2012年10月15日月曜日

敬天愛人

 東京都神社庁が毎月発行している格言集「生命の言葉」.平成二十四年九月の言葉は,鹿児島の英雄,西郷隆盛の言葉でした.

 敬天愛人

「天を敬い、天が人々を愛するように人を愛する。」「いかなる艱難にも耐え、激動の世を生き抜いた西郷の信念ともいうべき言葉。」 という説明が,リーフレットの裏に書いてありました.

# 【岩波書店 広辞苑第五版】によると,『かん‐なん【艱難】』 とは,『困難に出合って苦しみなやむこと。つらいこと。なんぎ。「―に耐える」』 という意味だそうです.困難よりもつらい意味みたいですね.


 昨日まで滞在していた鹿児島の史跡を巡っている時に,この「敬天愛人」という文字をいたるところで見ました.「西郷隆盛」に限らず,参拝した照国神社の「島津斉彬公」や「大久保利通」など,鹿児島の人達が郷土の英雄を尊敬し,英雄たちが残した教えを大事しているということを強く感じました.鹿児島県は,良い教育をしていると思いました.

 先月,九月のリーフレットを布多天神社でもらいながら,ブログで紹介するのを忘れていたことを,鹿児島で言葉そのものを見て思い出しました.そして,この言葉は,二度と忘れないと思います.

 鹿児島は,本当に,いいところですね.いつか夫婦で訪れて,妻にも鹿児島の素晴らしさを体感してもらいたいと思っています.

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