2008年12月27日土曜日

大掃除のはじまり

 今日から来年1月4日まで冬季休暇です.でも,来週も大学に行くでしょうね,きっと.今日は土曜日ですが,土曜日に家に居るのは久しぶりです.昨晩の研究室の忘年会で深酒して,朝から調子が悪かったので,今日はゆっくり換気扇の掃除をしていました.毎年専用のクリーナーを買ってきて頑固な油汚れを一気に落としてしまうのですが,今年は妻が食器用石鹸洗剤でも落ちると言いはるので,ほとんどお任せしました.結果として,石鹸でも十分きれいになりました.強力な洗剤なんていらないのですね.
 我が家は妻の協力な指導のもと,洗剤はできるだけ使わず,使うときも石鹸系となっています.合成洗剤に慣れきっていた私は,最初はずいぶん違和感を覚えましたが,これまでまったく問題ないですし,手にもやさしい上に経済的です.皆さんも試してみてはいかがでしょうか.

2008年12月26日金曜日

SolidWorks認定試験を実施

 本日13時から,学科計算機室で SolidWorks の認定試験を行いました.事前に受験を希望した学生は21名でしたが,事前に辞退した学生が1名,無断欠席した学生が5名で,結局15名の受験となりました.これは想定内でした.
 3時間で大問7つという試験で,100点満点で70点とれれば合格です.結果は満点で1名が合格しただけでした.平均的な合格率は50%ということなので,正直,少し残念な結果でした.しかし,SolidWorks を使った演習が毎週ある大学もある中で,一年に数回しか使う機会のない本学では,仕方のない結果なのかもしれません.計算機室が開いている時間に自由に練習できるようにアカウントを配布はしましたが,それでも練習する時間が取れなかったようです.試験を実施してくれた SolidWorks Japan の方も,他大学と比較して練習が足りないようだとおっしゃっていました.やはり,きちんとした資格試験です.やりがいがありますね.
 合格に5点足らず,悔しそうな学生もいました.楽しかった,と言ってくれた学生もいました.動機付けとしてはよかったのかなと思います.可能ならば,来年度も行いたいと思います.

2008年12月25日木曜日

クリスマスの中間発表

 今日の午前中は,修士1年の中間発表でした.私としては,この時期には結果はともかく,研究の意義と目標ぐらいは自分なりの言葉で言えるようであって欲しいと思うのですが,なかなかそういう学生が少なくなってきましたね.今日もそのような学生は半分もいなかったような気がします.ちょっとがっかりですね.まともに質疑応答できなかった学生は,おそらく,教員が言うとおりにやっているだけで,自分なりの考えを持つ気がないのだと思います.何のために大学院に進学したのか.教員として,こんなにつまらないことはありません.本当に,がっかりです.
 私が修士の学生のころは,自分のやっていることを世界中で一番良く考えているのは,当然自分だと思っていました.修論審査の時も,審査員の先生方に教えてあげるつもりで話していました.今から考えると,なんと生意気な学生だったのだろうと思います.世間知らずもいいところで,恥ずかしい限りです.けれど,その研究テーマについて毎日何時間も費やしている学生が,たまに報告を聞いているだけの教員に論破されるなんて,ありえないと思いませんか.私は,取り組んでいるテーマについてだけは,指導教員すら超えることができると思うのです.修士の皆さん,教員を踏み台にしてください.

2008年12月24日水曜日

クリスマスイブの輪講

 今日は今年度最後の輪講のハズでした.例年,12月最後の輪講までに,後は論文を書くだけという状態にあるということを私にアピールさせています.学部と修士で8人が対象になっていますが,約半数が関門をクリアしたかな?という状況です.今年は少しペースが遅いですね.しかし,ゴールは既に明確なので,あとは結果を出すだけです.例年は,1月には輪講は行わず,論文の作成に専念させるのですが,きちんと区切りをつけるさせるために,全員がクリアするまで輪講を続けることにしました.健闘を祈ります.
 今日はクリスマスイブです.研究室の学生のお母さんから巨大なクリスマスケーキの差し入れがあり,みんなでご馳走になりました.いつもすいません.これまでのご好意には,お子さんへの熱い指導で応えたいと思います.

2008年12月23日火曜日

これも若さか

 今日は旗日ですが,課外活動の大掃除の立会いのために朝から大学です.私は一応この活動の広報担当幹事なんですが,あまり貢献していないので,今回は調布に住んでいる利点を生かして貢献しようというところです.でも,はじめに清掃道具を倉庫から出してあげて,掃除終了後に道具を確認して倉庫を施錠したぐらいですが.
 その間は,昨日の生産システムの講義で提出してもらったレポートの採点をしていました.毎月出すことにしている課題で,今回は11月の講義の内容から,工作機械に関するものを出しました.10月分につづいて2回目で,学生実験などでも面識があるので,さすがに名前と顔と成績が一致するようになってきました.やる気がないと思われる学生は,レポートの評価などを表にしてみるとその傾向は明らかです.一番もったいないのは,やる気はあるのに,元気いっぱいに間違えている学生です.文章はまともなので,単なる勘違いです.もう少し,落ち着いて考えればいいのに.本当にもったいない.
 先週の m-shige's log: 環境調和型ライフサイクル研究ステーション講演会 の感想も提出してもらっていたので,これも確認しました.学生には少し難しい内容だと感じていましたし,寝ている学生が目立っていたので,どんなことを書いてくるか不安でしたが,書いていることからはしっかり聴講したように感じられました.環境への負荷を考慮した製品の価値などについて設計段階から考えられているということを意識してくれた学生も多かったようです.やはり,色々な話を聞かせることは大事ですね.聴講させてよかったと思います.若いうちは多くのことを,どんどん吸収したほうがいいですね.年を取ると,受け入れる情報の見切りが早くなってくるように感じます.

2008年12月22日月曜日

読者の存在を感じます

 昨年,「図解入門 よくわかる 最新金型の基本と仕組み」という金型に関する入門書を出版しました.今日,出版社の担当の方から,読者から用語の間違いを指摘するメイルがあったという連絡をいただきました.一目で間違いとわかるものでした.完全に私のミスです.次回増刷する機会があったら,修正するようにお願いしておきました.
 いただいたメイルには,私の本がとても分かり易く大好きで,本当に初心者の強い味方になっていると思う.だからこそ,キチンとして欲しい,というコメントも書いてありました.間違いをわざわざ教えていただけるだけでも大変ありがたいのですが,このように著者の私を思いやるようなコメントまでいただき,感謝の言葉しかありません.
 この本が出版された当初は,私がこんな本を出してよかったのかと悩むこともありましたが,今では出して本当によかったと思っています.なによりも,本当に初心者の方に最後まで読んでもらえることがうれしいのです.私にこのような本を執筆する機会を与えてくださった当時の担当のMMさんに感謝いたします.

2008年12月21日日曜日

年賀状です

 いつの間にか今年もあと10日となり,年賀状を書かなければならない時期になりました.早めに準備して,良い年賀状を送ろうと毎年思うのですが,結局今頃に気がついて,慌てて書店でデザイン集を買いに行き,適当なものを数種類プリンタで量産するはめになっていました.
 しかし,今年はこれまでの年賀状を反省して,新婚の時以来初めて夫婦で写っている写真を使うことにしました.妻は Adobe Photoshop の使い手なので,デザインはお任せすることにしました.私は住所録の管理と印刷作業担当です.今年,私達の年賀状を受け取る方は,夫婦で共作した渾身のデザインが見れるハズです.たぶん...