2015年6月10日水曜日

2015年度 精密工学会 事業企画委員会 第1グループ 第2回ミーティング

に出席するために,平成27年6月9日火曜日の夕方は,都営新宿線九段下駅近くにある,精密工学会 事務局 会議室に行って来ました.今日の議題は,再来週,平成27年6月26日(金)に中央大学 後楽園キャンパスで開催することになっている第373回講習会 「これぞ金属積層造形 - 先端研究から活用事例まで」 の運営に関する最終確認と,平成27年10月19日(月)に開催することが決まった設計技法入門の基礎講座の進捗状況の確認が,主な議題でした.色々と波瀾万丈だった再来週の講習会,最終的には滞りなく進めることができるようになりましたが,ここまでのリーダーの苦労は計り知れないものがありました.頭が下がる思いでした.

 学協会の委員になって,どのようなメリットがあるのか? 正直,このような問いかけに対して,真剣に考えたことがありませんでした.自分が,当時の各委員会の皆さんのおかげで学会の活動に関わらせていただくようになって以来,同じような気持ちを下の代に伝えたいと思ったこと.でもこれは,相手の考え方に左右されるものなので,共感してもらえなくても仕方ありません.

 学会の名を借りて,自分が興味のあるテーマで講師の方を招集し,講習会を開催することができるということ.私が委員になった当初のモチベーションとしては,まさにこれが一番のメリットとして教えられました.これは,私が新しく委員をお願いすることになった方にも申し上げていることです.学会を食い物にするつもりでやってくれと.しかし,自分の希望に沿った企画にするためには,それなりの労力を必要とするので,それほどオイシイ話ではありません.

 やはり,一番のメリットは,学協会の活動を通して様々な人と知り合い,人的なネットワークを拡げられるということだと思っています.事実,学協会の活動を通して知り合いになった方との関係は,その後も続いているものが多く,そのメリットは一言では語り尽くせません.正しく,無償のボランティア活動からしか生まれない,プライスレスな関係と言えるでしょう.

 逆に,以上のようなメリットに魅力を感じないという方とは,学協会の活動を共にすることは難しいと感じています.率直に言えば,このような活動は繋いでいくものだと思います.上の代の方から託された以上,下の代に繋ぐことが責任だと思っています.このように考えるようになった人間が上に居ては,組織が硬直するだけ.そろそろ身を引く時期なのかも知れません.

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