2013年3月24日日曜日

伊勢神宮参拝 (6.月讀宮以下四別宮)

 平成25年3月21日,伊勢神宮参拝の二日目,三重県鳥羽市相差(おおさつ)にある 「神明神社(せいめいじんじゃ)」 「石神さん」 を参拝した後 ⇒「m-shige's log: 伊勢神宮参拝 (5.神明神社と石神さん)」,旅館の送迎バスで鳥羽駅まで移動,そこから近鉄線で昨日の五十鈴川駅まで戻り,お伊勢参りを再開しました.
 まず訪れたのは,天照大御神の弟神である 「月讀尊(つきよみのみこと)」 と,その 「荒御魂(あらみたま)」 を祀る,「月讀宮(つきよみのみや)」「月讀荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)」 ,月讀尊の父である 「伊奘諾尊(いざなぎのみこと)」 と,その妻 「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」 を祀る,「伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)」「伊佐奈弥宮(いざなみのみや)」 の,4つの別宮が鎮座している場所です.
 五十鈴川駅から内宮に向かって歩いていくと,左手に入口の鳥居が現れます.そこから木立の中にある綺麗で長い参道を進んでいくと,手水舎が現れます.そこで手と口を清め,奥に進んでいくと,整然と並んだ4つの社殿が現れます.
手水舎
「月讀尊(つきよみのみこと)」を祀る「月讀宮(つきよみのみや)」
右から,「月讀荒御魂宮」,「月讀宮」,「伊佐奈岐宮」
右から,「月讀宮」,「伊佐奈岐宮」,「伊佐奈弥宮」

 天照大御神の家族神を一挙に参拝して,消化不良になりました(笑)

2013年3月23日土曜日

伊勢神宮参拝 (5.神明神社と石神さん)

 平成25年3月21日,伊勢神宮参拝の二日目の朝は,三重県鳥羽市相差(おおさつ)の旅館 「リゾートヒルズ豊浜」 で迎えました.朝食は,我が家のディナーを遥かに凌駕する磯料理.昨日食べたものが,まだ消化されていないような気がして,あまり食べられないと思っていたのですが,結局,完食してしまいました(笑) この旅館の食事は,本当にすばらしい.大オススメの旅館です.

 チェックアウト後,近くにある相差地区の氏神様,「神明神社(しんめいじんじゃ)」 を参拝しました.この神社の参道には,「石神さん」 と呼ばれる女神を祀る小さなお社があります.石神さんには,古くから女性の願いであれば,必ず一つは叶えてくれるという言い伝えがあり,全国からたくさんの女性が参拝に訪れるそうです.購入した伊勢神宮のガイドブックにも載っていたのですが,あまりにも不便なところにあるので参拝は諦めていました.料理を第一と考えてチョイスした旅館の近くに,その石神さんがあり,旅館がチェックアウト後の参拝ツアーをサービスしていると知って,思いがけない幸運を噛み締めることになりました.
 石橋さんは,本当に小さなお社でした.専用の赤い用紙が用意してあって,それに願い事を書いてお参りします.男性も書いてお参りできると思いますが,そんなことをする男性は居ませんよね(苦笑) 私は,普通にお参りをさせていただきました.妻は,自分のことを一つだけお願いするのは難しいからと,私のことをお願いしてくれたみたい.なんだか,泣けるねぇ… (T_T)
 奥にある氏神の神明神社も参拝して,私の留守中,変な仕事が発生しないようにお願いしておきました.結果的に,この参拝の御利益があり,今回の休暇中,大学で不測の案件などが生じることはなく,私はスムーズに仕事に復帰することができました(笑)
 三重県鳥羽市相差町は,本当に雰囲気のよい「海女と漁師のまち」でした.今度は夏に来て,海水浴や海鮮料理を堪能しながら,ゆっくりしてみたいですね.

