2022年2月11日金曜日

銀色有功章をいただきました。

 今日,献血回数70回に到達した記念品として「銀色有功章」のガラス盃が送られてきました.70回目の献血をしたのは昨年の10月3日のことだったので,すっかり忘れていました(笑)

「あなたは七〇回に及ぶ献血を通じて赤十字事業の進展に多大の貢献をされました その御功労に対し感謝の意を表し ここに銀色有功章を贈ります」「赤十字事業の進展に多大の貢献」ということばに感激しました.

 盃ということで,ぐい呑ぐらいの小さなものを想像していたのですが,意外に大きなもので驚きました.一人で使ってもつまらないので,しばらく大事に保管しておきます.献血回数100回で金色のガラス盃をいただいてペアグラスになったら,夫婦で使って楽しみたいと思います.

 これまで,月1回のペースで線分献血に協力してきましたが,新型コロナウイルス感染防止のために卒業研究発表会が終わるまでということで受診を控えてきました.来週の火曜日に卒業研究発表会が終わるので,協力を再開したいと考えています.

2022年2月9日水曜日

失敗より工夫のなさを恐れよ

が,9日の『【日めくり】2021年版 日々のことば 松下幸之助「創意工夫」』のことばでした.「今以上の成果を求めるのなら、先例を破る工夫が欠かせない。だが、新しい挑戦には、失敗の危険がついて回る。それを恐れるあまり、ともすると昨日と同じことを繰り返す。それでは決して進歩、発展は望めない。失敗を恐れるより、工夫のないことを恐れたい。」という解説が沿えられていました.英訳は,"Worry more about lack of ideas than a lack of success." でした.

 工夫がないということよりも,何もしないということを恐れたいです.最近は,迷ったらとにかく行動するように心がけていますが,まだまだ修行が足りないようです.できれば,考える前に行動しているぐらいになりたいです.

2022年2月7日月曜日

2021年度修士論文発表会 初日

 今日は,電気通信大学 大学院 情報理工学研究科 機械知能システム学専攻の修士論文発表会の初日でした.B室では,朝9時から12名の学生が発表を行いました.私の研究室からも3名の学生が,これまで取り組んできた研究内容を発表しました.

 記憶がないほど久しぶりに,穏やかな気分で終わった修士論文発表会となりました.理由は明らかなのですが,公にすることは控えさせていただきます.また,これまでは指導教員の自分が割り込んで議論を混乱させていると感じていたので,今日は黙っていることに徹していたことも良かったのかもしれません.まあ,私が割り込む必要がなかったとも言えるので,基本的に学生がきちんと発表を全うしてくれたおかげだと思います.最近,学生の発表をオンラインで拝聴する機会が多いのですが,どの発表もとてもしっかりした内容で感心しています.この調子なら,発表会を無理に対面形形式で実施しなくてもよいかもしれません.

 例年,研究室の学生が発表する日の朝は布多天神社に立ち寄り,学生の発表の成功を祈念していたのですが,今日はすっかり忘れてしまいました.モリシゲ,一週間の不覚...orz 来週の卒業研究発表会の朝は,忘れずに参拝したいと思います.

2022年2月6日日曜日

「イノベーションと起業家精神」を読む

 先週末と今週末をかけて,P.F.ドラッカーの著作「イノベーションと起業家精神」を読了しました.このタイトルは,ハードカバーの「ドラッカー名著集 5」でも持っているのですが,今回は読了している副読本?の「もしイノ」との兼ね合いで,ソフトカバーの「エッシェンシャル版」を読みました.といっても,「もしイノ」を読んでから,もう5年も経ってしまいました.極めて遺憾です.

 これまでに,ドラッカーの著作は「マネジメント(エッシェンシャル版)」「非営利組織の経営」「経営者の条件」と読み込んできましたが,この「イノベーションと起業家精神」も精読するに値する素晴らしい内容でした.1985年,ドラッカー75歳の時の著作だとは信じられません.37年も経過した現在でも,十分に通用する内容だと思いました.まあ,世の中があまり変わっていないということなのかもしれませんが...

 イノベーションを遂行するうえで必要な原理と方法について,これだけ体系的にまとめたものを読んだことがありません.自分の誤解に気付かされることも多く,大いに刺激にになりました.イノベーションは今の自分でも実行できそうですが,そのための戦略が「ニッチ戦略」の「専門技術戦略」となるのは必然的かと思います.第14章の「公的機関における起業家精神」の内容も大変勉強になりました.

 この本も,あと2回は読まないと駄目ですね.「もしイノ」を少し読んでみましたが,当時の印象とは違って,かなり前向に取り組めそうです.しばらくの間,週末の読書はこの2冊で決まりとなりそうです.