2014年12月20日土曜日

広島 ⇒ KBK研との合同忘年会

 平成26年12月19日金曜日の朝は,東横INN広島駅新幹線口で迎えました.7時からの朝食開始時間に合わせて1階のロビーに降り,10分で朝食を済ませた後,広島駅新幹線口を7時15分発の広島空港行きリムジンバスに乗って,45分後に広島空港に到着しました.45分のバス移動は,やっぱり,長いと思います.前日,図らずも電車で空港から駅まで移動することになりましたが,これはこれでよかったのだと思いました.どうやら私は,電車の方が好きみたいですね.自動車メーカーを見学に来たのに,こんなことを言って,すみません…

 羽田空港からの移動には,いつも京浜急行線を利用しているのですが,今回,色々な手段で広島を移動したので,いつもと違う移動手段を使ってみようと思い,久しぶりにモノレールを利用してみました.車窓からの眺めが楽しめるのがいいですね.それに,ガラガラに空いていたことが,出張帰りでお疲れの私には最高でした(笑) これからも,真っ昼間の帰路には利用してみたいと思います.

 12時には,大学の居室で仕事を開始することができました.7時に広島のホテルをチェックアウトして,たった5時間で東京(と言っても,調布は多摩ですが…)の職場に到着.なんだか,余裕がないというか… 14時40分から,今年最後の輪講を行い,全員の進捗状況を確認しました.どうやら,心安らかに年末年始を迎えることができそうです.

 18時からは,電通大生御用達の中華料理の店で,お隣りの研究室と合同で忘年会を行いました.この店で食べるのは,昨年の忘年会以来,1年ぶりです.それにしても,中国人食べる四川料理 最も痺れ、最も辛い 「水煮牛肉」,なんだかパワーアップしてませんか? 痺れてしまった舌を洗浄するために,蒸留酒をがぶ飲みしてしまいましたよ.楽しい忘年会だったと思います.来年も開催したいですね.
なんか,茶色いぞ…
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平成26年度 第2回 新加工技術研究委員会

 平成26年12月18日木曜日の午後は,自分が委員長を務める研究委員会で 「マツダ(株) ツーリング製作部」 を見学しました.久しぶりに飛行機で広島へ移動しようと,早朝に自宅を出た直後,「雪のため、運行に影響がないか天候状況の確認を行います」 というメイルが届き,不安な気持ちで羽田空港に到着したところ,同じ案内が続いていました.おまけに,直前の朝一の便は欠航済みという状況でした.
 出発40分前になって,利用する便が予定通り運行されることがアナウンスされましたが,同時に広島空港から広島駅までの高速道路が雪でクローズされているため,リムジンバスが運休しているというアナウンスもありました.不安な気持ちは続きましたが,行けばなんとかなるだろうということで,8時15分発のANA673便に乗り,1時半後,真っ白な広島空港に降り立ちました.

 広島は,雪国になったんだね.最寄りのJR白市駅までのバスは走っていたので,とりあえずそれに乗って白市駅まで移動し,30分の待ち時間の後,山陽本線で45分かけて広島駅に到着しました.10年以上前,何かの気まぐれで利用した時,もう使うことはないだろうと思っていた白市駅を再利用することになるとは思いませんでした.

 他のメンバの動向が気になっていましたが,定刻の13時半頃には最後のメンバが到着し,数分の遅れだけで,無事,委員会を開始することができました.まず初めに,協会活動でいつもお世話になっているADC部長から,マツダとツーリング製作部の取り組みについて紹介していただきました.新デザインテーマ “魂動(こどう)- Soul of Motion”,SPEED,TENSE,ALLURING を実現するための金型技術.特に,使用するCAMを一種類にするという動きに興味を持ちました.私のCAM感とは,真逆ですからね.今後も注目です.

