2011年1月17日月曜日

JSME RC249 第5回研究分科会

 今日は,日本機械学会RC249研究分科会に参加するために,大阪大学の吹田キャンパスに行ってきました.昨晩,Twitterで大阪に行くことをつぶやいたところ,現地や情報通の皆さんから,降雪で遅延する可能性が大なので,早めに行った方がよいというアドバイスをいただいていました.今朝,6時に起きてニュースを見ると,最大90分の遅れが予想されるというではないですか!慌てて自宅を出発し,8時7分品川発の「のぞみ207号」に飛び乗りました.途中までは,いつもと変わらない新幹線でした.途中で見えた富士山があまりにも綺麗だったので,思わず撮った写真が上のものです.
 しかし,綺麗な富士山を見て喜んだのも束の間,雪がちらほら見えてきたと思っているうちに,名古屋の手前からとんでもない積雪を見ることになりました.30cm以上積もっていたのではないでしょうか.やはり,90分の遅延は真実でした.名古屋では,まだ雪がちらちらと降っていましたが,降雪で名高い米原のあたりでは,雪国と遜色ないと思うほどの吹雪となりました.これだけ大量の雪が降れば,徐行運転されても文句は言えません.結局,新大阪には86分遅れの12時過ぎに到着,会場に着いたのは,分科会の開始時間である13時半の20分前でした.やはり,関東方面の委員の皆さんは,ほとんど遅刻でした.開始時は,ずいぶん寂しい状況でしたが,徐々に増えていって,最終的には予定に近い人数が集まりました.幹事として,大変ありがたく思います.
 今回,会場となった大阪大学の世話役は,私の恩氏であるT先生です.3件の話題提供も,T先生にゆかりのある先生や,大阪近郊の先生となりました.分科会の最後に,研究設備を見学させてもらいましたが,冷暖房もない古い建家に設置された,複合加工機,PKM工作機械,超精密加工機などの最新の設備を見て,T先生の尋常ならざる腕力を垣間見た気がいたしました.あれだけの設備を持ってくる実力は,今の私にはありません.しかし,背伸びすることなく,着実に頑張っていきたいと思います.
 夕方からの懇親会は,眺望の良い学内のレストランで開催されたのですが,受付と会計の仕事で出遅れたうえに,企業委員の方と対話しているうちに時間が経ってしまい,帰りの新幹線も遅延が予想されるということで,中締めの挨拶をKB大学のS先生に丸投げして,関東軍は18時半に撤退を開始しました.新大阪駅から19時17分発の「のぞみ54号」に乗ったところ,上りの遅延は20分程度というアナウンスでした.結局,品川に10分程度遅れて22時過ぎに到着し,23時頃には帰宅することができました.
 下りが4時間,上りが2時間45分,合計7時間弱も新幹線に乗っていました.なんだか,新幹線の中で暮らしていたような一日でした.

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