2012年10月25日木曜日

海外で働くということ

 昨日の夜のNHKのニュースで 「セカシュー」 なるものについて特集していました.最近,日本の就職状況が芳しくありません.本学の学生も,大分苦労しています.でも,日本で就職できなくても,世界に目を向ければ,働く機会や場所は,世界に目を向ければいくらでもある! 日本がダメでも,世界があるじゃないか! 最初から,世界で働くことを考えてみようよ! みたいな内容でした.なんて無責任な報道なのかと思いました.

 私は,担当している生産システム工学の講義などで,「そのうち,日本で働く機会や場所がなくなったら,戦前のブラジル移民のように,新興国に移民して,現地の人達と同じ条件で働かなければならない時代が来るかもしれない.」 と話してきました.でも,まだそのような時期ではないと思います.まだ今なら,日本の会社に就職し,その会社の看板を背負って,海外に出て活躍する機会があるハズです.

 確かに,たとえ駐在員よりも給料が安くても,責任のない立場で,日々の暮らしを楽しむという生き方もアリかも知れません.しかしその場合は,人生を現地の労働者として終えるだけの覚悟が必要だと思います.そのような覚悟のない人が行っても,現地に居場所を確立できず,日本にも帰る場所もなくなり,さらに不幸な結果になってしまうのではないでしょうか.日本の企業は,海外で働く気概のある若者を求めています.実際,海外に展開しようとしている大企業は,海外への駐在員が足りないということです.

 日本の若い人達,まず,海外で活躍する覚悟を持ってください.そして,気持ちが整理できたら,その気持ちを就職を希望する日本の企業にぶつけてください.必ず,海外で活躍する機会を与えてくれる会社と出会えるハズです.そして,世界を股にかけて活躍する,立派な 「日本人」 になって欲しいと思います.

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