 ちょうど2年前,同じ工場を見学させていただきましたが ⇒「m-shige's log: 型技術協会 平成24年度 第3回理事会」,その時よりも良い意味ですっきりしているという印象でした.大きな金型を,一つ一つゆったりと扱うという取り組みは,先月見学したトヨタ車体の工場と共通しています ⇒「m-shige's log: 型技術ワークショップin愛知 二日目」.金型も開いた状態で見せていただき,大変勉強になりました.

 工場見学後,研究会側からの話題提供としてシミズ工業の方から,「射出圧縮成形による製品薄肉化の取組み」 という題目で講演していただきました.講演後に,講演者とマツダ技術者の皆さんの間で行われたディスカッションの内容,ほとんど分からんかった.研究室に配属された新人が,私と院生の会話を初めて聞いたときに,こんな気持ちになるんだろうななどと,久しぶりに思った次第.それにしても,自分が理解できない話題提供を準備する委員長って,どうなんだろう? 森重,一年の不覚.

 委員会終了後,広島駅に移動し,駅前の海鮮料理の店で技術交流会を開催しました.途中からADCさんも合流,技術論その他の話題で語り合いました.この時,日本のものづくりに対するADCさんの熱い思いを聞いて,自分自身がいつの間にかしまいこんでしまった気持ちを思い出しました.とっても大事なことなので,後日,気合を入れて投稿したいと思います.

 年末近くお忙しい中,少人数の見学に丁寧に対応いただいた,ADCさん,MZNUEさんはじめ,ツーリング製作部の皆様には,心より御礼申し上げます.

2014年12月17日水曜日

清涼飲料水と私(StyleONE 天然水編,2回目らしい)

 今朝,もはやミネラルウォーター 「StyleONE 天然水」 しか買わなくなった赤いコンビニに立ち寄ったところ,同じ銘柄のミネラルウォーターの2リットルのペットボトルが90円で売られていました.ちなみに,私はいつも500mlのものを80円で買っていました.そして,10円払えば1.5リットル増えるという誘惑に負けて,ついに2リットルのものを買ってしまいました.ヘタレですいません.

 ほぼ1年前,「StyleONE 天然水」 について投稿した時は ⇒「m-shige's log: 清涼飲料水と私(StyleONE 天然水編)」,1日で2リットル消費するのは無理なので,買わない,みたいなことを書いていました.私は,ペットボトルの注ぎ口から直接で飲んでいるので,このようなことを書いていたのですが,考えてみれば,飲む都度,コップに注いでから飲めばよかったのですね.自分の考えの浅はかさを恥じ入るばかりです.

 それにしても,500mlと2リットルの値段の差が10円だけというのはどういうことなんだろう? 妻に話してみたところ,「ほとんど,容器代なんじゃないの? あ,あと,運送費?」 という意見を頂戴しました.なるほど,そうかもしれませんね.とにかく,冬季の職場の飲料水は,1週間あたり90円で済みそうです.

2014年12月16日火曜日

「若手が考える5年後、10年後のものづくり」

 今日の午後は,来年6月に開催される 「型技術者会議2015」 の特別セッション企画の打ち合わせのために,横浜関内にある型技術協会事務局に行って来ました.前回のキックオフ実行委員会を欠席した私ですが,全会一致の陰謀,欠席裁判によって,「若手/女性中心の企画」 のリーダーにされてしまったようです.議事録に書いてあるだけで何の連絡もなく,そのうち正式な依頼があるだろうと待機していたのですが,それよりも早く,企画メンバの一人であるSYVECのHRBYS弟さんに諭されてしまい,しぶしぶ動くことにしたというわけです.子供みたいで,すみません.

 メンバは,HRBYS弟さんをはじめ,UNISYSのMKNさん,OKUMAのISHRさん,NISSANのKBTさん(今は,ITさんらしい),森重の5名です.欠席不在だった私がリーダーなうえに,依頼内容も一番緩慢だったらしく,皆さん,とっても不安だったみたい.それはそうですよね.でも,もう大丈夫! …だと思いますよ?

