2016年3月12日土曜日

自分の道を懸命に

が,今日12日の 『2016年版日めくり 日々のことば 松下幸之助 「道は無限にある」』 のことばでした.『この道を歩み通そう。心を定めて、懸命に。自分だけに与えられているかけがえのない道ではないか。たとえ遠い道のように思えても、休まず歩いてゆけば必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。』 という解説が沿えられていました.英訳は,"Pursue your own path with all your efforts and resilience." でした.

 すみません.足す言葉がありません.どのような言葉を足しても,原文のイメージを壊してしまう.あえて言うのであれば,心を定めて歩むべき道は,正しく,現在自分が歩いている道であるということ.今の道が違うと思っても,他に歩いている道はなし.わからないのであれば,目の前の道を全力で歩くのみ.それにしても,相変わらず英文はつまらない…

2016年3月11日金曜日

3.11を忘れない2016

 今日は3月11日,東日本大震災から5年が経ちました.地震発生時刻の午後2時46分,かすかに聞こえる調布市の防災行政無線の案内に合わせて,一分間の黙祷を捧げました.親方日の丸 文部科学省からも,国の東日本大震災五周年追悼式中の一定時刻(午後2時46分)に黙とうを捧げるよう周知の依頼があったのだから,全学放送でアナウンスしてもよかったのではないのかな? どうも,中途半端でいけません.

 明日の3月12日は,例年,国公立大学で 「個別学力検査(後期日程)」 が行われています.キャンパス内で,明日の準備が進められている様子を見ながら,5年前の試験が震災の影響で中止になったことを思い出しました.

 まるで昨日のことのようでありながら,「まだ5年か」というのが正直な気持ちです.被災した人たちのために,私は何ができたのだろう? 自己弁護にしかなりませんが,『がんばる石巻応援寄附』(ふるさと納税)を申し込んでおきました.石巻市よりお礼の品としていただける特産品は,地魚にしようと思います.

工作機械関連研究者と日工会役員との懇談会2016春

「工作機械関連研究者と日工会役員との懇談会」 に出席するために,平成28年3月10日木曜日の午後は,JR田町駅芝浦出口から徒歩7~8分ぐらいのところにある料亭に行って来ました.夏と冬の年2回,毎回お誘いいただいている集いなのですが,だいぶ不義理を続けてしまったようで,おそらく,2013年の7月以来の参加となります ⇒「m-shige's log: 工作機械関連研究者と日工会役員との懇談会」.

 今回は年配の先生の出席が少なく,同年代の研究者の割合が増えたため,大変申し訳ありませんでしたが,大いにくつろがせていただきました.NKMRTMのNKMR社長に,4年生がお世話になるかもしれないとご挨拶させていただき,固い握手を交わしました.この日一番の喜びと言っていただきましたが(笑) しかし,卒業生が何人もお世話になっているMKNのMKNJ社長にご挨拶するのを忘れてしまった.今年もお世話になるかもしれないのに.モリシゲ,一日の不覚... orz

 今回,始めて2次会へも参加させていただきました.対面は,MZKのYMZK社長でしたが,相変わらずとても気さくな方で,本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました.しかし,3年連続で修士の学生がお世話になっている御礼を言うのを忘れた.ああ,何という不義理! モリシゲ,一日の不覚(2回目らしい)... orz

 このような機会をいただき,本当に有り難いことだと思っております.宴会は楽しいものであるということを,思い出させていただきました.やっぱり自分は,金型よりも工作機械だな.お世話になった日工会関係者の皆様に,心より御礼申し上げます.

関連ランキング:懐石・会席料理 | 三田駅田町駅日の出駅

2016年3月9日水曜日

腰とか,血行とか...

 今日の午前中は,調布駅広場口から徒歩3分のところにある 「調布東山病院」 に行って来ました(「東山」 は 「とうざん」 と読みます.お間違いのないように) 数年前にリニューアルされてから初めての受診となりましたが,受付のシステムが 「虎の門病院」 みたいになっていて,ちょっと戸惑いました.ずいぶん綺麗になりましたね.

 先月から,両足の太腿の前面にしびれるような違和感があります.歩行など日中の活動には問題ないのですが,就寝している時の方が症状は深刻で,寝返りなどで何気なく力を入れたときに神経が切れたような激痛が走ることがあり,起床時には冷たく固くなって,無感覚のような状態になってしまいます.Webで調べてみたところ,坐骨神経痛ではないかと予測しましたが,勝手に判断するのは危険ですし,時間があるうちにということで,受診することにしたというわけです.

大瀬良には,頑張って欲しい.
 診察では,やはり腰が怪しいということでレントゲンを撮ることになりましたが,あるとすれば,ここかもしれない? ぐらいな感じで,決定的な異常は見つかりませんでした.腰に異常があったら本当に大変ですから,これはよかったと思っています.
 もう一つ考えられる原因として,血流があげられました.血液の流れが悪くなることによって,足に痛みやしびれが起こることがあるそうです.診察時に腰や足が固いことを指摘されたので,大いに考えられるとのことでした.

