2013年12月23日月曜日

家族4人で出島を観光

 従妹の結婚披露宴⇒「m-shige's log: SWKさんの結婚披露宴」の余韻が冷めやらぬ胃を抱えながら迎えた朝,とっても暖かかった昨日から一転,長崎は,今日は雨でした.

 チェックアウトから帰りの13時50分の便まで時間があったので,父母と妹と私の4人で,長崎市内を1時間半ほど観光することにしました.長崎を観光したことがある母と妹が行ったことがない観光スポットということで,「出島和蘭商館跡」 に行くことになりました.御朱印帳を持って来た私ではありましたが,長崎の寺町巡りは,また,今度ということにいたします.時間は,私だけのものではありませんからね.

 色々な建物が復元されていると,長崎観光タウンマップには書いてありましたが,正直,時間がつぶせるだけでよいというぐらいで,あまり期待してはいませんでした.しかし,実際に訪れてみると,予想以上に広い敷地に,10棟の建物が復元されており,室内には調査で出土した遺物や遺構などが,丁寧な説明とともに展示してありました.出島について体系的に学ぶことが出来る,正に「出島博物館」という印象です.1時間では,とても足りません.ハッキリ言って,ナメていました.先入観って,恐ろしい.学ぶ機会を消し去ってしまう.料金500円の価値は,十分にあると思います.2016年には,全ての復元が完了するとのこと.リベンジに訪れる機会があるとよいのですが.

 考えてみれば,父母兄妹の家族4人だけで観光などしたのは,妹が結婚する前で,私も独身だった2011年に,アメリカ同時多発テロに巻き込まれて大変な思いをしたハワイ旅行以来ではないでしょうか ⇒「m-shige's log: ハワイ残留邦人の思い出」.なんだか,とっても懐かしい気分になりました.このような機会を与えていただいた,新郎新婦ご両家の皆様方に,心より御礼申し上げます.

SWKさんの結婚披露宴

 平成25年12月22日土曜日は,従妹のSWKさんの結婚披露宴に出席するために,長崎県長崎市にある 「ルークプラザホテル」 に行って来ました.長崎は,2009年の3月に遠征して以来 ⇒「m-shige's log: 長崎遠征」,2度目の訪問です.当然,飛行機での移動となりました.飛行機に乗るのは久しぶりだと思ったら,昨年の10月に秋田で開催された学会以来だったんですね ⇒「m-shige's log: 第9回 生産加工・工作機械部門講演会 開幕前夜」.都内への外出は多いですが,地方へ出張する機会は,だいぶ減っていることを実感しました.自分が住んでいる調布の街を確認したり,綺麗な雪山を見たり,久しぶりのフライトを堪能しました.

 16時半から結婚披露宴が始まりました.長崎の披露宴では,まず 「おひれ」 という吸い物を頂きます.料理に鯛を使った証拠として,鯛の 「尾鰭(おひれ)」 を入れたからだそうです.
 長崎での食事は,海鮮が美味しいという印象なのですが,やはりその海鮮料理が中心でした.それでいて,ステーキや長崎名物である角煮まんじゅうを出すなど,お肉が好きな人にも配慮している.非常によく考えられていると思いました.海鮮のために日本酒,お肉のためにビール,すっかり飲み過ぎてしまいましたわ(笑)

 新郎のISOさんは,自衛隊の方ということで,仕事柄,結婚披露宴に招待されることが多い私の記憶の中でも,圧倒的な第1位に躍り出るほど体育会系披露宴でした.自衛隊の皆さんのパワフルな余興を楽しみながら,国防というお仕事は,やっぱり,大変なのだろうなと思いました.そんな雰囲気の中でも,堂々と立ち振る舞っているSWKさんの姿が印象的でした.きっと,良い夫婦になると思います.

 新しい家庭を築くことになったお二人のために,「永遠の幸を祈る」


 披露宴の後は,久しぶりにお会いした従妹のTKSさんと,カップルばかりのホテルのラウンジで真面目な話をしたり,SWKさんの親戚の皆さんの二次会にまぜていただくなどしながら,深夜まで飲んでいましたが,父とSWKさんのお父さんによるネイティブ鹿児島弁の会話が,まったく理解できませんでした.「自分の父の言葉が理解できないのは,哀しいことではなくって?」 日本語,奥深い…

2013年12月21日土曜日

26年使ってきた時計とお別れ

 私が枕元に置いている目覚まし時計が,先週から調子が悪くなりました.ちょっとした衝撃でリセットされるようになり,「0月」 のように表示内容もおかしくなってしまいました.時刻合わせも思うように出来ず,手の施しようがない状態です.

 この目覚まし時計は,昭和62年(1987年)の10月8日に,父が知人の結婚披露宴の引き出物としていただいてきた 「DIGITAL CALENDAR」 です.高校生の時から26年間,ずっと私の枕元で時を刻んできました.人生の半分以上を,共に歩んできました.こんなに長く使ってきたものは,他に思いつきません.


 もう,どうにもならないと覚悟したとき,思わず天を仰ぎ,図らずも涙が溢れました.物が壊れて涙を流したのは,子供の時以来ではないでしょうか.自分の過失で壊れたわけではないことが,せめてもの救いです.年始に実家に連れ帰り,譲ってもらった時計が天寿をまっとうしたことを,父に報告したいと思います.

KBK&MRSG研究室大忘年会@食神

 平成25年12月20日金曜日の夜は,お隣りの塑性加工の研究室と合同で,忘年会を開催しました.昨年も,同じように忘年会を開催しましたが,飲み過ぎて大変な醜態を晒してしまいました.そして今回も,デザートを食べたあたりからの記憶がありません.蒸留酒がトリガーになっているということで,遠ざけていた焼酎を,長崎出身の卒業生達を思い出す「壱岐」ということで口にしたことがまずかった.反省の日々の始まりです.それにしても,同じ失敗を繰り返して,バカではないかと思います.

2013年12月19日木曜日

小手先のテクニックではなく 人間力を身につける

が,私がバイブルとしている本「暮らしの絵本 お仕事のマナーとコツ」の冒頭に載っている 「お仕事10か条」の第1条でした.『喫煙マナー、イジメ、セクハラなど、これらは仕事の場でも問題になりますが、じつは仕事以前の「人としての問題」。「仕事」と「私生活」は同じではありませんが、仕事場では無作法だけれど、仕事以外ではできた人間だ… という人は、滅多にいません。「人間として成熟すること」が仕事名人になるための第一歩です。』 という解説が添えられていました.

 反対に,仕事では紳士だけれど,仕事以外では無礼だという人間は結構いると思いますが,こんな輩に出会うと,「なんだコイツは…」 という感じで,本当にうんざりしてしまいます.こういう人は,仕事場で自分を偽るために余計にエネルギーを使うので,仕事以外の場所では我慢することが出来ないのでしょう.イジメも,セクハラも,パワハラも,どこかで無理していることの歪が行動に溢れた結果ではないでしょうか.やはり人間は,性根を変えないと,何も変わらないのだと思います.