみて下さい.気まぐれに参拝したお寺で,偶然出会った猫のことを,たくさんの人がブログなどで紹介していました.知らない人達と一匹の猫で繋がっているようで,なんだかホッコリした気持ちになりました.また機会があったら妙本寺を参拝して,猫と再会したいと思います.

Facebook オフ会 in 湘南台 2012晩夏

 平成24年9月22日土曜日の夜,私の実家の近く,小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄ブルーラインの三つの鉄道路線が交錯する湘南ライフタウンへの玄関口 「湘南台」 で,小さなオフ会が開催されました.参加者は,金型設計屋さん,漫画家先生,主婦の方,大学教員の私の4人.なんだか,不思議な集団ですね(笑)でも,異業種の人と少人数でじっくり話すことができて,とっても楽しかったです.

 SNSの知り合いの人どうしのトラブルの話を聞いて,残念というか,「もったいないな」 と思いました.皆さん,私よりも積極的に動いている方ばかりなので,運動エネルギーが大きいと,ぶつかったときの反発力も大きくなるのだと思います.考え方が同じ人だけの世界は,とってもつまらないと思います.考え方が違うのはあたりまえ,否定するのではなく,別のことをすればいいのです.

 なんだか,説教じみた内容になってしまいましたが,オフ会自体は,調子に乗って焼酎のボトルを追加するなど大いに飲み食いしながら,本当に楽しい時間を過ごすことができました.また,開催したいですね!


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