 とりあえず,血を固まりにくくして,血栓ができるのを抑え,血液の流れをよくする薬を服用しながら,一か月ほど様子を見ることになりました.腰の異常の可能性も捨てきれないので,腰を意識的に動かすようにとも言われました.これまで楽しんできた散歩も,効果的でしょうね.こうなってしまっては,処方してもらった薬が効いて,症状が改善されることを祈るばかりです.腰とか,血行とか,私も年を取ったものです.遺憾です.

2016年3月8日火曜日

塚田農宴で憩う

 今日の夜は,学科の有志を 「塚田農場 調布北口店」 に誘導して,宴会を行いました.この店は,プライベートで何度も利用してきましたが,コース料理は一度も楽しんだことがありませんでした.塚田のコースがオトクかどうか? 初体験ということで,とりあえず一番安い 「カレー炊餃子(たきぎょうざ)コース」 にトライしてみました.

季節野菜のざる盛り2種(秘伝の味噌で)
むねみたたき 葱まみれ(日向夏ポン酢)
カレー炊餃子
絶品 地頭鶏焼き
焦がし七味明太子
海苔のりアボカド
チキン南蛮
〆のリゾット
季節のジェラート
 コース料理について正直な感想を述べさせていただくと,私のような中年にとっては,あんまりオトクではないような気がしました.定番の地頭鶏焼きとむねみたたきが含まれていることは 「◎(ニジュウマル)」 なのですが,カレー炊餃子とチキン南蛮を両方食べるのは,自分にとってはキビシイ,みたいな? 要するに,量が多すぎるということです(笑) 今後,この店はアラカルトで楽しむことになるような気がします.

 色々と情報交換できて,よかったと思います.同じ棟に暮らしていても,お互いに知らないことばっかりです.もっともっと,こういう機会を増やさないといけないね.

関連ランキング:鳥料理 | 調布駅布田駅

2016年3月7日月曜日

メニュー価格変更のお知らせ

 2016年2月29日(月)より,電通大生協食堂のメニュー価格が変更されました.食材仕入価格の値上がりが続いており,大学生協の経営努力だけでは組合員が満足できるメニューとサービスを維持するのが難しいとのことです.以下,私に関係するメニューの新価格(税抜)をリストアップします.

・サバ味噌煮・サバの塩焼き: 150円 ⇒ 180円(これが一番痛い!)
・さんま塩焼き: 150円 ⇒ 160円
・かぼちゃ煮等の小鉢類: 50円 ⇒ 60円
・冷奴&おひたし: 80円 ⇒ 90円

春夏秋冬の 「バランス惣菜」 は,「惣菜トリオ」 となって,80円から100円になりました.20円アップは痛いですが,量が増えたような気がするので,ヨシとします.

「冷奴」 は,50円から60円になったうえに,内容量も変更とのこと.なんだか,小さくなったみたい... でも,他大の生協食堂と同じになっただけのような気もします.

 本日の昼食は,さんま塩焼き(頭なし),春の惣菜トリオ,冷奴,豆腐とわかめの味噌汁,ライスM240gで,484円(税込)となりました.これまでは,442円だったので,42円増加したことになります.さんま塩焼きを,サバの味噌煮や塩焼きに替えると,506円(税込)になってしまいます.

東出は,引退したんですよね...
 学食で,500円以上... 少し,動揺しています.しかし,学外で食べればもっと高いですし,アラカルトで自由にメニューを選べるというメリットは何にも代えがたい.今回の価格変更,私は理解して,今後も変わらず利用するつもりなので,大学生協は引き続き,『「安心・安全」な食を「より安く」組合員に提供する』 ように努めていただきたいと思います.

2016年3月6日日曜日

長崎市内探訪2016(3)余話

 平成28年3月5日土曜日の午前中,坂本龍馬の足跡をたどって 「風頭山」 を制覇した後 ⇒「m-shige's log: 長崎市内探訪2016(2)龍馬の足跡をたどる」,下山して長崎駅に戻りながら色々と観光しました.

「若宮稲荷神社(わかみやいなりじんじゃ)」 稲荷神社らしく,たくさんの赤い鳥居が印象的でした.坂本龍馬などの幕末の志士達も参拝したらしく,「勤王神社」 とも呼ばれています.境内には,小さな坂本龍馬之像がありましたが,どうやらこちらが風頭公園にある大きな像の原型らしいです.個人的には,こちらの小さな像の方が親しみやすくて好きです.

「伊勢宮(いせのみや)」 下山すると目の前にあったので,何気なく参拝したのですが,長崎三社のうちの一社みたいです.どうりで,鳥居や手水舎,拝殿などの作りが立派なわけです.気楽に御朱印をお願いしたら,大変立派なものを書いていただきました.本当に恐悦至極です.

