2021年8月27日金曜日

JSPE 2021年度 第3回理事会

が,本日の14時からオンラインで開催されました.それに先立って13時から行われたネットを利用したサービスについて検討する「理事会WG4」では,対面での実施が一番困難であり,企画できない状態となっている見学会のあり方について議論しました.正直,昨日開催された型技術協会の企画委員会における議論に引っ張られました.ちょっとニッチ過ぎるテーマだったと反省しています.でも,新しい知見をいただきました.

 14時から始まった理事会は,全体としては粛々と進んでいると感じていた割には時間がかかりました.各部会の報告では,他の部会は長い時間説明していましたが,私の広報・情報部会の報告内容は実に淡々としていました.でも,部会の委員の皆さんがヒマなわけではありません.もともと,対応すべき案件が多いのです.でも,自分が部会長になってから取り組んで得られた成果は何かと問われると,すぐに答えることができません.少しでも良くなったことがあればよいのですが.

 今回で今年度の理事会も半分が終わったことになります.次期への申し送る案件を少なくするように努めたいと思います.

2021年8月26日木曜日

型技術協会 2021年度 第1回 企画委員会

が,今日の14時からオンラインで開催されました.冒頭の報告事項は,6月に開催されたセミナーの収支決算,型技術者会議2021の中間報告,型技術ワークショップ2021の中間報告でした.収支がトントンだったセミナー,まだ中間報告をしなければならない型技術者会議,対面で開催できるかわからない広島のワークショップ.正直,愉快な報告内容ではありませんでした.広島には行きたいです.

 審議事項では,型技術セミナー,技術交流会,型技術Web基礎講習会,型技術シンポジウムの進捗状況について報告と議論がなされました.

「型技術セミナー」は,来週開催される第141回「3Dプリンタによるものづくりの可能性」は,盛会となりそうでよかったです.次のテーマはDXあたりかなあ?

「型技術Web基礎講習会」は,第1回,第2回と盛会が続いてましたが,9月に開催される第3回にについては集客が苦戦の様子.マンネリ化を感じさせない工夫が必要と思いました.とりあえず,内容のローテーションと開催時期について検討してみました.きっと良い方向に進むと思います.

「型技術シンポジウム」は,委員長である私の責任で企画するものです.1ヶ月ほど検討した結果,経営者レベルで議論すべき大きなテーマとして「SGDs」を取り上げることを提案しました.特に反対の意見はなく,このテーマで進めることになりました.来月の理事会で提案して,色々とご意見をうかがいたいと思っています.

 最後に,新型コロナウイルスの影響により開催不可の状況が継続している「技術交流会」について議論しました.対面形式で行う見学会という形のこだわらず,まったく新しいサービスを考えることになりました.具体的な内容の検討については丸投げさせていただきましたが,WGのメンバは熱い方ばかりなので,どのような企画が出てくるか楽しみです.

 次回は,11月末の開催となりました.それまでに新型コロナウイルスが収束しているといいなあ...(遠い目)

2021年8月24日火曜日

新たなる牙、D200Z。(6)

 牧野フライス製作所製 5軸制御立形マシニングセンタ D200Z(どうやら,23号機らしい),2021年8月24日(火)は昨日から引き続き,OBのHND君が学生たちに操作説明をしてくれました.今日は主に,回転軸中心測定機能や工具長測定機能について説明していただきました.

 最後に,学生たちがちょっとした課題に挑戦していましたが,想定以上に難題となったみたいです.やっぱり,やってみなければ分かりませんからね.おそらく,これから実際に使いながら「?」がいっぱい出てくると思いますが,きちんと問題に向き合って,きちんと対応していきたいと思います.

 2日間,HND君には本当にお世話になりました.本務もあって忙しい中,綿密に準備していただいて恐縮です.心より御礼申し上げます.これからも,色々と質問させていただくことになるかと思いますが,どうぞよろしくお願いいたします.m(_ _)m

2021年8月23日月曜日

新たなる牙、D200Z。(5)

 絶賛導入作業中の 牧野フライス製作所製 5軸制御立形マシニングセンタ D200Z,2021年8月23日(月)は,OBのHND君が来学して,朝から研究室の学生たちに操作説明をしてくれました.電源の投入から,定期点検項目の確認,工具長の設定,NCデータの管理,ワーク自動測定機能のためのキャリブレーションの手順など,具体的かつ詳細に説明していただきました.

 様々なゲージを使いこなしながら説明するHND君の姿を見ながら,工作機械で高精度な加工を実施するには,すべての設定作業においてベストを尽くすことが重要であることを実感しました.一緒に拝聴した研究室の学生たちも,何かを感じてくれたと思います.明日は各種センサを使用した自動設定についてレクチャーを受けることになっています.