2010年11月13日土曜日

卒研配属説明ガイダンス

 今日の夕方,卒研配属説明ガイダンスが開催されました.このガイダンス,例年は12月末から始まる冬季休業の初日に行われていたのですが,今年は12月27日まで講義が予定されています.さすがに12月28日に学生を集めるのは難しいだろうということで,別の日時を検討した結果,土曜日の今日となったわけです.学生も教員も大変ですが,やはり,参加していた学生や教員は,例年より少ないように感じました.
 ガイダンスの後,研究室紹介の時間が設けられました.1研究室あたり3分の持ち時間が与えられ,研究室の研究内容や雰囲気などについて自由に説明します.説明するのは教員はもちろん,研究室に所属する学生でもよいことになっています.私の研究室は,修士課程1年筆頭(と言っても,一人しかいませんが)であるコイケさんが説明することになっていました.
 これまでは,研究室の学生が説明するのを見たことはなかったのですが,今日は時間があったので,会場に行ってコイケさんの説明を聞いてみました.出だしは左の写真にあるように,いかにも彼らしい演出.これからどうなるのだろうと,ドキワクしながら聞いていましたが,終わってみれば,全体的に無難な内容でした.もう少し,はじけてもよかった?私が見ていなかった方が,好きなように話せたのかもしれませんね.
 研究室紹介終了後,会場を学内のレストランに移して懇親会となりました.私は,新兵器のiPadを持ち込んで,学生が質問に来るのを今か今かと待ち構えていたのですが,ロボットの研究室の机の周りはとてもにぎやかだったのに,設計・生産の研究室の机の周りは人がまばらで,研究室の学生の食事会のようになってしまいました.私もゆっくりと食事をすることができました.結局,iPadを使って説明したのは1人だけでした.がっかり.しかし,私の研究室の学生のところには,何人かの学生が質問に来ていたようです.研究室配属の枠が埋まる程度で構わないので,本当に生産や加工に興味を持っている学生が来てくれれば,それでいいと思っています.

2010年11月11日木曜日

歯医者に行ってきました

 昨日の午後,飴をなめていて,右の奥歯で噛んだ瞬間に,つめものが飴にくっついてとれてしまいました.ご存知かもしれませんが,つめていたところは虫歯になりやすく,放っておくと取り返しのつかないことになるので,早めに歯医者に行かなければなりません.
 今日は18時に仕事を切り上げて,大学に勤めるようになってから利用している歯医者に行ってきました.三年ぶりぐらいになるでしょうか.予約しないで行ったので,予約の患者がいなくなるまで,先生と患者の会話などを聞きながら待っていたのですが,まず,先生のコミュニケーション能力が著しく向上していることに気が付きました(先生,失礼!)患者に説明している様子からだけでなく,若いスタッフの方とのやりとりからも,先生の誠実さが伝わってきました.数多くの患者と接して場数を踏んでいるうちに,成長されたのだと思います(再び,失礼!)私は久しぶりにお会いしたから気が付いたのかもしれませんが,毎日接している人には,分からないかもしれませんね.
 というわけで,すっかり安心して治療をしてもらったのですが,どうやら歯が欠けたところからセメントが脱落したことが原因だったようで,回収して持ってきたつめものは使い物にならず,型を取って作り直すことになりました.さらに,知らないうちに左の奥歯のつめものも脱落していることが判明し,こちらは見事に虫歯になっているそうです(ガビーン)予想以上の長期戦になりそうです… これから忙しくなるというのに… 一年に一度ぐらいは歯医者に行って,検査してもらった方がいいですよ.

2010年11月9日火曜日

グローバル企業で働くということ

 今日,大学から帰宅すると,私がまだ助手だった頃に世話をして,大手食品メーカに就職した研究室の卒業生から,タイのバンコクに転勤したというお知らせの手紙が着ていました.生産システム分野の研究室の卒業生は,どのような企業に就職しても,生産技術に配属されることが圧倒的に多いようです.今後,生産拠点の海外移転が進むにつれて,彼の様に海外で働く生産技術者が増えることは確実でしょう.慣れない土地で大変だろうとは思いますが,頑張って欲しいなぁ.
 などと考えながら,21時からのNHKニュース番組を見ていると,ちょうど彼の会社が海外の生産拠点で,日本から赴任してくる日本人社員ではなく,現地の人材を管理職として雇用する計画を進めているというニュースがありました.中国,タイ,マレーシアなどの東南アジア諸国で選抜した社員を集めて,日本人社員への接し方などについて管理職としてのレクチャーを受けている様子が放映されていました.将来,彼らの部下として働く日本人がたくさん出てくるでしょう.しかし,人種に関係なく優秀な上司の下で働けるのは,とても幸せなことだと思います.
 これまで,日本の企業に就職した人も,仕事を求めて海外で働くことが増えていくだろうと書いてきました.しかし,海外に行けば職場や地位が保障されるというわけにはいかないようです.社内競争もグローバル化.本当に厳しい時代になりました.しかし,世界に羽ばたくチャンスでもあります.