「諏訪神社前」 から路面電車に乗って 「長崎駅前」 まで移動しました.4時間も歩き倒して,さすがに腹が減ったので,駅近くにあった大衆食堂で 「皿うどん」 をいただきました.決して不味くはなかったのですが,やっぱり,自宅で作って食べる具だくさんの皿うどんの方がいいですねえ? 具だけの問題か確かめるために,揚げ麺だけ買って帰って,自宅で料理して食べてみることにしました.

 空港行きのバスまで少し時間があったので,駅から歩いて5分ぐらいのところにある 「日本二十六聖人殉教地」 を観光しました.背後にある 「日本二十六聖人記念館」 も見学しましたが,キリスト教徒ではない私が軽々に感想を公開することは控えさせていただきます.Webのコンテンツが充実しているので,興味のある方は勉強されるとよいでしょう.

 長崎は,滅多に行く機会がない県だと思っていたのですが,これで公私あわせて3回目の訪問となりました.妻が所望する軍艦島上陸というミッションが残っているので,また訪問したいというか,することになると思います.

関連ランキング:餃子 | 長崎駅前駅長崎駅八千代町駅

長崎市内探訪2016(2)龍馬の足跡をたどる

 平成28年3月5日土曜日の午前中,長崎市内にある二社を参拝した後 ⇒「m-shige's log: 長崎市内探訪2016(1)諏訪神社と西山神社」,幕末の風雲児,「坂本龍馬」 の足跡をたどりました.

「上野彦馬宅跡」 上野彦馬は,湿板写真による撮影に成功した人物.坂本龍馬の有名な写真は,この 「上野撮影局」 で撮られたものです.ここで撮られた龍馬の写真と同じ構成で記念撮影ができるように,同撮影局の写真機と肘置き台を再現したモニュメントがありました.タイマーを利用して自撮りしようかと思いましたが,おとなしく諦めることにしました.次回は2人で来ます.

「龍馬通り」 薩摩藩等の援助により坂本龍馬が中心となって組織した,日本初の商社とされる 「亀山社中」 の記念館を目指し,亀山社中の人達も通ったと思われる石畳の坂道をひたすら昇りました.こんな不便な場所に会社を作るなんて,コスト的に?と思いますよ,龍馬さん…

「亀山社中記念館」 この記念館は,亀山社中の遺構として今に伝わる建物を,平成21年から長崎市が整備・公開しているところです.展示物は,レプリカが多いように思いました.ひたすら説明を読んで勉強しましょう.

「龍馬のぶーつ像」 亀山社中記念館のすぐ近くに,龍馬が愛用したブーツがモチーフの記念撮影スポットがあります.とりあえず履いてみましたが,おっさんが自撮りするモチーフとしては不適かもしれません.

「風頭公園」 9時50分頃,脇腹をかかえながら風頭山の山頂に到達,念願の「坂本龍馬之像」 に対面しました.感無量でありました.近くにある展望台からの眺めも最高で,前日に見学した三菱重工長崎造船所もよく見えました.ここからの夜景も素晴らしいということなので,次回は夜に訪れたいところです.

【考察】 ここの観光は,風頭山までバスで登って,そこから下ることをオススメします.特に夏の上りコースは,考えただけでも恐ろしい…

長崎市内探訪2016(1)諏訪神社と西山神社

 長崎は,幕末の風雲児,坂本龍馬ゆかりの地.平成28年3月5日土曜日の午前中は,「風頭山(かざがしら)」 の山頂にある 「坂本龍馬像」 を目標にして,その周辺を歩き倒しました.

 まず,宿泊したホテルを出発して路面電車の線路に沿って東進,「諏訪神社(すわじんじゃ)」 を参拝しました.流石,「鎮西大社(ちんぜいたいしゃ)」 と称えられる長崎の総氏神様,大変立派な神社でした.

 かなりの高台にある神社で,最後の 「長坂」 の階段を昇りきった時には足にきていました.長崎は坂が多くて,観光するのが大変だと聞いていたのですが,3回目の訪問で初めて実感しました.しかし,まだほんの序の口だったいうことを,後で痛感することになります.

※ 翌日,もらった由緒書を読んでみたところ,境内には珍しい狛犬がたくさんあるらしい.次に参拝する機会があったら,「狛犬散歩」 を敢行したいと思います.

「諏訪神社」 の参道にあった案内に気が付いて,気まぐれに北進して 「西山神社(妙見宮)にしやまじんじゃ(みょうけんぐう)」 を参拝することにしました.これがまた,ものすごい高台にある神社で,境内に辿り着いた時には息が切れていました.

「長崎ザボン」 の発祥地ということでしたが,「ザボン」 なるものを知らなかった私.大辞泉で調べてみたところ,インドシナ地方の原産で暖地に栽培されるミカン科の常緑小高木で,「文旦(ブンタン)」 とも呼ばれ,いわゆる 「ボンタン」 のことなんですね.「ボンタン」 は,「ボンタンアメ」 などで両親の郷里鹿児島では馴染みのある食べ物なのですが,縁というものは本当に不思議なものですね.最後の階段の右にあった 「沖縄の緋寒桜」 が綺麗でした.