2015年4月15日水曜日

八重洲⇒ INTERMOLD 2015

 今日の午前中は,型技術協会の朋輩メンバー会に出席するために,東京駅近くの八重洲ブックセンターの隣にある 「本田技研 八重洲ビル 7F D会議室」 に行って来ました.来年9月に開催が予定されている 「30周年記念大会」 の内容について議論するハズだったのですが,今後の協会に関する議論にかなりの時間が費やされました.会長さんも,協会のために色々と考えてくれているということがよく分かりました.もっと多くの理事を巻き込みたいところです.「理事とは地位でなく責任である」 自分の強みを生かせそうな課題も出てきたので,真摯に対応したいと思います.やはり,face to face で議論することは大事だと思いました.

 八重洲での会議終了後,「INTERMOLD 2015」 を見学するために東京ビッグサイトへ進撃.新橋からゆりかもめに乗るつもりだったところ,ちょっとした手違いで大井町からりんかい線に乗るはめに.新橋をパスする京浜東北線があるとは想定外でした.

 そしてそして,今日の駅チカ蕎麦.大井町駅近くにあるチェーン店で,定番の 「わかめそば」 を大盛りでいただきました.460円(税込)でした.やさしい味のつゆで,味は及第点だと思います.出てくるのが遅いのは,茹でたあとに水で洗ってそばをしめているからみたいです.

 12時半頃にようやく 「INTERMOLD2015」 の会場に突入,隅々まで歩いてみました.予想していたよりも,工作機械メーカーの出展が多かったように思います.そして,やはり3Dプリンタの出展が目立ちました.当初の目的だったソフトウェア技術については,目新しい内容を目にすることができませんでした.

 13時30分からは,「試作・デザイン・解析&3Dプリンティングフェア」 特別講演を釣行しました.講師は,大阪大学大学院工学研究科 教授・デザインディレクター・博士(医学) 大阪大学・名誉教授 名古屋市立大学・名誉教授 川崎 和男 氏,デザイン界では大変有名な方です.演題は,「モノづくりとコンシリエンスデザイン」 でした.「コンシリエンスデザイン」 とは、端的な定義を行えば、学術性と芸術性、文科系と理科系の融合・結合・統合をデザインという実務手法で 「学際化」 することです。

 内容が五月雨式で,ちょっと混乱しましたが,トークは軽快で,非常に面白く感じました.3D Printer と 3D Printing.講演を聴いて感じたことは,ものづくりは 「ニーズ・ オリエンテッド(needs oriented)」 でなければいけないということ.道具を作ってから,それを使って作るものを考えるというやり方は,間違っているということです.確かに,自分自身の研究も,道具から入ったものは苦労しているような気がします.

 有用なインプットが多すぎて,消化不良気味ですが,得られた情報は生かさなければ意味がありませんからね.少しずつ,確実に反映させていきたいと思います.

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