伊勢神宮参拝 (4.倭姫宮へ)

 平成25年3月20日春分の日,伊勢神宮参拝の初日,「月夜見宮(つきよみのみや)」 を参拝した後 ⇒「m-shige's log: 伊勢神宮参拝 (3.月夜見宮へ)」,伊勢神宮を創建した皇女,「倭姫命(やまとひめのみこと)」 をお祀りしている 「倭姫宮(やまとひめのみや)」 に向かいました.
 月夜見宮から内宮に向かって,両側に石の燈籠が建ち続ける参道らしき道を歩いていくと,小高い山に挟まれた道が現れ,その手前から右手の車止めのある道に入って行くと,農業館,美術館,博物館に続いて,倭姫宮への入口が現れるハズです.我々は,この道に入り損ねてしまい,奥の方から引き返すことになりましたが,どうやら,こちらの方が表参道みたいでした.逆に,運が良かったのかも知れません.初めての神社を参拝する時に,裏参道から入ってしまうと,かなりがっかりした気分になりますから(笑) 周囲を深い森に囲まれた長い参道の雰囲気は,とても素晴らしいものでした.
 倭姫宮は,内宮の外宮なので,本当は内宮を参拝した後にお参りするべきだと思いますが,出来るだけたくさんの神様をお参りしたいという気持ちに免じて,赦していただきたいとお祈りしました.

 倭姫宮を参拝した後,近鉄五十鈴川駅から鳥羽駅に移動し,駅前から送迎バスに乗って30分,宿泊先の旅館に到着しました.料理が評判ということで選んだ宿でしたが,本当に素晴らしい海鮮料理でした.本格的な湯質の温泉も楽しめるので,本当にリフレッシュできます.いい宿にめぐりあえて,よかったです.

伊勢神宮参拝 (3.月夜見宮へ)

 平成25年3月20日春分の日,伊勢神宮参拝の初日,「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」,通称 「外宮(げくう)」 を参拝した後 ⇒「m-shige's log: 伊勢神宮参拝 (2.外宮へ)」,天照大御神の弟神である「月夜見尊(つきよみのみこと)」「月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)」 をお祀りしている別宮,「月夜見宮(つきよみのみや)」 に向かいました.

 ちょうどお昼どきだったので,ランチにすることにしました.当初は,ご当地の「御饌丼(みけどん)」か「伊勢うどん」を食べようと思っていたのですが,ガイドブックに載っていたパスタ専門店が盛況だったので,トライしてみました.松阪牛のミートソースが絶品でした.私の人生の中で,片手レベルですね.それに,とってもリーズナブル.地元の人が多かったことからも,その人気の確かさが裏付けられていると思います.


 月夜見宮までは,外宮裏参道火除橋から徒歩で10分程度.入口の鳥居は,ちょっとした神社と大差ないですが,境内の雰囲気はさすがでした.私は,人混みの中の外宮や宮域内の外宮よりも,静寂の中の月夜見宮の方が断然好きです.
 参拝客の数は,地元の布多天神社の平日ぐらいでしょうか? 伊勢神宮の外宮のすぐ近くにあるというのに,足を運ぶ人はわずかのようです.ちょっとどころか,かなり勿体無いような気がします.もしかすると,外宮の裏参道を歩かないで帰ってしまう人も多いのではないでしょうか? これも,勿体無いです.外宮を参拝したら,帰りは裏参道から出て,そのまま直進,月夜見宮まで参拝することを強く勧めます.

関連ランキング:パスタ | 伊勢市駅宇治山田駅宮町駅

2013年3月22日金曜日

伊勢神宮参拝 (2.外宮へ)

 平成25年3月20日春分の日,伊勢神宮参拝の初日,「せんぐう館」を見学した後 ⇒「m-shige's log: 伊勢神宮参拝(1.せんぐう館)」,「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」,通称 「外宮(げくう)」 を参拝しました.式年遷宮の年ということで,一番年季の入ったお社を見ることになりましたが,私は新しくて綺麗なお社よりも,苔むした屋根のお社の方が断然好きです.

 「正宮(しょうぐう)」 を参拝した後,宮域内にある3カ所の 「別宮(べつぐう)」 を参拝しました.順序はよく分からなかったので,適当です(笑)
風の神をお祀りする 「風宮(かぜのみや)」
豊受大神宮の荒御魂(あらみたま)をお祀りする「多賀宮(たかのみや)」
豊受大神宮がご鎮座する前の地主神をお祀りする「土宮(つちのみや)」

 人混みが苦手の私にはちょっと辛い参拝でしたが.静かで落ち着いた裏参道の雰囲気が最高でした.