2021年7月30日金曜日

さらば、A55。愛の戦士たち。(3)

 一昨日から撤去作業が始まった 牧野フライス製作所製 横形マシニングセンタ A55,今日は,専門の業者の方に電源を切り離す作業をしてもらいました.結線を外すだけだと思っていたのですが,意外に工数も多く,かなりの難工事となってしまいました.外したケーブルは再利用するとのことですが,もしかすると新規のものに交換するかもしれません.

 このA55は,メーカーの方で再利用の可能性を模索していたのですが,どうにも使いようがなく,このまま廃棄されるとのことです.なので,今日の断線作業によって,A55は永久に動かないものになりました.火曜日まで実験に使っていたのに,実にあっけないものです.なんだか,寂しいですね.

サーボモータは力を失い,主軸は二度と回ることはない.
工作機械は死んだのだ.

だが,撤去される時を待ちながら,工作機械は確信していた.
自分を使った若者は今日も生き,今日も走っている,と.

工作機械は,若者たちの声を聞いた.
長年を過ごした工場の片隅で,確かに,聞いた.

2021年7月29日木曜日

さらば、A55。愛の戦士たち。(2)

 昨日から撤去作業が始まった 牧野フライス製作所製 横形マシニングセンタ A55,今日は,研究室から招集した勇敢な大学院生たちと一緒に,昨日の分解作業で機内から掻き出された切り粉とクーラントの処分を行いました.

 予想以上にキビシイ2時間となりましたが,工場からお借りした大型の汎用クリーナーのおかげで,無事,すべてのクーラントの残骸を11個のポリタンクにまとめることができました.実は今回の作業は想定外で,昨日「やっといて下さいね」と言われた時は,思わず固まってしまいましたが,ポリタンクの予備が大量にあってラッキーでした.

 水溶性クーラントは,すっかりヘドロ化が進んでしまっていて,恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました.確かに,最近はドライで実験することが多かったので,クーラントを使う機会はあまりなかったのですが,だからと言って,こんなに酷い状態にしてよいハズはありません.切り粉と油の処理は本当に難しい問題ですが,新しいマシニングセンタではしっかり対応したいと思います.

2021年7月28日水曜日

さらば、A55。愛の戦士たち。(1)

 私が修士の学生だった1994年3月に導入され,これまで研究室の実験で使ってきた 牧野フライス製作所製 横形マシニングセンタ A55 を撤去して,新しいマシニングセンタを導入することになりました.今日は,来週末に予定されている搬出の準備として,大まかな分解作業と移動のための固定などが行われました.

 外されたパレットとイケールを見ましたが,予想以上にボロボロでした.まったくメンテナンスしていなかったことに対する逃げることのできない現実でした.こうなってしまったら,学生も大事に使おうなんて思わないですよね? 全ての責任は,管理者であり,指導教員でもある私自身にあります.

 明日は,機内から掻き出された切り粉とクーラントの処理をする予定です.ここでも,キビシイ現実を突きつけられることになるでしょう.苦難の朝となりそうです.

2021年7月26日月曜日

JSPE 2021年度 第2回 広報・情報部会

が,本日の15時からオンラインで開催されました.最初に,今回から部会に加わっていただくことになった新委員2名の方に自己紹介していただきました.お二人とも,マンパワー不足が慢性化しているWG3に加わっていただきました.そして,今日の議題の中で一番時間を要したは,またしてもWG3が担当しているオンライン学術用語集「Precepedia」の案件でした.本当に大変な仕事だと理解しています.一番大事なことは,関わった人が達成感を得るような仕事になることだと思っています.今の私に協力できることは,依頼された二つの用語の修正に誠意を持って対応することです.なんとか9月中に終わらせたいと思います.

 今日の部会は,予定していた2時間より30分も早く終わりました.報告案件は多彩でしたが,議論することがあまりなかったからだと思います.会議は議論するための場なので,議題がなければ開催しなくてよいのかもしれません.しかし,部会長の立場としては,各WGの状況を把握することはとても重要だと感じています.次回の部会までに,懸案事項が少しでも前進していればと思います.そして最後に,部会長としての任期が終わるまでに委員の皆さんと対面で歓談できる日が来ることを切に願います.

2021年7月25日日曜日

68回目の献血

をするために,今日は「新宿東口駅前献血ルーム」に行ってきました.11時からの「血小板成分献血」を予約していました.今回も血管が沈み込んでしまい,採血までカイロを腕で挟んでいました.最近,カイロのお世話になることが続いていますが,太ってきたことも関係あるのかなあ? まことに遺憾です.

 採血は40分程度で終了してしまいました.血小板の時は1時間強かかるハズなので「今回は早いですね?」と尋ねてみたところ,受給予定者が半分でよいからだとのことでした.おかげで,ほとんどダメージを感じませんでした.あと,やっぱり成分献血は血漿よりも血小板の方が自分には良いみたいです.

 今回のメルヘンのフルーツサンドは,「温州みかん苺生クリーム」「ラムレーズン生クリーム」となりました.ラムレーズンの他に,柑橘類のサンドをチョイスするようにしていますが,今回の温州みかんもなかなか良かった.とてもとても.来月の柑橘類は何かなあ?


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