 実行委員会の思惑としては,今年の型技術者会議で行った自動車セットメーカーの部長クラスによるパネルディスカッションを踏まえて,課長クラスの若手によるパネルディスカッションを期待しているみたいとのことでした.しかし,最近の企画は自動車に偏りすぎているという批判を浴びているうえに,自分自身も自動車メーカー中心の方向性には前向きになれなかったので,そのような事情を説明して,自動車以外のメーカーにもパネリストの選出を依頼することになりました.以下,パネリスト案です.

・UNISYS,MKNさん担当
・NISSAN,KBTさんで確定
・HEG,森重から協会理事KNUTさんに依頼
・OKUMA,ISHRさん担当
・Canon,森重から協会理事HTさんに依頼
・OSG,森重から実行委員IMIZMさんに依頼

 そしてそして,今回の司会ですが,HRBYS弟さんにお願いすることになりました.この提案には,メンバ全員が納得しました.2年前の同様の企画では,私が司会進行を担当しましたが,その時に,今度同じような企画があったら,司会はパネリストと同世代の人にお願いしようと思っていました.パネルディスカッションの流れや雰囲気をコントロールする司会の役目は極めて大であります.メンバ全員で,HRBYS弟さんを盛り上げていきたいと思います.

 2年前は,学生向けということで,「こんな会社で働きたい(働いています)」 というセッション名でしたが,今回は同世代をターゲットにしようということで,新たなセッション名について議論したところ,どうせなら上の世代に向けて発信しようということになり,「若手が考える5年度、10年後のものづくり」 に決まりました.これは,上の世代に対する挑戦状ですね?
 さらにさらに,会議全体のテーマ 「共創!ニッポンの型技術」~徹底討論!!日本ブランドの発展に向けて~」 に対する意見も取り上げることにしました.これは,実行委員会に対する挑戦状ですね?

 Twitter のハッシュタグを利用して,会場からの意見をリアルタイムで吸い上げようなんてアイデアも飛び出しました.こんなの,理事会なんかでは絶対に出てきません! 実現に向けて,真剣に検討してみます.なんだか,ワクワクしてきました!

今日の宅飲みは格別でした!
 来年1月中旬までにパネリストを確定,1月末に再度ミーティングを行って内容を確認し,2月18日に行われる第2回実行委員会で報告する予定です.素晴らしいセッションになりそうなヨカン.こうなったら,他の特別セッションを食うぐらいのつもりでぶちかましたいと思います!

2014年12月15日月曜日

誰がために学協会はある

 先週から,学協会の活動に忙殺されていまして,講義の準備にも支障をきたすような状況になってきました.これでは,さすがにいけないと思い,午後からは本業に力を入れるようにシフトしましたが,それでも学協会の仕事に関するメイルが絶え間なく届き,さすがの私もキレました.そして,学協会は誰のためにあるのか? という自分自身への問いかけに対して,今までにない見方で向き合うことになりました.

 学協会の活動は,学協会のためではなく,会員のためのものだという,当たり前のことに気が付きました.今までの私は,完全に勘違いしていた.学協会を助けるために,会員に負担を強いるような取り組み方をしてきたような気がします.

 反対に会員の人は,「学会を食い物にしやがって」 と陰口をたたかれるくらい,学協会を活用するべきです.逆に,会員全員がそくらいの気持ちで学会を使い倒せば,学会自体も活性化すると思います.

 しかし,今の学協会の色々な料金は,使いまくれるような設定にはなっていません.これは,学協会が会員の立場から自身の活動内容を評価していない証拠.はっきり言って,上目線.自営業の人が,参加費が年会費よりも高いイベントに参加する気になるでしょうか? だから,年会費を3倍にして,全てのイベント参加費を無料にするというような考え方には大賛成です.

 私が,学協会の会員として,一番楽しみにしているイベントは,何と言っても,春と秋に開催される大会です.日本全国から同業者が集まって,「久しぶり! 最近,何やってるの?」「しばらく会わないうちに,面白いことやってるね」 そして,朝から晩まで議論して,地元に帰って,日常の活動に生かす.こんな雰囲気になる大会を楽しみにしている会員は多いと思います.だから,発表件数や参加者が数百という数字になるのでしょう.

 今までにない考え方で問題を整理することが出来て,なんだか頭がすっきりしました.とりあえず,自分が委員長をしている研究委員会の活動を見なおしてみたいと思います.学協会も,考え方を変える時期だと思います.

2014年12月14日日曜日

衆議院議員選挙2014

 今日は,第47回衆議院選挙が行われました.私も妻と一緒に,ゴルフスクールの帰り道に投票所となっている小学校に立ち寄り,小選挙区の個人名と比例区の政党名をきちんと記入して投票を済ませました.会場の出口に掲示してあった情報によると,この投票所の投票率は,18時30分の時点で38.36%となっており,当初から危惧されていたとおりの低率でした.全国的にも同じような状況らしいので,おそらく,史上最低の投票率になるのではないかと予想されています.

 結果は,22時の時点で与党自民党が単独過半数に迫る勢いで,「一強多弱」と言われる情勢は変わりそうにありません.良くも悪くも,安定している体制を変えるのにはリスクを伴なうという考え方もあります.変える必要がなければ,変えない.だとしたら,今回の選挙の目的が何であるのか,よく分からなくなってきました.


 国家公務員は,公職選挙法に違反する行為はもとより,政治的中立性に対する国民の疑惑を招くような行為は,厳に慎むように指示されておりますので,これ以上の意見を述べるのは控えさせていただきますが,政権与党の皆さんには,党利党略ではなく,国益を再優先で活動していただくことを期待しております.

結婚10周年記念祝賀会

 平成26年12月12日金曜日は,私達夫婦にとって,10回目の結婚記念日でした.当日は,私が出張で終日不在だったため,翌日の13日土曜日に,結婚披露宴を行った帝国ホテルのレストランで会食となりました.
 これまでの記念日には,インペリアルタワーの地下1階にあるトラディショナルダイニングの店 「ラ・ブラスリー」 を常用してきましたが,今回は10周年ということで,本館2階にあるホテルの看板とも言えるフランス料理の店 「レ セゾン」 を,結婚1周年の時以来,9年ぶりに利用することにしました.「冬の風物詩 ジビエと季節の薫り」 のコース・プランを選択,「ジビエ」 とは,狩猟肉のことで,今回は山ウズラでした.

お通しみたいなもの?
 ガンベローニの凝縮したソースをラッケしたガンベローニの一皿
甘い玉葱のロワイヤル ジロル茸とフォワグラ 栗のヴルテと一緒に
ホタテのリソレ みかんとマカダミアナッツのバター
山ウズラのパイ包み焼き キャベツ デュクセル ラール ジュドトリュフ
ミディ ド オッソーの山頂
デザートのデザート?
パルフェグラッセ ジンとジュニエーブル みかんソルベを添えて
 正直に申し上げて,一生のうちに何度も利用できるようなレストランではありませんが,やはり,値段分の価値はあると思いました.素材が素晴らしいうえに,それを生かすだけでなく,食感まで考慮した調理が絶妙でした.
 今回は,フルコース7皿から1皿減らしてみたのですが,それでも肉料理のメインが出てくる時にはお腹いっぱいで,ちょっともったいないような気がしました.もう,フルコースを許容できない歳なんですね(泣) 次回は,もう1皿減らして,全ての料理をじっくり味わいたいと思います.

 10年という年月は,早かったような,短かったような,要するに,あっという間でした.中小的な事件はたくさんありましたが,不幸と言うような致命的な事件はなく,本当に幸せな10年間でした.10年後,20年後の記念日も,笑顔で祝えるように過ごしていきたいと思います.

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